4月27日(土)現地時間(日本時間から7を引く)
今日はレリエゴス(Reliegos)からレオン(Leon)まで行きました。どんよりした曇り空、小雨が降ったり、風が冷たく寒い一日でした。
夜寝ていると、ドスンと大きな音がしました。たぶん子供がベッドから落ちたようです。「Esta bien(だいじょうぶ)?」と言う声が聞こえ、鳴き声や騒ぎはなく、大したことはなかったようです。翌朝家族に聞いてみると「子供が上の段から落ちたが、なんともなかった。」と答えていました。同室の人はみんな目が覚めたようです。
午前4時半に起床し、食堂で昨日買ったオレンジジュースを飲みながら、昨日の記事を書きました。午前5時過ぎに隣のベッドのメキシコから来た女性が朝食を摂るため食堂に来て、出発の準備をしていました。「昨日はベッドから落ちる音で目が覚めて、眠れなかった。」と言っていました。今日はレオンまで行く予定と言っていました。午前6時には出発していました。
午前6時20分、食堂で昨日買ったボカディージョで朝食、準備をして、午前7時40分にアルベルゲを出発しました。今日もどんよりとした曇り空で、オーストラリアから来た男性は今日は雨が降ると言って、まだ雨はいませんが、ポンチョを着て出発しました。土の遍路道には水たまりが出来ており、夜の間に雨が降ったことがわかりました。
午前9時10分マンシージャ(mansilla de las mulas)のポソ広場に到着、そこのカフェ「Alonso」でカフェオーレ、カフェアメリカン、菓子パン1個、5ユーロで買って、店内で食べ、トイレ休憩としました。マドリードからパレンシアに行く特急に乗る前の手荷物検査で、ナイフが没収され、たまたま広場にあった雑貨屋があり、折りたたみナイフを購入しました。その後、くだものやパンを切ったりで役に立ちました。
午前12時、アルカウエルハ(Arcahueja)の街に着き、地図にカフェのマークがあり、そこで昼食と思っていましたが、本日は休業の看板がでていました。急遽広場の東屋で朝のボカディージョの残り、これまでのパンの残りやリンゴを食べて、昼食としました。冷たい風が吹いて、小雨も降ったりして、ザックカバーをして、雨具の上のみをきて、歩きを再開しました。
レオンの街に近ずくと、段々都会になり、道順がわかりにくくなります。黄色い矢印を探し、途中の店で聞いたりしながら進みました。午後3時何とかアルベルゲを見つけることが出来ました。オスピタレイロは高齢の女性で、二人で20ユーロでした。部屋は大部屋を仕切で4つに区切り、各セクションに2段ベッドが4つ配置されていました。2段ベッドの上下になりました。
夕食の場所を聞くと300m位離れたところにアルベルゲのレストランで遍路メニューがあると言っていました。午後6時前にそのアルベルゲに行ってみると、ディナーは午後8時からで、遍路用ではなく、普通のレストランでした。スペインでは夕食が午後8時は普通なのでしょうが、遅くなるのであきらめて、近くにあった「バーガー・キング」で、ハンバーガーセットとサラダを食べてアルベルゲに戻りました。
今日は一日寒い中を歩き、体が冷えて、午後7時40分に就寝しました。毛布がついておらず、ダウンジャケット着て寝たら、暖房も効いており、途中暑くて縫いで寝ました。今日は24.7キロ、7時間40分でした。