ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2025.07.21

「自転車で東海道53次」第2弾

2025年(R7年)7月19日から21日にかけて、11番三島宿から静岡市、19番府中宿まで行きました。

今回も自転車を輪行袋に入れて、出発地点まで運びました。40数年前に、静岡県立薬科大学(現、静岡県立大学、薬学部)の研究生として、2年間静岡市に住んだので、今回の「自転車で東海道53次」は静岡市までとし、レンタカーを借りて、以前訪れたことのある所を巡ってみることでした。

7月19日(土)
午前中診療をして、午後1時17分柳井駅発の在来線にのり、徳山から新幹線に乗り、新神戸、名古屋と乗り継ぎ、三島駅に午後6時49分に到着しました。午後7時過ぎに、予約していたホテルにチェックイン。7ー11で夕食を買って、部屋で食べ、テレビもおもしろい番組もなく、午後10時就寝。

7月20日(日)
午前5時起床、天候は晴れ、今日も暑くなりそうです。部屋の窓から富士山を眺めることが出来ました。午前6時から朝食、卵はなく、ごはんwith 納豆&海苔。テレビを見ていたら予定より出発が遅くなり、午前7時半ホテルを出発。

部屋の窓から富士山
朝食はご飯with納豆&海苔

車道沿いのコースを建物や住宅地の中を進み、うまく富士山を写真に撮るスポットを探しながらの走りでした。
海沿いの松林が左手(南側)に続き、海を見るため松林の中を通り海に向かってみました。大きな堤防の突堤があり、幅5mくらい、ずっと海岸沿いに、東は伊豆半島、西は御前崎(?)くらいまで、一枚の写真にとれないくらい長く続いていました。突堤にはジョギング、散歩、サイクリングをしており、眺めもよく、横を抜ける車を気にすることもないので、突堤の上を走っていくことにしました。左手は太平洋、右手は松林や富士山を見ながらの走りとなりました。

伊豆半島
御前崎(?)
突堤を走る

富士川の手前で一般道におり、富士川に架かる橋から、富士川と富士山を撮影。午前10時半、出発して3時間、アイスとコーラを買って休憩。

富士川から富士山を望む
アイスとコーラで休憩

本来の旧東海道からはずれたり、合流したりしながら、時々地図アプリで場所を確認して、進んでいきました。午後1時前にコンビニで、アイス、バナナ、牛乳を買って昼ご飯。コンビニにイートインスペースがないのは、涼むことが出来ず、熱気のある日陰で休憩。午後2時前、静岡駅に到着し、今回の「自転車で東海道53次」はここで終了。駅近くのホテルを予約しており、ホテルに行くと午後3時からチェックイン。フリーのドリンクバーがあり、一休みと冷たい水を飲みながら、ホテルのロビーで自転車を輪行袋にいれました。自転車と荷物を預かってもらい、近くの営業所にレンタカーを借りに行き、コンパクトカー「ヤリス」を借りて、ホテルに戻ってきました。午後3時となり、チェックイン。部屋のシャワーで汗を流し、着替え。レンタカーで市内を巡ることにしました。

昼食はアイス、バナナ、牛乳
今回は静岡駅まで

まずは、薬科大学のあった所と茶畑の中にあったアパートにいってみました。当時でも新しいアパートではなく、40年以上経過しており、まだあるかどうかわかりません。カーナビを頼りにアパートあった所には茶畑はそのままありましたが、アパートはなく、一戸建てが何軒が建っていました。近くにあった公園や神社はそのころの面影が残っていました。今度は薬科大学のあった所に行ってみると、新しく静岡県立大学の短期大学部の建物が建ち、今日は参議院選挙の投票会場となり、敷地内に駐車が出来、構内と周りの商店街を歩いてみました。構内は面影は何もなく、移転に際して、ここが薬科大学のあったことの石碑があるのみでした。

アパートは無くなり、一戸建てに
薬科大学の跡地は県立大学の短期大学部に
構内に薬科大学の跡の石碑

昨日が土用の丑の日であり、何度か行ったことのあるウナギやに行ってみました。午後5時からオープンとありましたが、午後5時15分くらいに店に着くと、すでに店内は満席で、順番待ちの状態でした。外から見た外観は以前のままでした。料理は、うなぎ1匹まるまるの定食のみで、ご飯、ウナギの蒲焼きとウナギの背骨、吸い物、漬け物で、税込み5500円。お客の回転は速く、あまり待たずに食べることが出来ました。
ホテルに帰り、大浴場にはいって、テレビはどごも選挙速報の番組のみで、明日の準備をして、午後10時就寝。

夕食はウナギ屋「石橋」
一本焼きうなぎ定食

7月21日(月)

ホテルの朝食;サンドイッチ、カレー、サラダ、牛乳

午前5時起床。どごもテレビは選書結果の続き。出発の準備と輪行袋はコインロッカーに入らず、それ以外の荷物を駅のコインロッカーにあずけ、輪行袋は車に乗せ、午前6時半から朝食。食事はサンドイッチなど、4種類パンから一つ選び、おかずは10種類くらいのプラスチックのカップから3つ好きなのを選択、それ以外は飲み物やカレーもありました。

日本平から、曇りで富士山は見えず。右下が三保の松原

今日のメインの予定は、歌川広重の浮世絵にもなっている、丸子(マリコ)宿にある、とろろ料理の丁子屋で昼ご飯を食べること。丁子屋は午前11時オープンで、それまでに車で市内を回ってみること。

まずは日本平という丘か台地にある、何度か研究会もあった日本平ホテルに行き、駿河湾、伊豆半島、富士山を望む景色を見ること。ホテルは建て替えられ、イメージは変わりましたが、前庭からの眺めは変わっていませんでした。ただ、雲が懸かり、富士山は眺めることが出来ませんでした。

それから、太平洋側に下って、「美保の松原」に行き、羽衣の松は3代目となっていました。初代も切り株がたかさ2mくらい残っていました。それから海岸沿いを「久能山の石垣イチゴ」のあるイチゴ農園通りの前を通り、シーズンは終わって営業はしていません。小学校の頃、社会科で、静岡と言えば「石垣イチゴ」と「登呂の遺跡」。どんな風に石垣にイチゴが生えているのか不思議に思っていました。初めて農園に行った時に、石垣は家の塀に使われるコンクリートブロックを積み重ね、穴にイチゴの苗が植えてあったのを、「な〜んだと意外に感じた」のが、第一印象でした。

3代目「羽衣の松」
三保の松原と遠くに伊豆半島

次は「登呂の遺跡」竪穴式住居、藁で円錐系の建物で、インデアンのテントのようで、アウトドアのような、子供の頃の隠れ家のイメージでした。今テレビのスペイン語講座でスペインの雨の多いガルシア州のことを取り上げており、高床式倉庫はスペインにも「オレオ」という名前で、トウモロコシの保存のため、高床式で、ネズミ返しがつき、通気を良くした構造と似ていること。竪穴式住居はケルト人の石の壁と藁葺きの屋根ににていることがわかりました。

「登呂の遺跡」竪穴式住居
高床式倉庫

これで、予定していた所は全て見て回り、午前10時過ぎ、後は午前11時からの丁子屋でとろろ料理で昼食をとること。する事もないので、早めに行ってみることにしました。店に付いたのは午前10時半、まだオープンまでに30分ありますが、店の前に事前登録用のパッドがあり、順番は8番目でした。11時頃には30番くらいになっていました。11時になると、登録した順番に呼ばれ、店内に、第1陣としてすぐに店内にはいることができました。

歌川広重の丸子宿
丁子屋
桜エビととろろ汁

メニューに「桜エビととろろ汁」一日10食限定とあり、それを注文しました。桜エビのご飯、卵焼きやかきあげ、漬け物、吸い物、とろろ汁と盛りだくさんでした。本来のとろろ汁ご飯も食べるため、麦ご飯も追加注文しました。デザートは水ようかん。出来立てでおいしく、とろろを堪能できました。YOUも何組がいました。

レンタカーを返却して、帰りのチケットを購入し、柳井午後7時前に戻ってきました。輪行袋があり、新幹線も荷物置き場のある一番後ろの座席を購入しなくてはなりません。家族連れも多く、夏休みなっていることを忘れ、時間も未定だったので、帰りのチケットは購入していませんでした。結局、後ろの座席が無く、一つ遅い新幹線に乗ることになりました。今回は35.1キロ、6時間16分でした。

今回は、本来の「自転車で東海道53次」は富士山と太平洋の雄大な景色。後は車で40数年ぶりのなつかしい静岡市内の観光となりました。荷物が多いときに、夏休みのシーズンに回るのは、不便なことがわかりました。次はいつになるかわかりませんが、また報告します。