ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.08.22

クリメシ(まかないー249「ステーキ」)

平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」を真似て「クリメシ」と名付けました。令和6年8月22日(木)は「ステーキ」で13名が参加しました。3分間スピーチは渡辺事務員。

今回のまかないは、先日中山道を走られた院長のために肉料理を振る舞いましょう、という話から”ステーキ”にしました。
”パン”は、一人2切ずつになるように切り分け、皿に盛ります。オリーブオイルと塩を添えて完成です。
”ステーキ”は、牛肉を常温に戻し、焼く直前に片面に塩を振ります。フライパンを強火で温めて牛脂を溶かしたら、塩を振った面を下にして牛肉を入れます。片面に焼き目がついたら肉を裏返し、蓋をして火を通します。次に、にんじんのグラッセを作ります。にんじんを茹で、柔らかくなったら半分くらい水を捨てます。砂糖を加えてさらに煮ていき、水分が少なくなってきたらバターを加えてにんじんに絡めます。付け合わせ用に、オクラも茹でました。お皿に肉、野菜をバランス良く盛り付けて出来上がりです。

”サラダ”は、レタスは洗って水気を切り、適当な大きさに切ります。きゅうりは、縦半分に切り、斜め薄切りにして塩を振っておきます。ミニトマトは4分の1に切ります。器にレタス、軽く絞ったきゅうり、ミニトマトを盛り付けて、お好みでドレッシングをかけていただきます。
”スープ”は、えのきは根本を落として半分に切り、パセリはみじん切りにします。鍋に水とコンソメを入れ、切ったエノキを加えて火が通るまで煮ます。器に盛って、パセリをちらします。
”杏仁豆腐”は、鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れて火にかけます。かき混ぜながら2分間沸騰させます。火を止め、パルスイート、豆乳、アーモンドエッセンスの順に加えて混ぜます。型に流し入れ、冷やし固めます。固まったら型から外し、水で戻したクコの実を飾って出来上がりです。

まかないアンケート(計13名)
1.よく使う肉の種類は何ですか?
鶏もも肉:8名、鶏むね肉:3名、豚バラ肉:3名、豚ロース肉:6名、牛ヒレ肉:2名、その他:牛ミンチ肉、牛もも肉、牛ロース肉、豚こま肉、鶏ささみ
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:2名、満腹:10名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:パンが焼きたてでとても美味しかったです。
パンにオリーブオイルと塩はあまりやったことがなかったのですが、良く合っていて美味しかったです!
ステーキ、お肉が柔らかくて美味しかったです!
とても良い牛肉を食べさせていただき、ありがとうございます。シンプルな味付けで、とても美味しかったです。
とっても柔らかいお肉で食べやすく、おいしくて身も心も大満足です。
お肉の焼き加減がちょうど良かったです。
オクラの切り方がおしゃれで参考になります。
にんじんのグラッセ、甘くて美味しかったです。
にんじんのグラッセは、家でも作ってみたいと思うくらい美味しかったです。
スープ、良いお味でした。
杏仁豆腐が好きなデザートのひとつなので、今度作ってみようと思います。
柔らかくてあっさりしていてよかったです。
お腹いっぱいになったので、もう少し少なくても良いかなと思いました。

3分間スピーチ(要旨)「裁判員制度」 渡辺事務員

実は私、昨年、裁判員候補者名簿というものに登録されていました。これは平成21年5月21日から始まり、今年で15年になる、裁判員制度に関するものです。裁判員制度とは国民の中から選ばれた裁判員が地方裁判所で行われる刑事裁判に参加する制度で、裁判員対象事件の代表的なものは、殺人、強盗致死傷、傷害致死、危険運転致死、現住建造物等放火、保護責任者遺棄致死などです。
まず、秋ごろ、地方裁判所ごとに、くじで無作為に選ばれた人の名前が記載された翌年の裁判員候補者名簿が作成されます。

そして11月中旬ころ、名簿に記載された人に、その旨の通知(名簿記載通知)と調査票が送られてきます。私は2022年11月18日にこの通知を受け取り、名簿の有効期限は2023年の1月1日から12月31日まででした。この通知は、翌年、裁判員に選ばれる可能性があることを事前に伝え、あらかじめ心づもりをするためのもので、通知が届いた段階では、まだ具体的な事件の裁判員候補者に選ばれたわけではありません。調査票は、裁判員になれない理由があるかどうか、1年を通じて辞退できる理由(70歳以上、学生、など)がある場合に辞退を希望するかどうかなど、該当項目があれば記載して返送し、裁判員になれない理由や辞退理由が認められる人は裁判所に呼ばれることはありません。

次に、事件ごとに、名簿の中からくじで裁判員候補者が選ばれ、裁判員を選ぶ手続きが行われる日の6週間ほど前に、候補者宛てに、質問票と裁判員を選ぶ手続きの期日のお知らせ(呼出状)が届きます。このお知らせには、裁判員として参加する裁判の日程が具体的に記載されています。また、質問票で辞退を希望することができます。裁判の日数が5日以内の事件では、1事件あたり50人程度の裁判員候補者にお知らせが送られるそうです。

そして、辞退を希望しなかったり、質問票の記載のみからでは辞退が認められなかった人は、選任手続期日の当日、裁判所へ行くことになります。山口県内では、裁判員裁判は山口地方裁判所のみで取り扱っていますので、山口市に行かなくてはなりません。裁判員には日当と旅費のほか、裁判所から離れた所に住んでいるなど、宿泊が必要な場合には宿泊費も支給されるそうです。
いよいよ当日、裁判長から辞退の希望がないかなどについて質問を受け、最終的に一つの事件につき6名の裁判員がくじで選ばれ、必要に応じ、補充裁判員も選ばれます。裁判員や補充裁判員に選ばれた人は、大体その日の午後に行われる裁判に参加し、どちらにも選ばれなかった人は、ここですべての手続きが終了し、その年に他の事件の裁判で呼ばれる事はありません。
今回、私に呼出状が届く事はなかったので、裁判の様子などをお伝えすることはできませんが、昨年度山口県で名簿に登録されたのは2,000名、そのうち選定された裁判員候補者は1,060名、選任された裁判員は54名、これは1事件あたり6名の裁判員が選ばれるので、裁判員対象の事件が9件該当したことになります。今年の11月、あなたのもとにも突然、届くかも知れませんよ。

献立 619kcal (7.74単位)
パン:フランスパン、オリーブオイル、塩
ステーキ:牛肉(ステーキ用)、塩、ブラックペッパー、にんじん、砂糖、バター、オクラ
サラダ:レタス、きゅうり、ミニトマト、ドレッシング
スープ:えのきだけ、コンソメ、パセリ
杏仁豆腐:粉寒天、水、パルスイート、無調整豆乳、アーモンドエッセンス