ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2025.09.08

第701回調理実習「魚のホイル焼き」

令和7年9月8日(月)の調理実習は「魚のホイル焼き」を作りました。参加者は4名でした。

10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
まず木村栄養士から、筋力トレーニングについての話がありました。9月は体調不良になりやすい時期ということで、それをカバーしてくれる筋肉をつけるために、日常に取り入れやすいものをいくつかみなさんで一緒にやってみました。上半身のトレーニングは、両手でタオルの端を持ち、思い切り引っ張った状態で腕を伸ばします。そのままタオルが頭の後ろに来るように腕を曲げ伸ばしする運動です。下半身のトレーニングとしては、椅子に座って足を組み、膝がまっすぐなるところまで足を上げ下げします。できるだけゆっくり行うことがポイントだそうです。テレビを見ながらでもできるので、ぜひご家庭で挑戦してみて下さい。
また、歩く時も猫背にならないように、肩を上げ下げし、3回目で後ろにまわして落とした位置の姿勢で、腕を後ろに振ることを意識すると良いとのことでした。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時20分から調理が始まりました。

“生姜ごはん”は、精白米はといでザルにあげておきます。生姜は千切り、油揚げは油抜きをしてみじん切りにします。米を炊飯器に入れて、だし昆布、調味料と一緒に炊きます。
“魚のホイル焼き”は、鮭にしました。キャベツは太めの千切り、玉ねぎは薄切り、しめじは小房に分けておきます。アルミホイルに鮭、玉ねぎ、しめじ、キャベツの順にのせ、その上にカロリーオフのマヨネーズをかけて包んだら、200℃のオーブンで約15分焼きます。今回はトマトとすだちを添えました。
“ひじきの中華風”は、ひじきは水で戻し、サッとゆでて醤油で下味をつけます。きゅうり、大根、にんじんは千切りにして、にんじんはゆでておきます。具材を調味料で和えて器に中高く盛り付けます。

“すまし汁”は、だし汁に水で戻したわかめと薄切りにしたしいたけを入れて、火が通ったら調味し卵白を加えます。器に注いでねぎを飾ります。
卵黄はというと、”シナモンポテト”で使います。さつまいもは皮をむき、適当な大きさに切ってゆでます。軟らかくなったら熱いうちに潰して、砂糖と卵黄を混ぜ合わせます。俵型に成型し、シナモンをたっぷりまぶして、黒ごまをのせてオーブンで焼きます。

11時45分に出来上がり食べ始めました。
今回はホイル焼きの付け合わせにすだちを添えました。脂ののった立派な鮭だったので、すだちをかけるとさっぱりした風味になり、とても美味しかったです。
「ひじきの和え物にきゅうりが入るのが意外だった。大豆も美味しいですね」と言われた方がおられました。ひじきはカロリーを控えつつも、必要な栄養素は補ってくれる万能な食材です。ひじきの中華風は常備菜にもなるそうなので、あと一品足りない時に活用してみて下さい。
また今日は器を少し変えて、ホイル焼きとシナモンポテト、付け合わせを一緒に盛り付けてみました。桜の葉も添えて一気に秋の装いになり、参加者の方からも「これはお茶が必要だね」と言っていただける仕上がりでした。

今回で全5回の初回シリーズを経験された方が1名いらっしゃいましたので、院長から修了証が渡されました。「このメンバーと離れるのは名残惜しいですね」と言われ、調理もお話も楽しんでくださっているようで嬉しいです。通常の調理実習にも来ていただけることを楽しみにしています。
後片付けをし集合写真を撮って、次回11月にまたお会いすることを約束して、13時頃に解散しました。

献立 512kcal (6.4単位)
しょうがごはん 精白米、だし昆布、油揚げ、塩、薄口醤油、酒、生姜、黒ごま
魚のホイル焼き 鮭、キャベツ、玉ねぎ、しめじ、カロリーオフマヨネーズ、塩、こしょう、トマト、すだち
ひじきの中華風 ひじき、きゅうり、大根、にんじん、ゆで大豆、酢、醤油、砂糖、ごま油、ごま
すまし汁 わかめ、しいたけ、卵白、ねぎ、だし汁、薄口醤油
シナモンポテト さつまいも、砂糖、卵黄、黒ごま、シナモン