平成27年4月5日（日）に佐賀県で開催された「さが桜マラソン2015」当院の中倉栄養士が参加し、その報告をしてもらいました。

「第3回さが桜マラソン」　中倉栄養士

昨年に引き続き、さが桜マラソンに出場しましたので報告いたします。

さが桜マラソンはフラットで走りやすいことや制限時間、博多からのチャーターバスが出ているので行き易いといった点で今年も出ることにしました。今回は博多で宿が取れずやむ終えず鳥栖にとることとしました。そして鳥栖からはチャーターバスで行く予定でしたが、利用人数が少ないので自力で行ってくださいとの通知が3週間くらい前にきたので、仕方なく当日鳥栖からJRで会場に向かうことにしました。天気予報では雨予想で、前日はテレビとにらめっこしていました。木村栄養士からHP上で実行委員の人が情報を入れているとメールを下さいました。さすが何度もマラソン大会に出ておられます。HPを見るということすら頭になかったので気持ちが楽になり、21時に安心して寝ることができました。

当日、鳥栖駅には始発にもかかわらずランナーらしき人々がたくさんいて、安心しました。雨はぽつぽつしか降っておらず拍子抜けです。佐賀駅から歩いて会場に行き、8：20ころスタートゾーンに入り、8：45からオープニングセレモニーが始まりました。ゲストは千葉眞子さんです。「みなさ〜ん！何突っ立ってはるんですか〜！準備運動してくださ〜い！」と黄色い声が響き渡り、会場大笑い。選手が準備運動をはじめました。それから挨拶でとなたかが「佐賀駅にこんなに人があふれかえったを私は始めて見ました。毎年桜が散ったころにあるのでさが葉桜マラソンといわれています」などと言われて、いつもよりリラックスしてスタートすることができました。

私がいつも目標としているのは「歩かずに走りきること」ですが、それに加えて今回は帰りの電車の指定席を取っているので、なんとしてもその電車に乗りたい！そのためには最低でも6時間以内でゴールしないといけない！というノルマも作って走りました。一番遅いEグループからのスタートで約10分後にスタート。高温多湿の影響か、よく走る途中に横腹が痛くなりますが、それがおなか全体に広がったような痛みがでてきて、足は元気なのに走るときの振動がおなか全体に響き、足を前に出すことができません。歩かず走りきることは断念し、せめて23km地点のぜんざいまで走ろうと思いましたがそれも困難で、15km地点で早くも歩いてしまいました。何とか歩いたり走ったりを繰り返し、ぜんざいと神埼そうめん2杯を平らげ、おなかの痛みをカバーするのに猫背になっていたのか、肩こりにも悩まされましたが、給食の小城羊羹と丸ぼうろはしっかり平らげ、何とかゴールすることができました。かろうじて6時間は切っていました。ゴールしてもゆっくりしている時間はなく、会場から佐賀駅まで徒歩20分。さっさと着替え、とにかく早足で駅に向かい、目標の特急電車に乗ることができました。どの人も考えることが一緒で、特急列車の自由席をとっており、長蛇の列です。佐賀から博多まで約40分、ずっと立つこととなりました。さらに追い討ちをかけたのはランナーが多かったので車内が汗臭かったことです。指定席をとればよかったと後悔。次の日、いつもの恐ろしい筋肉痛が待っているかと思いましたが、フルマラソンに慣れたのか、たくさん歩いたからか、階段がスムーズに歩ける程度の筋肉痛ですみました。足の爪も今のところ黒くなっていません。

今年のフルマラソンの目標は5時間15分切りですが、なかなか厳しいようです。やっぱり私は記録より食欲が勝ってしまうので、給食のご当地グルメを食べに、秋ごろにまたどこかのフルマラソンに出たいなあと思っています。