ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2024.11.18

第670回調理実習「あなごの柳川風」

令和6年11月18日(月)の調理実習は「あなごの柳川風」を作りました。参加者は4名でした。

10時頃に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。
献立説明の前に、朝食について矢野栄養士から話がありました。「みなさんは朝食に何を食べられていますか?」という質問には、「ご飯と納豆や前日の夕食の残り」と答えられた方が多かったです。ご飯やパンなどの炭水化物を摂ると、体内時計がリセットされ、寝ている間に低くなっている体温と血糖も上がり、栄養が脳に行き届くことで1日を元気にスタートさせることができます。また、朝食でタンパク質を食べると、筋力の低下を防ぐだけでなく、肥満の予防にもなるそうです。他にも、睡眠の質を向上させたり、便秘を予防・改善したりするなど、朝食を摂るメリットはたくさんあるとのことでした。パンとコーヒーで済ませる方も多いようなので、タンパク質も取り入れたバランスの良い朝食をしっかり食べましょうというお話でした。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時40分から調理が始まりました。

”あなごの柳川風”は、まず焼きあなごをさっと水で洗って電子レンジで加熱し、4㎝長さに切ります。野菜は切り分け、しめじは小房に分けます。ごぼうは下煮しておきます。別の鍋に煮汁をつくり、一人用の鍋に注ぎ分けます。野菜と焼きあなご、三つ葉は器に盛り付けます。今回は、イチョウ型に抜いた人参とゆず、山椒の芽を飾りました。一人用鍋の火を付け、野菜を加えて柔らかくなったら、あなごと三つ葉、溶き卵をまわし入れて煮ます。卵に火が通ったら出来上がりです。お好みで山椒をかけていただきました。
”さつま芋と切り昆布の煮物”は、さつま芋は皮ごと輪切りにし、人参は半月に切ります。油揚げと切り昆布も切り、昆布は水で戻しておきます。先に人参と切り昆布を鍋に入れ、だしを加えて火にかけます。ラカントとみりんを加え、人参に火が通ったらさつま芋と油揚げを入れて煮ます。しょうゆを加えて野菜が柔らかくなったら火を止め、冷ましながら味を含ませます。

”なすの中華和え”は、まずなすを洗ってグリルでまんべんなく焼き、皮をむいて適当な長さに切ります。干しエビと長ねぎはみじん切りに、かいわれは1~2㎝の長さに切ります。フライパンにごま油を入れ、干しエビと長ねぎを弱火で焦がさないよう炒めます。ボウルに調味料を入れてよく混ぜておき、炒めた干しエビと長ねぎを加えて味をなじませます。器になすを盛ってたれをかけ、かいわれを飾ったら完成です。
”糖質オフチーズケーキ”は、クリームチーズを室温で戻し、柔らかく練り、パルスイートを数回に分けて加えながらよく混ぜます。別のボウルに卵を割りほぐし、おからパウダー、牛乳を加えて混ぜます。そこに、練ったクリームチーズを合わせて混ぜたらアルミカップに入れ、180℃のオーブンで20分焼きます。焼き色がついたら出来上がりです。器にチーズケーキと季節の果物を盛ります。今回の果物はりんごでした。

11時50分に出来上がり食べ始めました。
だんだんと冷え込みが強くなり、温かいものが美味しい季節になってきました。今日は参加者の方からゆずや山椒の芽をいただいたので、柳川風鍋に添えて一緒にいただきました。器に盛った時の色合いも鮮やかになり、それぞれの香りで旨みがより引き立つ、いつもと一味違った美味しさに仕上がりました。「主人があなご好きなので、早速作ってみたいと思います」と言っていただき、嬉しかったです。ゆずを持ってきてくださった方はれんこんの酢の物にゆずを入れるそうで、木村栄養士から「ゆずを使うと塩分が半分でも美味しく食べられるので、減塩にも良いですね」という話もありました。
後片付けをし集合写真を撮って、次回2月にまたお会いすることを約束して、13時に解散しました。

献立 565.6kcal (7.07単位)
白飯 精白米
あなごの柳川風 焼きあなご、ごぼう、醤油、みりん、白菜、玉ねぎ、しめじ、みつば、にんじん、ゆず、卵、かつお・昆布だし、ラカント、粉山椒
さつま芋と昆布の煮物 さつま芋、刻み昆布、にんじん、油揚げ、醤油、みりん、ラカント、かつお・昆布だし
なすの中華和え なすび、干しえび、ごま油、かいわれ大根、醤油、米酢、砂糖、豆板醤
糖質オフチーズケーキ クリームチーズ、おからパウダー、卵、牛乳、パルスイート、りんご