ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2025.05.07

スペイン・サンチィアゴ巡礼2025(第5弾ー4)

4月26日(土)現地時間(日本時間は現地時間に7を足す)
サンチアゴ巡礼2日目は、エル・カンソからイラゴ峠を越えて、23.5キロ先のアセボ(Asebo)まで行きました。

午前5時に起床し、食堂で昨日の記事を書いたりして、午前6時半から昨日昼の余りのボカディージョとパン、昨日買ったパイナップルジュース、牛乳、ヨーグルトで朝食。昨日が予定よりも短めの距離だったので、早めに出発の予定が、なんやかやしていると昨日と同じ午前8時前の出発になりました。天候は晴れ、昨日の雨が嘘のようでした。携帯の気温と湿度計を持参していたので、気温9.1℃、湿度50%でした。

朝食は昨日の余り

今日の予定は標高1500mのイラゴ峠を越えて、下ったどこかの街まで20〜25キロくらいで、ペースによって決めることにしました。今日のイベントのメインは峠の頂上にある「鉄の十字架」です。サンチアゴ巡礼の紹介には必ず取り上げられる場所の一つで、本当は日本から石ころを一つ持ってきて、そこに積む予定でしたが、忘れてしまい、アストルガで拾った石をのせることにしました。

カーブを曲がるとまた上りのカーブ
フォンセバドンで昼食

スタート地点のエルカンソの標高が1000m、ゆるやかな上りが続き、上り坂の負担感はあまりありません。6.4キロ地点、本来の昨日の目的地ラバナール(標高1150m)に約2時間で到着しました。そこのバルでカフェオーレとトイレ休憩。さらに上りが続き、昨日の雨のせいか、ぬかるんだ道が多く、さけたり、ゆかるみにある石や枝の上に足を載せて歩いたりとすんなりとした歩きになりません。さらに5キロ先のフォンセバドン(標高1400m)に午後0時20分に到着、昼時なのでトルティージャとキッシュで昼ご飯にしました。

12キロを2時間20分、上りなのでまあまあのペースでした。残り標高100m、2キロで頂上の鉄の十字架で、これまでのペースなら1時間模せずに到着すると思っていました。しかしここからが、予想外に遠く時間がかかりました。見える先には峠のようなカーブの上り坂が見え、そこのカーブまでゆくとまたさらに先にカーブがある繰り返しでした。

アストルガからの石をのせた。
鉄の十字架

午後1時半、「鉄の十字架」に到着。アストルガから持ってきた小石をつんで、写真を撮りました。これで今日のメインイベントは終わり、後は緩やかなアップダウンがあり、二つ目の峠(1520m)を越えたら後は下りのみで楽勝と思っていましたが、ここからさらに思った以上のアップダウンと距離がありました。

これも良く巡礼の紹介に取り上げられるイラゴ峠の先のマンハリンという以前廃墟だったところにトーマスという人がアルベルゲと休憩所をつくっています。電気もシャワーもwifiもない、うまくタイミングが合えば興味をそそられる泊まってみたい「トーマスのアルベルゲ」でした。その近くに繰ると休憩所があり、3名くらいの人が休憩していました。思った以上に時間がかかり、休憩して話を聞くとさらに遅くなりそうなので、写真だけ撮り、当降りすぎ、その先に写真で消化された建物があり、ロープが張って中には入れないようになっていました。良く事情はわかりません。時間があれば誰かに尋ねてみたいです。

トーマスの休憩所
トーマスのアルベルゲ
アセボの街並みが見えてきました。

二つ目の峠と標高差20mなので、ゆるやかなアップダウンかと思ったら、同じような長いカーブの連続で、思った以上に時間がかかりました。やっと峠も越え、後は下りのみと思っていたら、今度は砂利だらけの下り坂で足の置き場に注意しながら、降りなければならず、足への負担や気の抜けない歩きとなりました。やっとアセボの集落が見えて、午後5時アルベルゲも見つかり、一段落でした。シャワーを浴びて、着替えると、予備のシャツと下着が無くなり、時間は遅いですが、洗い場の手洗いで洗って、外に干しました。乾くのは難しそうで、部屋干しになりそうです。

夕食に近くのバルで、日替わりメニューをいただきました。二人で30ユーロ。赤ワイン、一皿目をひよこ豆のスープ、サラダ、二皿目を鶏と豚肉、デザートはアイスクリームとプリンにしました。ひさしぶりにサラダでやさいをたべました。

アセボで泊まったアルベルゲ
乾かなかった衣類は、持参したロープで部屋干し

食事から帰って、午後8時、外は明るいですが、洗濯物は乾いておらず、持ってきたロープで部屋干しにしました。ワインと疲れで午後9時過ぎには就寝しました。本日は23.5キロ、9時間でした。