平成27年4月6日に調理実習があり「すき焼きとババロア」を作りました。参加者は6名、ケーブルテレビの方が2名、取材に来られました。

最初に木村栄養士がカメラに向かって少しだけ今日の献立の説明をされていました。その間は後ろに参加者さんがいるように指示されましたが、「私は後姿なら映っていいですが、前の方は写りたくないので後ろ向いておきます。」と全員後ろ向きになるというすごく不自然な図になってしまい、面白かったです。

それからいつものとおり説明がありました。「糖質オフ」がテーマですので、普段糖質を気にしているかお聞きしました。「カロリーは気にしていますが糖質は気にしていません」「食事をするときに芋や果物をたくさん食べるときはご飯を減らしています」という人が多かったです。それから担当を決め調理に入りました。

すき焼きは各個人で炊くので、材料を分けるだけですがバサッと盛らずに見た目が良いように盛りつけていただきました。切り昆布は柔らかく炊けるのに時間がかかるので担当者が何度も「まだですか？」と確認していました。おろしあえはなまこがないので、タコのなますになりました。だいこん、にんじん、タコ、酢橙の皮をせんに切ったものを甘酢であえました。患者様が木の芽を持ってきてくださったのでガラスコップに盛って上に乗せました。イチゴババロアは材料をミキサーにかけ冷やすだけで簡単なのですが、さらに型を抜くのが大変です。4名くらいが協力してお皿に出しましたが、一番きれいに型抜きされたのが意外にも男性で、写真用にもきれいに抜いていただきました。最後にご飯を70gよそっていただきましたが、「70ｇこれだけですか？絶対足りませんよ」「いつもは倍の量食べますからね」といわれていました。配膳後試食しました。

試食前に撮影が少々あり、「湯気をためるように・・・」と業界用語のようなものを言われていて、やっぱりテレビだなーと一人感心していました。「肉は食べても食べてもまだありますね」「いつも調理実習の後買い物に行きますが、満腹だからあまり買い物がうまくできません」「ババロアは簡単なので家で作ってみます」「お昼にこれだけ良いものを食べたら夜は茶漬けでよいですが、主人がいるのでそういうわけにはいきません」など感想を言われていました。

院長が「私はどうしても映りたくないという人は手を挙げてください」といわれ2〜3名挙手されましたが「5分なのでほとんど映っていませんよ」と声がありました。最終的に「テレビに映るからサインを考えないといけませんね」「家にはケーブルつないでいないので見に行きます」などいわれている方もいらっしゃいました。出来上がりがどうなっているか楽しみです。

すき焼きとババロア（663kcal）

ごはん：70g

すき焼き：牛もも肉100g、白菜、焼き豆腐、生椎茸、春菊、しらたき、卵、濃口、パルスイート、だし汁

おろしあえ：大根、にんじん、たこ、橙、淡口、酢

切り昆布煮付：切り昆布、エリンギ、パルスイート、濃口、だし

ババロア：いちご、ゼラチン、牛乳、生クリーム、レモン、パルスイート