平成26年3月より月2回「まかない」を始め、NHKの「サラメシ」を真似て「クリメシ」と名付けました。令和7年3月6日（木）は「シーフードスパゲッティとヨーグルトババロア」、13名が参加しました。3分間スピーチは濱栄養士。

今回のまかないは、6、7月の調理実習の試作で”シーフードスパゲッティとヨーグルトババロア”にしました。
“シーフードスパゲッティ”は、小松菜は根の部分を落として2cm長さに切り、しめじは石づきを切って小房に分けます。青しそは千切りして水にさらしておきます。えびは飾り用のものを人数分残し、あとは半分に切ります。いかのどうの部分は食べやすい大きさに切り、足は2本ずつに分けます。切ったえびといかは下茹でしておきます。別の鍋に湯を沸騰させて塩を入れ、スパッゲティを茹でます。茹でる時間は、パッケージ表記の1分ほど少ない時間にします。茹で上がったら油を少量ふりかけ、スパゲッティがくっつき固まるのをさけます。フライパンを中火で熱して油をひき、シーフード、小松菜としめじをそれぞれ炒めます。ボウルにスパゲッティ、小松菜、しめじを入れて、めんつゆ、こしょう、バターで和えます。シーフードと和えたスパゲッティを器に盛り、きざみのり、飾り用のえび、青しそを飾って完成です。

“ミモザサラダ”は、きゅうりは薄く輪切りにして薄塩をし、レタスはざく切りにします。パセリは細かいみじん切りにしてふきんで包み、水でもみ絞ります。トマトは4つのくし形に切り、そのひとつをさらに4等分にします。卵は固ゆでにして黄身と白身に分け、それぞれをフォークで細かくします。ボウルにマヨネーズ、牛乳、酢、こしょうを合わせて、きゅうり、レタスを和えます。それを皿に盛り、トマトを飾って、白身、黄身の順で卵をふりかけ、パセリを散らします。
“きのこと豆乳のスープ”は、玉ねぎは半分にして薄切りにし、にんじんは千切りにします。しいたけは石づきを取って薄切りにします。エリンギは石づきを取り、根本は輪切り、上の部分は薄切りにします。まいたけはほぐしておきます。鍋に油を熱し、玉ねぎとにんじんを炒めます。玉ねぎがしんなりしたら、分量の水とコンソメを入れて煮込み、にんじんがやわらかくなったらきのこを入れます。きのこが煮えたら豆乳を加え、塩こしょうで味を調えます。器に入れて、小口切りにしたあさつきを散らします。 
“ヨーグルトババロア”は、ゼラチンは分量の水でふやかしておきます。牛乳をレンジで温め、パルスイートを溶かします。ふやかしておいたゼラチンをレンジで溶かし、牛乳に混ぜて冷ましておきます。生クリームは３分だてにします。冷ましておいた牛乳にヨーグルトを混ぜ、3分だてにした生クリームを加えてさらに混ぜ、型に入れて冷凍庫で冷やし固めます。缶詰の桃はひとり1/4個を3等分のくし切りにします。器にババロアを入れ、桃を飾って、今回はアラザンもふりかけました。

今月のお誕生日で、院長が古希を迎えられます。お祝いとして、木村栄養士から紫色の座布団がプレゼントされました。また、院長からバレンタインデーのお返しにクッキーをいただきました。ピスタチオやジャムをトッピングしたもの、フルーティな味のメレンゲクッキーなど、様々な種類が並ぶクッキー缶でした。食後のコーヒーと一緒にどれを食べようか、選ぶ時間も楽しむことができました。

まかないアンケート（計13名）

1.好きなパスタソースは何ですか？
トマト：8名、クリーム：5名、ペペロンチーノ：5名、ジェノベーゼ：5名、和風：6名、その他：ミートソース、ナポリタン
2.腹何分　腹8分：1名、満腹：12名
3.今日のまかない、星いくつ　星2.5：1名、星3：12名
4.感想：シーフードスパゲッティ、具が大きくたくさん入っていておなかいっぱいになりました。
大きなエビが入っていると、ボリューム感、贅沢感を感じておいしさが増すように思いました。
塩分量も考えて作られているので、パスタはさっぱりいただけました。
何となく味が薄く感じました。ネーミングほどシーフード感が味わえなかった。
冷めていたのが残念！時間が経ってしまうので仕方ないですが、パサつき感がありました。
ミモザサラダ、見た目がとても華やか！ドレッシングもさっぱりしていておいしかったです。
卵がとても細かくしてあって美味しかったです。
ドレッシングの味が少し酸っぱい気がした。
きのこと豆乳のスープ、具沢山、優しい味であたたまりました。普段作らないので新鮮でした。
ヨーグルトババロア、とても美味しかったので家でも作ってみます！
ババロアスイーツ系、いつもなめらかで甘さもちょうど良く大満足です！
懐かしい味がしてとても美味しかったです。ブルーのアラザンが涼しげでした。
少し甘いかなと感じました。
どれも美味しくいただけました。
めっちゃ満腹！！サラダの黄、えびのオレンジ、彩鮮やかで目でも楽しめるメニューでした。
お家で作ると、もう少し塩味が強いだろうなぁと思いながら食べました。

3分間スピーチ（要旨）「みそづくり体験」濱栄養士

2月にフラワーランドであったみそづくり体験に参加しました。母と娘が昨年参加し、その味噌がおいしかったので今年も参加することにしました。
今回作る味噌は、”十五夜みそ”というもので直射日光を避け、新聞紙に包んで常温で15日置けば出来上がります。材料は、麹　500g、ゆで大豆　200g、食塩　60gです。麹は乾燥麹よりも生の麹の方がいいと教えてもらいました。

はじめに、ボウルに麹と食塩を入れてよく混ぜます。麹を少し寄せてあいたところにゆで大豆を入れて指でつぶします。大豆をよくつぶした方が味噌を溶いたときにカスがあまり残らないそうです。娘と頑張ってつぶしますが、途中で指がつりそうになるくらい大変でした。

いい感じにつぶれたら麹とよく混ぜ合わせてなじませます。ハンバーグを作るみたいによくこねます。ひとかたまりになったら適当な大きさに丸めてジップロックに入れ、空気を抜きながら平らにしていきます。それを新聞紙に包んで、日が当たらない涼しい場所で15日間置いておくと完成です。
講師の先生とフラワーランドの職員の方は、3か月くらい熟成した方が好きだと話されていました。この味噌のレシピは塩分が少なめになっているので、熟成した方がおいしいみたいです。昨年は15日程度の熟成で食べてみて、確かに優しい味だったと思います。今回はまだ使いかけの味噌が残っているので熟成中です。3か月は無理かもしれませんが、もう少し日にちを置いてから食べてみたいと思います。昨年との違いが楽しみです。

献立　7.47単位（598kcal）
シーフードスパゲッティ　スパゲッティ、えび、やりいか、小松菜、しめじ、青しそ、きざみのり、有塩バター、油、めんつゆ(ストレート)、黒こしょう
ミモザサラダ　卵、きゅうり、レタス、トマト、パセリ、カロリーハーフマヨネーズ、牛乳、米酢、白こしょう
きのこと豆乳のスープ　しいたけ、エリンギ、まいたけ、玉ねぎ、にんじん、あさつき、無調整豆乳、油、コンソメ、水、食塩、白こしょう
ヨーグルトババロア　ゼラチン、牛乳、パルスイート、無糖ヨーグルト、生クリーム、白桃缶、アラザン