ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.04.26

スペイン・サンチアゴ巡礼2024(第4弾-4)

4月26日(金)現地時間(日本時間から7を引く)

今日はベルシアーノス(Bercianos)から26キロ先のマンシージャ(Mansilla)の予定でしたが、手前の20キロ地点のレリエゴス(Reliegos)まで行きました。

ここのアルベルゲも食堂はありますが、午前7時にならないと電気が付かないため、朝早く目が覚めてもベッドにいるしかありませんでした。午前4時に目が醒めトイレに行き、午後9時に消灯して7時間たっています。午前7時から食堂で朝食が始まるので、このままベッドで横になっていると、周囲の音に目が覚め、午前6時40分になっていました。部屋の電気もつけて、今度は急いで準備をしなければ行けなくなりました。身支度だけして、下の食堂におり、パン、ビスケット、ジュース、コーヒーを取って食べます。バターかジャムがあり、つけて食べました。同じテーブルには日本から来た男性、「韓国の草彅剛」親子と同席になりました。夕食時のおきまりの会話は「今日はどこからスタートしたか?」朝食時は「今日はどこまで行く予定か?」「予約をしているのか」です。
そこで日本人の男性と話をしていると、予定のマンシージャ(Mansilla de las muelas)はアルベルゲは3つあるが、公営のアルベルゲは閉鎖中、残り二つの私営のアルベルゲのうち一つは休みで、残り一つもベッド数も少なくほとんどいっぱいという情報でした。そうするとその先6キロの所にある街まで行くか、その6キロ手前のレリエゴスまでにするか、選択しなければいけなくなったのがわかりました。それを知らなかったら、昨年のオルニージョスで宿が無く10キロ先のオンタナスまで行ったことを思い出しました。昨日洗濯が十分出来ておらず、32キロ先になるとまた夕方になるため、今日は手前の20キロ先のレリエゴスまでにしました。韓国の草薙親子は「残り1個のマンシージャの予約がとれ、大きな荷物がタクシーでの移送にしており、身軽な荷物で行く。」と言っていました。

午前7時からアルベルゲの朝食
カナダからのオスピタレイロと一緒に撮影

オスピタレイロにお礼を言い、一緒の写真を撮り、部屋に戻り、準備をしました。窓から外を見ると草薙親子ともう一人の韓国女性の3人がアルベルゲを出発している後ろ姿が見えました。午前8時にアルベルゲをスタートしました。今日も曇り空で、気温17度、湿度44%。また大草原の中を、まっすぐに延びる土の遍路道を、ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら、進んでいきます。途中先に出た韓国の草薙つよしが戻ってきてすれ違い、どうしたと聞くとバッグを忘れてきたので取りに帰っているとこでした。もう数キロ以上進んでおり、余分な距離になります。時々休憩しながら、午前10時、7キロ先の街、ブルゴ・ラネロ(el burugo ranero)の街のバルでカフェオーレを飲んで休憩。店内に草彅剛の母親と女性がおり、帰ってくるのを待っていました。飲み終わった頃に戻ってきていました。この先、13キロのレリエゴスまでは街が無く、ただひたすら歩くしかありません。

ひたすら一本道を進みます。
レリエゴスのアルベルゲ、夜に子供が2段ベッド上から落ちました。

午後2時レリエゴスに到着、予定していた公営のアルベルゲ「D.Gaiferos」のベッドが空いており、2名で18ユーロ。2段ベッドが10ある部屋で、下の段でした。昨日もでしたが、下の段のマットから上のベッドまで60センチくらいしかなく、鉄の枠で忘れていると頭をぶつけてしまいます。上の段もベッド柵はなく、落ちないようにしなくてはいけません。同じ部屋には小学生から中学生くらいの子供の男女がおり、家族で遍路をしているようで、子供は上の段にいました。

夕食は近くのレストランで、午後6時から遍路メニューがあるようで、そこで夕食を取ることにしました。今日は昨日より早めに付き、シャワーを浴びました。シャワーとトイレは男女共用ですが、シャワー室にはカーテンはないですが、前室があり着替えを置いておけること、また石鹸置き場も付いており、シャワーは固定式ですが、お湯も十分出て、日本式では満点ではないですが、快適でした。

レリエゴスのアルベルゲで全自動洗濯機
道路沿いの歩道に物干し

洗濯機はありませんが、手洗いの洗濯場があり、お湯もでるようなっていました。洗濯に関しては、これまで小さい洗濯石鹸で手荒い、洗濯機の時用に小袋の洗剤を持ってきていました。今回は液体洗剤をプラスチックのボトルに小分けして、手洗いと洗濯機両方に使うことにしました。重さは数十グラムかるくなりました。これまで手洗いの時に洗濯板のように波打った台で洗っていましたが、バケツに水を入れて、手でかき混ぜて、手動洗濯機にして、荒いと濯ぎをすることにしました。そんなに汚れたものではないので、遍路する分には問題ありませんでした。全自動(全部、自分で、動かす)洗濯機でした。庭はなく、アルベルゲの道の前に物干しを出して、干しました。

干している間に街を散策し、いい場所が空ればスケッチをすることにしました。なかなかいい場所はなく、ほかの街にもあった土の中に出来た倉庫をかいてみました。簡単に色づけをして終了。洗濯物は乾いている物もあり、少しまだのものあるので、夕食後に取り込むことにしました、

レリエゴスの街にあった土の倉庫のスケッチ
高い所には、よくコウノトリの巣がある

午後6時歩いて1分の所にあるレストランに行き、夕食。前菜、主菜、デザートを選びます。きょうはひよこ豆の料理、魚料理、ナチュラルヨーグルトを選択、赤ワインと一緒においしくいたが来ました。一人15ユーロ。明日の朝食用に生ハムとチーズのボカディージョ(一人5ユーロ)を持ち帰りで注文しました。

アルベゲ近くのレストランで夕食、前菜はスープ
メインは魚料理、魚は何かよくわからない。

洗濯物で乾いていない物はベッド柵に掛けて、部屋星にしました。午後8時から食堂で、これまで記事が書けていなかったので、1時間ほどワープロで書いて、午後9時に就寝しました。食堂があるので、朝早く起きて続きの記事は書けそうです。今日は20.5キロ、6時間でした。本日6キロ短かった分、明日は早めに出発することにしました。

今日は予定より短く、20.5キロ。