
令和7年8月29日(金)の調理実習は「海鮮どんぶりお茶漬け」を作りました。参加者は5名でした。
10時15分に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
この献立は、院長が羽田空港にあるお店で食べられて美味しかった料理を作ってみよう、ということで出来たものです。魚は柵の状態で売られている新鮮なものを使うのがポイントで、今回はサーモン、ハマチ、鯛になりました。当日買いに行って作るので鮮度が良く、刺身のままでも美味しいのですが、全部食べてしまわずにお茶漬けとしても楽しんでもらいたいとのことです。
こうした生魚を扱うので、調理の前には木村栄養士から食中毒についての説明がありました。魚に多い腸炎ビブリオという食中毒菌は好塩菌の一種で、文字通り塩を好みます。その代わりに真水に弱いので、魚を触った後は必ず手を洗うことが大事だそうです。また、手や鼻などに付着している黄色ブドウ球菌については、特に手に傷があるとそこで繁殖しやすいため気をつけること、冷蔵庫で食品を保存することで予防できるとのことでした。普段の調理にも当てはまりますが、今回は特に注意してこまめに手を洗いながら作業するようにとありました。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時半過ぎから調理が始まりました。
”海鮮どんぶりお茶漬け”は、ご飯は硬めに炊き、1人分150gを平たく盛ります。刺身は好みや食べやすさを考慮して、それぞれ適当な大きさに切ります。きゅうり、大根、青しそは千切りにします。青しそは水にはなしてアク抜きをします。卵を2個ずつ溶いて、砂糖と塩で調味し、油を引いた卵焼き器で2回くらい巻きながら焼きます。冷めてから角切りにします。ご飯の上に刺身、卵、付け合わせを形よく盛ります。食べるときはまずご飯と刺身を1/3食べ、残りはだし約150㏄をかけながら、好みに応じてわさび漬け、あられ、もみのりを入れて適量の醤油を加えて頂きました。箸休めにたくあんと、今回は新生姜も用意しました。
”こんにゃくの金平風”は、こんにゃくは横に半分包丁を入れて縦長に細く切り、にんじんも細い千切りにします。フライパンに油を引き、こんにゃくを乾煎りします。にんじん、調味料を入れて味を調整し、最後に一味唐辛子を適量加えます。
”小松菜の和え物”は、小松菜は沸騰したお湯に塩を入れ、茎の方から湯がいて葉も湯がきます。水気を絞って2cm幅に切り、調味料で和えます。
”コーヒーゼリー”は、ボウルにインスタントコーヒーと砂糖を入れ、熱湯を加えてよく混ぜます。そこにゼラチンを加えてよく溶かします。ゼラチンがしっかり溶けたのを確認してから水を加えて混ぜます。プリンカップなど、お好みの容器に液を流し込み、ラップをかけて冷凍室で30分冷やし固めて型からはずします。ボウルに生クリームを入れ、氷を入れたボウルの上に重ねて、ハンドミキサーで適当な硬さに泡立てたら砂糖を適宜加えます。ゼリーの上に生クリームをたっぷり形よく盛り、今回はミントを飾りました。
12時前に出来上がり食べ始めました。
海鮮どんぶりお茶漬けは「お刺身が好きで海鮮丼として食べ切ってしまいそうだったけれど、お茶漬けも普段はやらないので美味しかったです」と言ってくださった方がおられました。また「お出汁がとても美味しかったのですが何か味付けされていますか?」と質問もいただきましたが、今回の出汁には一切調味料を使っていません。ここでの出汁は、水に対して昆布1%、かつお節2%の重量で取ります。鍋に水を計量したら、ハサミで切り込みを入れた昆布を加えてから火を付け、沸騰直前まで温めたら取り出します。かつお節を入れて沸騰させたら火を止め、ザルで漉して完成です。ご自宅で出汁を取る際の参考にしてみていただければと思います。
後片付けをし集合写真を撮って、次回10月にまたお会いすることを約束して、13時過ぎに解散しました。