ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2025.05.07

スペイン・サンチィアゴ巡礼2025(第5弾ー5)

4月27日(日)現地時間(日本時間は現地時間に7を足す)
サンチアゴ巡礼5日目は、アセボ(Asebo)から、25.6キロ先のカンポナラヤ(Camponaraya)まで行きました。今日もいろいろありました。

段々と日にちや曜日の感覚が無くなってきました。今日は日曜日、通常の仕事だと休みの日ですが、今日も歩きました。段々と日常のリズムや体の調子が巡礼の生活パターンに順応してきています。よく高齢者が受信日の曜日を間違えたり、日曜日なのに今日は休みですがと電話がかかってきて。「今日は全国的に休みです」と答えたりしています。

スペインに来て、時差の影響か、毎日午前3時に目が覚めます。トイレに行ってまた寝たりしていました。6時間は寝たので、そのまま起きて、ベッド上でスマホでFBの記事を書いたり、ヘッドライトの光で今日の予定をたてたりしました。いつもの大部屋だと周りの人に気を使ってしませんが、今日は区画が個室ポイので、それができました。午前5時過ぎに1階のトイレに行くと、食堂のドアの下から明かりが漏れており、あけてみると男性がスマホ操作しており、下に降りて携帯のPCで昨日の記事を描きました。

午前7時半から食堂で朝食がでることになっており、出発の支度をして、時間になって降りると、すでに始まっていました。食事といってもトーストをオスピタレイロがフライパンで焼いて持ってきて、それをめいめいがバターやジャムを塗って、コーヒーを飲んでいます。

朝食

食事が終わって、支度をして、いつもより遅く午前8時半にアルベルゲを出発しました。オスピタレイロに日本の「柿の種」の小袋をあげて、少し話をして、「日本に行ったことはないが、日本で寿司と日本酒を食べたい」といっていました。

昨日からの続きで、下り坂と少しのアップダウンの道が続きます。途中、抜いたり抜かれたりする若い女性と挨拶をして、話をしながら歩きました。両親は中国人でオーストラリアに住んで、仕事をしているそうで、これまでや今後の巡礼の予定などをお互いにはなしました。

モリナセカの教会と石の橋

途中、一つ集落を通り過ぎて、午前11時すぎにモリナセカ(Molinaseca)の街まで降りてきました。川が流れ、石の橋、教会と絵に描きたくなるようなきれいな風景でした。少し早いですが、きれいな景色を見ながら、早めの外のテーブルで昼ご飯にしました。いつものボカディージョ、トルティージャ、カフェオーレ、リモナーダ。レモネードと思って注文したら、ワインのようなサングリアのような、甘いアルコール飲料でした。

次の街はポンフェラーダ、大きな街で、観光客も多く、いわゆる西洋風の大きな城がありました。もっと時間があれば、中もどのようなのかみてみたかったです。街中を通り過ぎ、その後は小さな集落が2キロくらいごとにあります。宿泊するにはアルベルゲの数も多くいいのでしょうが、明日25キロ先に、ビジャフランカに泊まりたいアルゲルゲがあるので、なるべく早く着くため、なるべく先に進んでおきたかったのが理由でした。

ポンフェラーダの入り口で休憩

ただそのことが、小さな集落ではアルベルゲが少なく、日曜日で休みだったりして、宿探しに苦労することになりました。午後4時になり、2.5キロ先の集落の2つの宿は休みでした。さらに2キロ先にはアルベルゲが無く、さらに3キロ先の街まで行くしかありません。ポンフェラーダを過ぎてから、ブルガリアから来た女性と一緒に歩いて、状況は同じで一緒に歩きながら探しました。次のカンポナラヤに着くと、一つ目のアルベルゲは休み、もう一つはアルベルゲとホテルを併設している宿で、そこが空いていなければ、次は6キロ先になります。もう午後5時を過ぎ、これ以上は歩きたくなく、空いていることを祈るしかありません。そこに着くとドアが閉まっています。ドアに電話番号が描いてあり、ブルガリアの女性が電話をしてみます。なんとか通じて、オーナーが来ました。

ポンフェラーダの西洋風のお城

今日はアルベルゲも併設のレストランも休みで、素泊まりでホテルの部屋なら、一人40ユーロ、二人なら二人で50ユーロということでした。ブルガリアの女性は高すぎるということで、二人ベアにエキストラベッド(マット)入れたらどうかという提案はだめでした。通常のあるベルゲは10ユーロ位なので、二人で40x2=80ユーロが、50ユーロに30ユーロ安くなり、彼女が居なければ泊まるところが出来ませんでした。そこでブルガリア人の部屋代を自分たちが30ユーロ出し、ブルガリア人が10ユーロ出せばと提案しました。そこで納得し、その代わり明日の朝食はブルガリアの女性が持つことになりました。

ピザのレストランで夕食
カンポナラヤの個室の二人部屋

日曜日で食事が出来るレストランを色々回りますが休みで、いろんな人に聞きながら、ピザのレストランが開いていてそこで食べました。今日はよく歩いて、水も少なくなり、のどが渇いていたので、ビールを2杯飲みました。
部屋に帰って、何もせず10時過ぎに就寝。今日は25.6キロ、9時間でした。