ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.11.03

下関海響マラソン2024

令和6年11月3日(日)に開催された下関海響マラソンに参加しました。2年ぶりの海響マラソンで、32.8キロ地点の関門(4時間42分)に引っかかり、完走はできませんでした。

募集は5月にオンラインで早い者勝ちの募集で、ちょうど東京での糖尿病学会に参加し、午後8時から募集開始で、その時はTDJの懇親会の最中で、いつも30分もしない内にいっぱいになり、今年はなしだなと思っていました。ホテルに帰ってからダメもとでホームページを見て、まだ募集が続いており、出場権を得ることができ、下関市内のホテルも予約出来ました。のんびりとキロ9〜10分程度のゆっくりしたペースでしか走っておらず、制限時間6時間(平均キロ8分30分ペース)は到底無理な時間で、関門時間との戦いになりそうです。

大型の台風21号が熱帯低気圧に変わりましたが、11月1日(金)から2日(土)にかけて、大雨の天気予報で、11月5日(土)は山陽本線は新山口から下関までは朝から終日、計画運休とあり、新幹線が動けば、徳山から小倉まで行き、在来線で小倉から下関に戻ることにしました。

11月2日(土)

午前中診療をし、午後からは青空もみえ、新幹線の運転も再開したとあり、午後1時前に柳井駅に行ってみると、山陽本線は岩国から下関まで終日運休と掲示がありました。家まで戻り、車で徳山駅まで行き、乗れる新幹線に乗り、小倉まで行くことにしました。徳山駅までは順調に車でいけ、いつも止める新幹線口側の広い有料駐車場に行ってみると満車となり、探して立体駐車場に車が5台くらい並んでいますが、そこで開くのを順番を待ち、なんとか入車できました。それから新幹線の案内を見ると「こだま」だけ運行しており、臨時列車が運行され、ホームにギリギリついて、乗り込もうとすると満員電車のように入り口までいっぱい人が立っていました。それでも何とか入り込み、立ったままで小倉駅まで、行くことができました。新幹線口から在来線乗り場に向かう途中で、JA周東病院の整形外科の小川先生と出会い、明日のマラソンに出ること、ホテルも一緒ということがわかり、一緒に行くことにしました。在来線はまだ門司港から下関までは開通しておらず、1時間後に再開予定と放送があり、門司からタクシーで下関まで行くことにしました。午後5時に、ホテルにチェックイン。

特にしなければならないことはなく、午後6時から下関駅の横にある「吉野家」で牛丼、サラダ、豚汁のセットで夕食。いつもは大浴場付きのホテルに泊まるのですが、今回の「スマイルホテル」には大浴場はなく、マラソン大会の案内に入っていた市内の銭湯の地図があり、下関駅近くの銭湯に入ることにしました。入浴料は450円。昔ながらの銭湯で、ボディソープやシャンプーはなく、番代で購入し、お湯と水が別々の蛇口で毎回お湯を調整しなくてはいけませんでした。大きな湯船に入り、リラックスできました。帰りに明日の朝食をコンビニで買ってホテルに帰って、明日の準備をして、TVを見て、午後9時に就寝。

夕食は吉野家の牛丼
下関駅近くの銭湯「霧島湯」で入浴

11月3日(日)
午前4時半起床。朝食を摂り、午前7時半にホテルに荷物を預けてチェックアウト。秋晴れの昨日までの雨が嘘のような天候でした。

マラソンのスタートは午前8時半、今回は申告を現在の実力より早めの予想タイムで申告したので、AからEまであるグループのCのスタートブロックとなりました。広場に行くとTDJのTシャツを着た青森の木村先生親子を見つけ、一緒の写真を撮り、簡単に近況報告をして、別れました。制限時間が6時間なので、今年の目標はまずはハーフを3時間切れることにしました。できれば30キロまでは行けたらという目標で、完走は目指さずに行けるとこまで行くことにしました。

会場で青森の木村先生親子と出会う
2分11秒でスタート地点を通過

完走するには平均キロ8分30秒のペースになります(8分30秒x42キロ=357分=5時間57分)。前半のフラットなコースでどれくらい貯金ができるか、後半のアップダウンと疲れでどの程度ペースダウンするかにかかっています。そうすると前半はキロ8分切れるくらいのペースを目標にしました。昨年よりコースが変更となり、観覧車あたりと長州出島へ行くコースがなくなり、国道191号線を北に向かうコースとなり、後半はフラットなコースはなく、アップダウンの続くさらにハードなコースとなっていました。

午前8時半スタート、スタート地点を2分11秒後に通過しました。最初の1キロが7分24秒、やはり周りの流れでペースが早くなっています。TDJのTシャツを着た男性が追い抜いていく時に声をかけられ、福岡から来ていること、南先生のグループであること、来月ホノルルマラソンには参加することなど、自己紹介をして、松木さんであることがわかりました。13キロ地点で木村先生の奥様の応援を受けました。その後は7分30秒〜8分の間のペースで進み、15キロを過ぎると8分前半となり、20キロ手前から彦島大橋の頂上まで上り坂が2キロ続き、さらにペースが落ちてきます。ハーフが2時間48分46秒、前半で11分の貯金ができ、第1目標のハーフ3時間切りは達成できました。

1回目の折り返しから戻っていく
13キロ地点、木村先生の奥様の応援

後半はアップダウンがキツく、さらにペースが落ちて、行けるところまで一定のペースで行けるように、ペースはキロ、8分、9分、10分と遅くなり、貯金が減ってきて、各関門の制限時間と通過時間が迫ってきました。

28.7キロの関門が、4時間8分。通過が4時間43秒で何とかパスしました。次の関門が32.8キロ、関門が4時間42分。4.1キロを41分17秒で行くのはアップダウンが続き、スピードがキロ10分を超えており、次の関門通過は難しそうです。結局、32.8キロ地点が4時間52分8秒で、関門に引っかかり、マラソンは終了となり、バスでゴール地点まで移動。午後5時過ぎに柳井に戻ってきました。

ギリギリ28.7キロ関門通過
アップダウンが続く
32.8キロの関門に引っかかる

タイムと一言感想
フルマラソン
木村栄養士;5時間7分14秒(ネット);左足の膝を痛めて変形性膝関節症でフルマラソンはもう無理の思いで出場。昨年同様男女2人のペースランナーが引っ張ってくれました。きつい暑いマラソンでした。37kmから脚にけいれんがきてペースランナーのアドバイスを受け、歩いたり走ったりしながらここが踏ん張りと自分に言い聞かせ、完走!左膝思ったほど炎症が少なく、復活の兆し、感じて嬉しいです。
大久保;32.8キロ地点;4時間52分29秒(グロス);暑くはなかったが、陽に照らされ続けたせいか、いつもより疲れた。久しぶりに休まず30キロ走のいい練習になった。