
令和7年6月27日(金)の調理実習は「シーフードスパゲティー」を作りました。参加者は6名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
まず矢野栄養士から、筋肉についての話がありました。筋肉には、余ったブドウ糖をグリコーゲンとして蓄える役割があるため、少なくなると血糖値が上昇してしまうそうです。「ウォーキングは心がけているけれど、筋トレはやっていない」という方が多い様子でしたが、筋肉つけるためには、ウォーキングなどの有酸素運動と筋トレの両方を行うと良いとのことでした。スクワットや踵落としなど、1日1回から徐々に回数を増やしていき、習慣付けていくことをお勧めします。木村栄養士からも、”自分流”を見つけることがとても大事だと言う話がありました。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時半頃から調理が始まりました。
”シーフードスパゲティー”は、小松菜は根の部分を落として2cmの長さに切り、しめじは石づきを除いて小房に分けます。青しそは手でちぎって水にさらしておきます。むきえびは飾り用のえびを人数分残して残りは半分に切り、いかは食べやすい大きさに切り分けます。鍋に湯を沸騰させて塩を入れ、スパゲティーをパッケージ表記の1分ほど少ない時間でゆでます。ゆで上がったら、スパゲティーがくっつき固まるのをさけるために、サラダ油を少量ふりかけておきます。フライパンを中火で熱し、サラダ油をひいて飾り用のえびを先に炒めて取り出し、残りのシーフードも炒めます。火が通ったら、小松菜、しめじを加えてさらに炒め、調味料をで味付けします。ゆでたパスタも一緒に炒めたら器に盛り、刻み海苔、飾り用のえび、青しそを飾って完成です。
”ミモザサラダ”は、きゅうりは薄く輪切りに、レタスはざく切りにします。パセリは細かいみじん切りにして布巾で包み、水で揉み絞ります。トマトは4つのくし形に切り、それを4つに薄く切ります。卵は固ゆでにして黄身と白身に分け、それぞれをフォークで細かくします。ささみは、沸騰した湯に入れて約10分ゆで、さいておきます。ボウルにきゅうりとレタスを入れ、カロリーハーフマヨネーズで和えます。それを皿にささみと一緒に盛り、トマトを飾って、卵とパセリを振りかけます。
”きのこと豆乳のスープ”は、まずまいたけをほぐし、あさつきは飾り用を斜め切りにして、残りは小口切りにしておきます。次に分量の水を沸騰させ、まいたけとコンソメを入れて煮ます。きのこが煮えたら豆乳と小口切りのあさつきを加え、塩こしょうで味を調えます。器に入れて、斜め切りしたあさつきを斜交いに飾って出来上がりです。
”ヨーグルトババロア”は、まずゼラチンを1袋5gに対して大さじ2の水でふやかしておきます。牛乳を温めてパルスイートを煮溶かします。ふやかしたゼラチンをレンジで溶かし、牛乳に混ぜ合わせて冷ましておきます。生クリームは3分だてにします。冷めた牛乳のボウルにヨーグルトを加え、3分だての生クリームも入れて混ぜ合わせたら、型に入れて冷やし固めます。桃は缶から取り出してシロップと分けて薄いくし切りにします。今回はみかん缶も使いました。器にババロアを入れ、桃とみかんを飾ります。青紅葉も添えて、季節を感じる仕上がりになりました。
12時前に出来上がり食べ始めました。
ババロアを作る際、生クリームの3分だてがどのくらいかをみなさん真剣に見られていました。ババロアの場合はこの泡立て具合によって食感が変わってしまうそうです。今回も、口に入れるとふわっとほどけるような軽い口当たりに仕上げることができ、とても美味しかったです。上に飾る果物も綺麗に盛り付けていただき、見た目も華やかでした。
「ミモザサラダの色合いが綺麗だね」と言ってくださった方がおられました。卵の黄身と白身、ささみやトマトなど、盛り付けるものがたくさんありましたが、みなさんのおかげでとてもスムーズに進み、具材がのっていくごとに完成に近づく様子が楽しかったです。
後片付けをし集合写真を撮って、次回8月にまたお会いすることを約束して、13時過ぎに解散しました。