ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.10.14

山口県1型糖尿病患者会「山口会」交流会2024

令和6年10月12日(土)から14日(月)まで3日間、山口県1型糖尿病患者会「山口会」の秋のキャンプが周南市の奥にある「大田原自然の家」で開催されました。クリニックから松村栄養士と院長が10月14日のみ参加しました。親御さんやスタッフを含めて、3日間で73名が参加しました。

10月13日(日)が休日診療所当番にあたり、14日のみの参加になりました。
いつも、家から出発して、目的地の「太田原自然の家」に行くのに迷ってしまいます。いつもカーナビにすると、「ポツンと一軒家」に出てくるような山の中の狭い道になり、引き返して別ルートを捜しています。
早めに午前6時前に車で家を出発、やはり途中で道に迷い、午前7時過ぎに会場となっている山口県周南市の奥にある「大田原自然の家」に到着。

子供達が身支度をして、宿泊施設から降りて来て、血糖測定、血糖補正と今日の朝食の炭水物量からインスリン量を計算し、注射。毎回感じる事ですが、インスリン注射を躊躇している大人もこの様子を見ればインスリン注射をもっと受け入れやすくなるのではと思います。

朝食は鶏団子と切り干し大根

講堂に集まり、朝食。久しぶりに会った医師やスタッフに挨拶と近況報告をしました。鳥取県から来ている大山のサマーキャンプに参加している医師から、コロナの影響でキャンプが中止となり、ヘルパーの大学生の継続の中断や社会状況の変化が、キャンプの運営が難し苦なってきていることなどの話がありました。班に分かれて、朝食の後片付け、掃除や洗い物をしました。栄養士より栄養教室の説明がありました。

本日のメインイベントの餅つき、もち米を蒸して、臼に入れ、子供達が杵を持って餅つき、つきあがったお餅はテーブルの移動し、子供達が丸めて作っていき、二臼目には海苔を混ぜて餅つきました。海苔を海苔にまでてつくと、モチの熱さでノリの香ばしい匂いがただよい、これをすぐに食べたら美味しいでしょうが、お持ち帰り用のお土産となります。日頃、餅つきをすることはなく、屋外で楽しい一時を過ごす事が出来ました。

後片付けをして、血糖測定、インスリン注射をして今回最後の昼食は親子丼。最後に集合写真を撮り、和田先生の挨拶で閉会。3日間、親御さん、既に仕事についているOBやOG、大学生、看護師、栄養士、臨床検査技師、製薬会社、医師など多くのサポーターの協力の下に楽しい日を過ごせたのではないかと思います。鳥取からも2名の医師が参加していました。

昼食は親子丼

患者さん達もこれを良い機会として、また日常生活に戻り、よりよい療養を続けていけたらと願います。