
第27回長野マラソンが令和7年4月20日に開催され、当院の木村栄養士が参加した報告をしてもらいました。
第27回 長野マラソン 木村僖乃
2025年4月20日9150名の選手が桜満開の信濃路をかけぬけました。当日は異常気象で大変暑かったので完走率79%でした。私も2月の京都マラソンに続いて参加しました。京都が5時間のペースランナーに追っ掛けられてのマラソンでしたので気持ちひきずっていました。おまけに長野マラソンは制限時間5時間です。タイムオーバー気にして出場躊躇です。昨年このマラソンに参加して左の膝を痛めて気持ちブルーです。83歳最後のチャレンジと思い出場きめました。マネジャーが「走れる!!」背中を押してくれました。フルマラソン始めて76回の出場です。今回のコメントは記憶に残ったことをお伝えします。
① 助走ができなかった。
会場についてトイレを探して待たされ着替えをするうちに時間があっというまに過ぎ、助走の場所をさがしているうちに時間が経過して助走ができませんでした。其のうえマネジャーと二人の考え方の違いではぐれてしまいました。今回私はゼッケンがJで終わりから3番目です。スタートして最初は息切れがしてスピードにのれずぬかれていきます。これは「危ない」完走無理のことばが頭をかすめます。高齢者助走の大切さを思い知らされあせりの走り始めでした。
② 心がけたペース走
15kmあたりから慣れた走りコンスタントになり、ぼちぼちLからHの方さらにjの方とならんで走れました。前方をみつめて腕を小さく後ろにふってペース法をこころがけます。息切れもしません。エイドステーションは水、スポーツドリンクを交互に。5kmごとにアミノバイタル、10kmごとに100kcalのゼリーを飲みました。痙攣はなかったですが時間のロスがありました。
③ 右足の中指の激痛
18キロ地点で右足中指に凄い痛みです。このままでは走れないと思いましたが靴を脱いで確かめられる状況ではありません。感じでは靴擦れで皮が剥げたかなでした。持参のロキソニンを飲んでしのぎました。この処置良かったようで痛み止めを持って走るのは必要条件かな?と思います。

④ 40キロ地点ハプニング
フルマラソンを経験しているかたはお分かりと思いますが38~40kmは疲労困憊がピークです。長野マラソンでこの地点、残り時間20分くらいだったと思います。先に走って完走したかたが完走メダルを掲げて「みなさん!頑張ってください。完走するとこんな素敵なメタルがもらえますよ!!」確かに今まで見たことない独創的なデザイン。欲しいです。しかし、この状況で走っている選手、完走危ない人たちです。制限時間クリア~~・・・?だれも「頑張る!!」と言うかたいません。「羨ましい!」の声が聞こえました。同感です。ここで木村僖乃はゼリーとアミノバイタル、吐き気をおさえてゆっくり3分くらい時間かけてのみました。(応援ナビはピタッと止まったそうです)
⑤ かろうじてネット4時間47分13秒でフィニッシュ
最後に飲んだゼリーとアミノバイタルが力になり走れました。ℚちゃんのハイタッチ受けて「後5分頑張って」のアナウンスで完走です。応援していた方応援ナビに向けて「動け!!」と叫んだそうです。携帯もかけたようです。和美マネジャーは40kmでついにリタイアかと。迎えに行きかけてフィニッシュに間にあわなかったと。40km地点であの時間でゼリーとアミノバイタルをゆっくりのむなんて「おおもの」だといわれました。
きつい、つらいマラソンでしたが完走できて良かったです。メダル素晴らしいです。 反省点は助走ができるように余裕をもってフルマラソン望みたいです。最後のフルマラソンの思いでしたがペース走ができたのでまだ続けたいで~~す。(笑)
いつものように翌日善光寺さんにお礼参りしました。今年はまた桜が見事でした。絢爛華麗の花見をして長野を後にしました。 終わり