平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの番組「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和4年6月2日(木)のまかないは「ヘルシーえびかつ」で、13名が参加しました。3分間スピーチは今回はなし。
今回のまかないは、9、10月の調理実習の献立の試作をしました。今回の献立は濱栄養士が立てた献立で、油で揚げないヘルシーなえびカツがメインディッシュです。えびカツにはソースなどかけずに、レモンを絞るので減塩にもなります。
9時に集合して段取りを話し合いながらのスタートとなりました。
”ご飯”は精白米は炊飯器で普通に炊きます。
”ヘルシーえびかつ”は、えびは食感が少し残るくらいに包丁でたたきます。玉ねぎはみじん切り、枝豆はさやから取り出します。(冷凍の場合は解凍しておく) 今回は剥き枝豆を使いました。レモンはくし形に切り、付け合わせのキャベツ、人参、きゅうりはせん切りにして混ぜ合わせておきます。今回使ったきゅうりは千切りにした後、多めの水に放ち、ザルあげして冷蔵庫に入れておきます。こうすることでピンとハリのあるきゅうりになりました。パン粉はフライパンできつね色になるまで乾煎りします。
ボウルにはんぺんを入れ、手で握りつぶすようにほぐします。えび、玉ねぎ、枝豆を入れて混ぜ、塩、こしょうを少々加えてさらに混ぜます。たねを等分に分け、成形してパン粉をつけます。220℃に予熱したオーブンで15分、更に180℃で8分焼きます。器に付け合わせの野菜、レモンと一緒に盛り付けます。
”ごぼうのきんぴら風”ごぼうはたわしできれいに洗い、ささがきにして水にさらしてアクをとります。人参は長さ3㎝の短冊切り、こんにゃくも3㎝の短冊切りにし、さっとゆでておきます。油揚げは油抜きをし、縦半分にして横1㎝幅に切ります。フライパンにごま油を熱し、ごぼう、人参、こんにゃくを入れ炒めます。
水を加えて野菜が柔らかくなったら、油揚げを加え炒め合わせ、調味料を入れて汁気を飛ばしながら炒めます。最後にごまとお好みで一味とうがらしを加えて器に盛ります。
”なめたけ和え”はほうれん草はゆでて、3㎝の長さに切り水気をよくしぼります。ボウルにほうれん草となめたけを入れてよく混ぜ合わせ、器に盛ります。
”ほたてのスープ”は、えのきだけは根元を切り落とし、長さを半分に切ります。長ねぎは斜めうす切りにし、鍋に水を沸騰させ、えのきだけ、長ねぎ、ほたて水煮缶を汁ごと加えます。火が通ったら調味料を入れ、ひと煮たちしたら器に盛ります。
”さつまいもようかん”さつまいもはふかして皮をむき、マッシュ状にし、裏ごしをします。今回やってみて、さつまいもを湯がいた方が水分が残って裏ごししやすいことが分かりました。耐熱容器に牛乳とパルスイートを入れ、人肌程度にレンジにかけます。別の鍋に水と粉寒天を入れて火にかけ、沸騰したら2分間煮溶かします。2つをを混ぜ合わせ、さつまいもを加えてよく混ぜます。
全体が混ざったら火を止め、容器に流し冷蔵庫で冷やし、冷えたら食べやすい大きさに切って盛り付けます。赤紅葉と緑の紅葉を添えて完成です。
まかないアンケート(計13名)
1.さつまいもようかんの甘さはどうですか? 甘い:0名、少し甘い:1名、ちょうどいい:10名、あまり甘くない:2名、甘くない:0名
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:3名、満腹:9名
3.今日のまかない、星いくつ:全員星3つ
4.感想:ヘルシーえびカツ、はんぺんを入れるとボリュームが出ますね。ヘルシーですし、家でも作ってみたいです。えびのプリッと感と枝豆の食感が良かったです。衣はサクサクと中はふわふわでえびの食感もあって美味しかったです。えびカツ大好きなので、家で作ってみます。
なめたけ和え、なめたけだけで調味料入れなくてもしっかり味がつくのですね。やってみます。
きんぴらが柔らかくて美味しかったです。
スープはホタテの味がしっかりしていました。ホタテのスープにしょうがやゆず皮とか入れても良いかなと思いました。
さつまいもようかん、口あたりがよく、さっぱりとして美味しかったです。
献立がバランスよく好きな味ばかりでした。
献立 6.53単位(522kcal)
ご飯 精白米
ヘルシーえびカツ えび、はんぺん、玉ねぎ、枝豆、塩コショウ、パン粉、キャベツ、人参、きゅうり、レモン、ドレッシング
ごぼうのきんぴら風 ごぼう、人参、こんにゃく、油揚げ、酒、みりん、薄口しょうゆ、砂糖、ごま、ごま油
なめたけ和え ほうれん草、なめたけ
ほたてのスープ ほたて水煮缶、えのき茸、長ねぎ、酒、塩コショウ
さつまいもようかん さつまいも、牛乳、パルスイート、粉寒天