令和6年7月13日から15日まで「走って中山道69次」第10弾として22番岩村田宿から18番軽井沢宿まで行きました。
今回は、次回の交通の便と軽井沢の次に標高1180mの碓氷(うすい)峠越えがあることを考えて、北陸新幹線の佐久平駅から軽井沢駅までの20キロとしました。
7月13日(土)
午前中診療をして、午後1時車でクリニックを出発、午後2時前に岩国空港に到着。今回は機内持ち込みの荷物のみで、前日チェックインをしているので、すんなりと出発ロビーに到着。しかし到着便の遅れで、午後2時45分発が45分遅れとなりました。羽田空港にも混雑のため15分遅れ、結局予定より1時間遅れて、午後5時25分に羽田空港に到着。モノレール、山手線を乗り継ぎ、北陸新幹線で佐久平駅まで行き、午後8時に到着しました。サンドイッチを買って、新幹線内で夕食。
予約していた駅前の「東横イン」にチェックイン。3週間くらい前に飛行機やホテルを予約し、飛行機の残りの座席数も少なく、ホテルの部屋も空いていませんでした。前回泊まった佐久平のホテルもいっぱいでした。
午後8時20分ホテルにチェックイン。前回泊まったホテルには健康ランドが併設されて、大浴場がありましたが、到着が1時間遅れ、移動の疲れもあり行くのはやめにしました。コンビニで明日の朝の朝食を買いに行き、午後10時20分就寝。
7月14日(日)
午前5時起床。天候は曇り空。天気予報は曇りで、昼前から雨の予報。朝食を食べて、なるべく雨が振る前に先に進めるように、午前6時30分にホテルをスタート。上信越自動車道の橋の上から、八ヶ岳が見えるとガイドブックにあり、どれが八ヶ岳がよくわかりませんが、写真を撮っておきました。隣に佐久長聖中学校の建物があり、高校生の駅伝で佐久長聖高校があり、関係があるのかよくわかりません。後で調べると同じ学校法人で私立であることがわかりました。
スタートから緩やかな上り坂が続き、6月の向津久マラソンを思い出させます。午前8時15分、7.8キロ地点のしなの鉄道の御代田(みよた)駅に到着。トイレ休憩をして、地図で場所の確認。まずまずのペースで進んでいます。
時々パラと雨が降りますが、暑くはなく、走るにはいい気候でした。緩やかな登りが続きます。西軽井沢と言う地名が出てきました。そういうわけでもないでしょうが、別荘ぽい建物が道沿いに出てきました。まだまだ登りが続き、出発して13キロ地点くらいで標高1003mの表示があり、スタートから400m近く上ったことになります。そこからは下りから平坦になってきました。
しなの鉄道の中軽井沢駅に到着、駅の建物も大きく、車の量も増え、軽井沢方面の車の流れも渋滞気味で、観光客風の人が増えてきました。旧軽井沢方面の道に入り、ベーカリー、カフェなど軽井沢ぽいしゃれた店が道沿いに増えてきました。午前11時頃から雨が降り続き始め、ポンチョを着ての走りとなりました。日本には珍しい、六叉路の交差点「六本辻」があり、信号はなく、ロータリーになり、時計回りで、自分の曲がるところで左折するようになっていました。そこで、軽井沢駅方面に曲がりました。
午前11時40分、軽井沢駅に到着。明日の出発のために駅の下見をして、ホテルに向かいました。歩いて5分の所にある「アパホテル&リゾート」軽井沢もなかなかホテルが空いておらず、できれば大浴場があってゆっくりできる所がないかと思いましたがありませんでした。アパホテルというと都会にもあるビジネスホテルのイメージがありますが、観光地のせいなのか、軽井沢価格なのか、宿泊代も一泊朝食付きで、 29、700円と東京並になっており、部屋は普通のビジネスの部屋と同じでした。
チェックインは午後3時からということで、ザックの中の使わない物だけを預かってもらい、まだ3時間あり、雨も降っており、近くで食事のできる場所をたずねました。こちらの向かうときにピザの店は昼前なのに、長い行列が出来ていました。駅の南口にアウトレットモールがあり、そこにフードコードあると教えてもらい、行ってみました。ちょうど12時過ぎで昼食時と重なったこともあり、人でいっぱいでした。どこの店の前も行列になっておりあきらめて、中庭にキッチンカーが出て、庭には傘とテーブルがありますが、雨が降って待つ人もおらず、そこでインド料理のキッチンカーでナンとフレンチフライ、コーヒーを待つことなく注文し、食べることが出来ました。
1800円と高めでした。待たずにテーブルでゆっくりと食べることが出来ました。別のキッチンカーの看板に写真付きで、冷たいものと暖かい物を一緒にとパイとアイスが一緒に入った写真があり、ナンを食べ終わって、そちらに行って注文しました。焼き肉の大福の芋アイスのようなもので、アイスと言うよりはソフトクリームとイタリアナポリの伝統菓子の「スフォリアテッラ」というパイ状のお菓子でした。店の人とちょっと話をして、おいしくいただきました。軽井沢は建物の高さ規制があるのか、観光地だからホテルは多いようですが、3建てくらいの建物しかありませんでした。
午後1時過ぎ、まだ午後3時まで時間があり、雨も降っており、アウトレットもいわゆる有名なブランドに店が多く、見て回る気もしませんでした。駅の下見をしたときに軽井沢安東美術館のポスターがあり、藤田嗣治(つぎはる);レオナール藤田の作品を展示とあり、「開運なんでも鑑定団」でも時々作品が取り上げられ、レオナール藤田はおかっぱ頭とメガネの独特の風貌で、本物だと高値が着いていました。駅から歩いて近くなので行ってみることにしました。
美術館は安東夫妻がレオナール藤田の絵を気に入って、私財でレオナール藤田の絵だけを集めた美術館で、藤田の経歴の紹介の上映が、コーヒーをセルフで飲みながら見ることが出来ました。よく題材となる猫や少女の絵、風景などの作品が展示されていました。
写真も一つの写真に3枚の絵が入っていれば、写真撮影も許可されており、何枚か写真を撮りました。「乳白色の肌」の作風を確立し、ちょっとつり上がった目と左右の眼の視線がづれている特徴的な少女の絵など、ゆっくりと鑑賞することが出来ました。今度「開運なんでも鑑定団」のテレビで藤田の作品が出たときには、ちがった感じで見ることが出来そうです。
明日、朝が早く土産物の店が開いてない可能性があり、今日のうちに駅の土産物店でおみやげを買い、ホテルの朝食が午前7時からで、明日の新幹線が午前8時17分発でせわしいので、明日の切符も買っておきました。
午後3時にホテルをチェックイン。特にこれ以上観光をする予定もなく、シャワーを浴び、少し荷物の整理をし、テレビを見て過ごしました。テレビのBBC放送で、トランプ前大統領がペンシルベニアで演説中に狙撃されたが、軽傷であった報道を繰り替えし、報道していました。夕食はホテルにもレストランはありますが、駅のポスターにスペイン料理のレストランの宣伝があり、もしも現地へ行って空いて居ればそこにすることにしました。駅から歩いて10分程度で、途中に第2候補の店があればそこにすることにして、レストランに行くと本日はディナーは満席と入り口にあり、来る途中に信州そばの店があり、そこで夕食にしました。ざるそばと天ぷらで2000円。
ホテルに帰って、明日の準備をして、テレビを見て、午後10時半過ぎに就寝。今日は22.7キロ、6時間25分でした。
7月15日(月)
午前5時起床。窓の外はもやがかかりかすみ、雨は少し降るか降っていないくらいでした。午前7時から朝食、午前8時17分発のはくたかで、食べて直ぐにホテルを出発できるように準備。午前7時からレストランでビュッフェ形式の朝食。今日はごはんwith納豆&海苔、春巻、たこ焼きと盛りだくさんのメニューになっていました。
ホテルを午前8時前に出発。駅の店は開いておらず、昨日おみやげを買っていてよかったです。時間通りに新幹線は出発し、山手線、モノレールと乗り継ぎ、羽田空港には午前10に到着。保安検査場を通って出発ロビーでまだ2時間あり、昨日や今日の記事の作成、新聞を読んで、時間を過ごし、帰りは予定通りに飛行機も飛び、午後2時半岩国空港に到着、柳井に午後3時過ぎに戻ってきました。
今回は天候が不順でしたが、土砂降りの雨ではなく、初めての軽井沢の雰囲気を少し感じることは出来ました。次回は軽井沢から出発です。またお知らせします。