令和5年6月9日(日)に山口県長門市油谷(ゆや)で第7回JAL向津具(むかつく)ダブルマラソンが開催され、シングルフルマラソン、30キロウオークにクリニックから各々1名、合計2名が参加しました。
6月8日(土)
午前中診療をして、午後1時前に自動車で出発。途中、湯田温泉のホテルにより、6月29日に開催される山口会の講演会の打ち合わせをして、長門市に向かいました。同じ山口県とはいっても、南東の端から北西の端まで150キロ、高速道路や一般道を経由して、前日受け付けのある会場の午後4時に到着。種目はダブルフル(84.4キロ)、シングルフル(42.2キロ)、棚田ウオーク30キロの3種目。宿泊は昨年と同じ、大会会場に近い「ホテル楊貴館」を予約することが出来ました。前日受け付けをして、ホテルにチェックイン。
海に面した部屋で、ガラス張りで、油谷湾を眺めることができました。今日は雨が降って、部屋食で、夕日が沈むのを見ることはできませんが、豪華な夕食となりました。油谷湾を眺めることが出来る露天風呂のある温泉でリラックスすることができました。明日の天気予報は雨の予想。5月の萩往還に続き雨の中のマラソンになりそうです。
午後10時に就寝。
6月9日(日)
午前5時起床、天候はどんよりとした曇、小雨が降っているようです。午前6時半から朝食。下の階の大部屋で食事。朝食も豪華でした。できれば、ゆっくり朝風呂に入り、ゆっくりと朝食だといいですが、マラソン大会があり、少しせわしかったです。支度をして、ホテルをチェックアウト。雨がだんだん強くなり、雨具着て走ることにしました。持って歩く大会の名前にもあるように日本航空(JAL)が特別共催、ホノルルマラソンやJAL千歳マラソンに続く3つめの冠大会だそうで、近くに空港もないような地域よく共催したなと思いました。
ダブルフルは午前6時スタートで既にスタート、シングルフルが午前8時半スタート、棚田ウオーク30キロが午前9時スタート。雨を少しでも避けるため、木の下でスタートを待ちました。スタートの土のグラウンドは、雨でドロドロになっていました。制限時間はシングルフルが8時間、ウオークが10時間。コースは一見すると島に見える、油谷湾を囲む半島をダブルは一周し、シングルとウオークは半周し、観光スポットを巡るようになっていました。
ムカツク(向津具)と地区の名前は腹が立ったり、吐き気がするような時につかいますが、名前の由来は陸路がすくなく、船で行き来していた頃に向國(むかつくに)となりいつからか「に」が省略されて「むかつく」になったとありました。
午前8時20分から開会式、ゲストは野口みずきさん。シングルフルマラソンの部に参加し、一番後ろからスタートし「千畳敷」まで走ると言っていました。午前8時30分シングルフルマラソンがスタート、野口みずきさんはあっという間に抜いて先の方に走って行きました。雨足は弱くなり、走り出して2キロくらいで、雨は止み、雨具を脱ぎ、ウエストポーチに引っ掛けて、エイドステーションのゴミ箱に捨てました。いきなり上りが始り、その後もアップダウンしかない起伏の激しいコースになっていました。エイドステーションも多くあり、休憩をしたり、ビューポイントの写真を撮ったりして進んで行きました。CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた赤い鳥居がいくつもある「元乃隅(もとのすみ)神社」、「日本の棚田100選」の「東後畑(ひがしうしろばた)棚田」などがコース上にあり、参加者も写真を撮っていました。「元乃隅神社」を下ったところから「千畳敷にあるエイドステーション」まで4.4キロ、斜度が7%ときつく、300mの高低差があり、種目別に追い抜いた人数が一番多い人を「激坂王」として表彰されるようになっていました。カーブを曲がってもまた上り坂で、本当に「ムカツク」マラソンでした。エイドステーションで、カレーをいただき昼ご飯にしました。雨は止み、暑くもない曇り空で、結果的には天候としては一番良かったようです。
中間地点が3時間44分で、残り21.1キロを4時間16分で走れば、制限時間の8時間以内で完走できます。約キロ12分程度、上り坂がつきますが、キロごとのタイムを見ながら、進んでいきました。関門が何ヶ所かあるのはプログラムにありましたが、制限時間が8時間なので、あまりよく見ていませんでした。6時間10分で34キロ地点のエイドステーションに着いて、残り8キロ、後は下り坂で、制限時間まで1時間半と、十分時間があり、エイドステーションでのんびり食べたり、飲んだりしていたら、6時間20分までにエイドステーションを出なければいけなかったらしく、関門に引っ掛かり、リタイヤーとなりました。椅子に座って、リタイヤーの送迎の車を待っていると、途中抜いたり、抜かれたりしていた男性がエイドステーションに到着し、関門に引っ掛かり、スタッフから止められていました。しかしその男性はそれを振り切って走って行きました。車でゴール地点に向かい、ゴール前で待っていると、その男性が戻ってきて、多分7時間50分くらいでゴールしたのでしょう。午後4時半に大久保事務員もゴールしました。参加賞に鶏鍋と焼き鳥があり、アンケートに答えるとアイスキャンディがもらえるようになっていました。よくマラソン大会で、大会の感想のアンケートがありますが、なかなか書くことはありませんが、アイスキャンディーと交換するのはいいアイデアだと思いました。
長時間多くの方がサポーターとして、各ポイントに立って案内し、エイドステーションも十分にあり、地域の方も沿道で応援をしていただき、観光スポットもありと楽しむことが出来ました。日頃だとここまで見て回ることもない地点を巡ることも出来ました。
一言感想
30キロ棚田ウオーク
大久保事務員;7時間30分56秒;今年も坂道がきつかった。ムカツいた。
シングルフルマラソン
大久保院長;34キロ地点の関門に引っ掛かり、リタイヤー。よく関門時間を調べておけばよかった。