ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.10.07

第666回調理実習「魚のホイル焼き」

令和6年10月7日(月)の調理実習は「魚のホイル焼き」を作りました。参加者は4名でした。

10時過ぎに参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
初めに、木村栄養士からストレスとストレッチの関係についての話がありました。ストレスが血糖値を上げる要因の一つですが、運動やストレッチをするとストレスが軽減するようです。「イライラしたらストレッチ、体重を落としたいならストレッチ」と言われていました。
続いて、参加者のBMIや目標体重を一緒に計算して1日に必要なカロリーなどを見直しました。1食だいたい500kcalを3食バランスよく摂りましょうということでした。
最後に、加齢とともにお腹と太ももの筋肉が減りやすいという話があり、簡単にできるストレッチを全員で実践しました。1つ目は腹式呼吸です。姿勢を正してやることがポイントで、1日に3〜5回行います。今回は座ってやりましたが、寝る前に布団の中で横になった状態でやるとわかりやすいみたいです。2つ目はスクワットです。椅子にお尻がつかないように、立ったり座ったりを繰り返し行います。この時に前かがみにならないように気をつけましょう。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時45分から調理が始まりました。

“生姜ごはん”は、精白米はといでザルにあげておきます。しょうがはせん切り、油揚げは油抜きをしてみじん切りにします。調味料を炊飯器にいれて米と炊きます。今回はご飯を型に抜き、黒ごまをのせました。
“魚のホイル焼き”は、鮭にしました。キャベツは太めのせん切り、玉ねぎは薄切り、しめじは小房に分けておきます。アルミホイルに鮭、きゃべつ、しめじ、玉ねぎ、カロリーオフのマヨネーズをかけて包み、200℃のオーブンで約15分焼きます。今回はトマト、いんげん、ぶどうを添えました。
“ひじきの中華風”は、ひじきは水で戻し、サッとゆでてしょうゆで下味をつけます。きゅうり、大根、人参はせん切りにして人参はゆでておきます。具材を調味料で和えて器に中高く盛り付けます。

“すまし汁”は、だし汁に水で戻したわかめと薄切りにしたしいたけを入れて、火が通ったら調味し卵白を加えます。器に注いでねぎを飾ります。
卵黄はというと、”シナモンポテト”で使います。さつまいもは皮をむき、適当な大きさに切ってゆでます。柔らかくなったら熱いうちに潰して、砂糖と卵黄を混ぜ合わせます。俵型に成型し、シナモンをたっぷりまぶして、黒ごまをのせてオーブンで焼きます。

12時に出来上がり食べ始めました。
前日に糖尿病患者会の日帰りバス旅行でぶどう狩りに行ってきました。そこで購入したぶどうを1人2つずつホイル焼きに添えていただきました。新鮮で実がしっかりしていて甘く、とても美味しかったです。
今回から表3の単位を増やすために”ひじきの中華風”にゆで大豆を加えてみました。ゆで大豆は手に入りやすく、ボリュームもアップしてよかったです。煮物や和え物、サラダなどいろいろな料理に使うことができるのでオススメです。
シナモンポテトのさつまいもは”安納芋”を使いました。ゆでると色がとても綺麗になり、皆さんからも好評でした。砂糖の量を献立よりも減らしましたが、しっかり甘さがあって美味しかったです。
さつまいもの話の流れで、焼き芋が好きという参加者の方がいらっしゃいました。いろいろなスーパーやコンビニの焼き芋を食べてみて、ゆめタウンの焼き芋が一番美味しいと教えていただきました。

今回で全5回の初回シリーズを経験された方が3名いらっしゃいましたので、院長から修了証が渡されました。「とてもいい勉強になりました」「続けて参加したい」と、嬉しいお言葉をいただきました。通常の調理実習にも来ていただけることを楽しみにしています。
後片付けをし集合写真を撮って、次回1月にまたお会いすることを約束して、13時過ぎに解散しました。

献立 512kcal (6.4単位)
しょうがごはん 精白米、だし昆布、油揚げ、塩、薄口しょうゆ、酒、しょうが、黒ごま
魚のホイル焼き 鮭、キャベツ、玉ねぎ、しめじ、マヨネーズ、塩、こしょう、トマト、いんげん、ぶどう
ひじきの中華風 ひじき、きゅうり、大根、人参、ゆで大豆、酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、ごま
すまし汁 わかめ、しいたけ、卵白、ねぎ、だし汁、薄口しょうゆ
シナモンポテト さつまいも、砂糖、卵黄、黒ごま、シナモン