「自転車で北海道一周」の第6弾として、平成27年9月20日（日）から23日（水）まで、シルバーウイークを利用して、釧路から襟裳岬の手前の広尾まで行きました。9月21日（月）は羽田空港から釧路空港まで行き、釧路のクロネコヤマトの営業所で自転車を受け取り組立て、音別まで行きました。

午前5時起床、天候は晴れ、昨晩コンビニで買った朝食を食べ、午前6時にホテルから羽田空港行きのシャトルバスに乗り、15分で到着。すでに出発は多くの人で混雑しており、自分のことはさておき「何でこんなに多いの」と思いながら、手荷物がないので、eチィケットでスムーズに搭乗口までいき、7時45分の出発まで1時間以上あり、今回の事をHP用の記事を書いて待ちました。バスでターミナルから出発し、思ったより小さな飛行機に乗り込み、満席で釧路に向け飛び立ちました。

午後9時35分に釧路空港に到着。天候は晴れ、前回8月に釧路湿原を展望台から見ましたが、予想していたような広大な湿原を見渡すことは出来ず、期待はずれに終わりました。今日は40キロ先の音別までなので、時間的に余裕があり、タクシーの運転手さんにお願いして、回り道をして別の展望台によってからクロネコヤマトの営業所に行くことにしました。

運転手さんに、前回釧路湿原展望台からの眺めがいまいちだったことや今日の予定など事情を説明し、3時間くらいで釧路湿原を回ってもらうことにしました。まずは丹頂鶴の見ることが出来る、鶴居台（つるいだい）にむかい、丹頂鶴の群を見ることが出来ました。渡り鳥でなく、ここに住み着いて繁殖している事を聞きました。ポニーが飼われている牧場があり、熊本の馬肉のために育てられ、熊本へ送られ、一定期間育てられ熊本の馬肉として売られるのだそうです。一昨日、ラグビーで日本が歴史的に劇的に南アフリカに勝利した事をテレビで何度か放送したのを見ましたが、見た目YOUが何人が出ており、日本代表としてのルールがあるのでしょうが、似たようなものだなと思いました。

次はコッタロ湿原展望台、丸太の階段を上がると湿原が見えてきました。見渡す限りの草原や湿地が見えてきました。それから湿原の中の砂利道を通って湿原を横断し反対側の細岡展望台より、雌阿寒岳や雄阿寒岳をバックに湿原、釧路川、釧路と網走をつなぐ釧網線を望む雄大な風景を見ることが出来ました。

途中カヌー積んだ車何台かとすれ違い、湿原の中を釧路川が流れ、カヌーで見て回っている人たちがおり、これも湿原の楽しみ方としてはおもしろそうで一度やってみたくなりました。

運転手さんによると年に数日しかないくらい、いい天候の日だったようです。これで釧路市街まで戻ると釧路湿原を一周したことになり、前回できなかった釧路湿原を楽しむことが出来ました。クロネコヤマトの営業所に午後1時過ぎに到着しました。荷物を受け取り、自転車を組立て、空き箱を次の目的地の広尾の営業所に送り、営業所の前で写真を撮ってもらい、午後2時15分にスタートしました。

国道38号線を帯広方向にフラットな道を進みます。交通量が多く、道路の左端を通ったり、時に歩道を通ったりしながら、進みます。先週も雨が降り、川の色は茶色で鮭やマスが遡上してないかと橋から見下ろしますが、いませんでした。スタートから20キロ地点の白糠町（しらぬか）まではフラットでしたが、それから先はなだらかなアップダウンが続き、途中休憩しながら、午後5時に音別の本日宿泊する民宿「山海」に到着しました。

本日は距離も短く、あまりきつい上りもなく、良い天候の中をのんびりと進むことが出来ました。部屋は6畳くらいの広さで、トイレ、風呂、冷蔵庫、電気ポットは共同、冷蔵庫やエアコンはなし、窓を開けると涼しい風が入ってきました。シャワーを浴びて、洗濯をしながら、夕食。午後8時にはすべて終わり、近くのコンビニに明日の行動食を買って、ビールを飲みながら、今日の記事を書いて、午後9時半には就寝しました。