前日の受付でゼッケンを貰うとき「シルバーおめでとうございます！」といわれ何のことかわからないで多分女子出場者中最高年齢者だから言われるのだろうと思っていました。がっ！違っていました。10回目出場者はゼッケンがシルバーを頂戴しゴールドは初回から出ている人だそうです。「えっ　もう10回になるのか！！」です。

さて当日です。いよいよいつものように和美さんの声援をうけて長野運動公園スタートです。前日の受付会場ビッグハット10ｋｍまではスムースに走れました。エムウエーブの17.3ｋｍから左足の脛のあたりに痛みです。こりゃまずいな！です。４，５日まえから左膝、腰に痛みを感じていました。それで靴も底がしっかりしたものに変えての走りです。（腰の衝撃がすくないだろうと勝手に思いました。）痛みを予想してスタートでロキソニンのみました。しかし痛みが加わる感じです。22キロで和美さんが「ヨシノさん」の掛け声です。「今日こそリタイアだよ・・・・」の気持ちですが辛うじて「は～い。」の応答です。段々痛みはひどく激痛に近くなります。中間点をすぎてホワイトリングの給水所で再考して何とか走る抜くために追加のロキソニンを飲みました。（お父さん、お母さん助けて！）です。

ひたすら走りぬきました。33キロ、35キロ、38キロつらいマラソンです。雨もふってきました。38キロで持参のゼリー、吐き気を感じながら辛うじて飲みこみ、少し何とか走り抜けそうな気がしてきました。40キロの地点で走っていると応援の方から声がかかります。「みなさん　苦痛にゆがんだあなたたちの顔は美しい！！」と。初めて聴く応援のメッセイジです。つらいマラソンでしたがこのメッセイジは記憶に残りました。

フィニッシュ近くの電光掲示板が頑張って走れば4時間半以内に入れそうです。ゴールを目指し、ラストでQちゃんにハイタッチしてかろうじて持てる力は出し切って走り抜きました。グロス４：29：20です。ネット4：24：11です。フィニッシュで、ゲストランナー、オリンピック選手で大島出身の嶋原清子さんと一緒でした。ほとんど同時のようです。光栄です。しかしフィニッシュで歩けなくなり左足を引きずっての歩行となりました。
きついマラソンでした。和美さんが「よく頑張った！素晴らしいと！！」と出迎えてくれました。
コンビニで長い傘を購入して杖かわりに歩き、夕食、駅のそばを食べに行くのも杖のおともでした。

翌日和美さんと善光寺さんに参るのも傘をついてお参りです。善光寺さんの往復は時間がゆっくり流れる感じです。桜の花が満開で待ちゆく人もそぞろ歩きです。ワンちゃん連れを3人みかけましたがみな乳母車に乗っています。（私も載せてもらいたいです。）ワンちゃんがまた素敵な服をきて？・・・・・・・。
善光寺さんに無事走れたお礼を述べて柳井へ向けて善光寺さんを後にしました。
このたびのマラソン反省点です。脚がいたくなったのは靴をかえたのが原因と思います。靴を変える時は30キロの長距離を走ってからだと。右足の中指にも水膨れがきていました。靴のせいで脚が痛くなった可能性が大です。固い靴で左膝にもろに来たように思います。よかれと思って変えた靴で走れなくなり残念しごくです。後々まで響き整形に行って水をぬき一週間たった後も2回水を抜き、歩行大変難義しました。現在も５㎞近く走ると翌日痛みます。リタイアした方が賢明だったかな？と思いますが和美マネジャーは「痛みのある脚で82歳がこのタイムで完走をしたのは上出来！」と。