ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2025.09.18

クリメシ(まかないー273「鯛の照り焼きとミルク寒天」)

平成26年3月より月2回「まかない」を始め、NHKの「サラメシ」を真似て「クリメシ」と名付けました。令和7年9月18日(木)は「鯛の照り焼きとミルク寒天」で12名が参加しました。3分間スピーチは河野事務員。

今回のまかないは、来年1、2月の調理実習の試作で”鯛の照り焼きとミルク寒天”にしました。
“白飯”は、精白米をよく洗い、分量の水を入れて炊きます。
“鯛の照り焼き”は、まず鯛の切り身に塩を振りかけ、2~3分おいておきます。キッチンペーパーで水気を拭き取り、照り焼きのたれを作って漬け込みます。天板に並べてオーブンで焼き色が付くまで加熱し、焼き上がったら皿に盛ります。付け合わせに千切りにした大根とにんじんを添え、今回は奈良漬けも一緒に盛り付けました。

“海苔巻きほうれん草”は、鍋に湯を沸かしてほうれんそうをゆで、水に取ります。水気を絞って根元を切り、バットに入れて醤油を振りかけておきます。巻きすの上に半分に切ったのりを置き、醤油の水気を絞ったほうれんそうを置いて巻いていきます。端を落として6等分にしたものを1人3つずつ、鯛の照り焼きを盛った皿にのせます。
“野菜の煮物”は、干ししいたけは水で戻し、水気を絞って軸を切り落とします。戻し汁は取っておきます。にんじんは1cm幅の輪切りにして、梅型でくり抜きます。れんこんは下茹でをして8mm厚さの輪切りにし、穴に沿って丸くなるように包丁で切って花形にします。こんにゃくは横5mmの幅に切り、中央に3cm長さの切り込みを入れて手綱にします。たけのこは穂先の部分を5cm長さに切り、人数分に切り分けます。茎の部分は、食べやすい大きさに切ります。きぬさやは筋を取り、ゆでておきます。鍋にだし汁としいたけの戻し汁の上澄みを入れ、調味料を加えて混ぜたら、きぬさや以外の野菜とこんにゃくを入れて中火で熱し、煮立ったらアクを取り除きます。弱火にして落し蓋をし、10~15分煮ます。野菜が煮えたら火を止めてそのままおき、味をなじませます。器に野菜、こんにゃくを盛り、ゆでたきぬさやを飾って出来上がりです。
“柿なます”は、今回は干し柿が手に入らなかったので大根とにんじんの紅白なますにしました。大根とにんじんはそれぞれ皮をむき、短冊切りにします。大根には塩を振って、しんなりしたら水気を絞ります。にんじんは下茹でして水気を切ります。ゆずは皮を千切りにします。調味料を合わせて和え、器に盛り付けて完成です。
“生麩のお吸い物”は、まず生麩を人数分に切っておきます。わかめは水で戻します。みつばは、ゆでて結んでおきます。鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸いたら生麩を加えて、浮いてきたらわかめも入れます。薄口醤油で味を調えたら、椀に入れてみつばを添えます。
“ミルク寒天”は、上の層にいちごを入れる予定でしたが、季節ではないため今回はみかん缶を使いました。みかん缶は実を取り出して半分にスライスしておきます。鍋に粉寒天、甘味料、水を入れて中火にかけ、混ぜながら加熱します。沸騰させ2分程度煮て、寒天が溶けたら火を止めます。常温に戻した牛乳を加えて混ぜ、型に流し入れます。別の鍋に粉寒天、甘味料、水を入れて中火にかけ、同じように煮溶かします。ミルク寒天の表面が固まってきたらみかんを並べ、少し冷ました寒天液を流し入れて、粗熱が取れたら冷やし固めます。完全に固まったら型から取り出し、食べやすい大きさに切って皿に盛ります。南天の葉も飾りました。

まかないアンケート(計12名)
1.よく食べる魚料理は何ですか?
ぶりの照り焼き:6名、さわらの西京焼き:1名、さばの味噌煮:6名、サケのムニエル:7名、アジフライ:6名、その他:塩焼き(サンマ、サバなど4名)、刺身、アジのムニエル、サバ缶
2.腹何分 腹8分:1名、満腹:11名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:鯛の照り焼きは、お上品な味付けで美味しかったです。身がふっくらしていました。
鯛はいつも刺身で食べることが多いのですが、照り焼き良かったです。
海苔巻きほうれん草は、ひとくちで食べやすく、味も丁度良かったです。
野菜の煮物は、具だくさんで味付けも丁度良かったです。味が染みて美味しかったです。
飾り切りがきれいでした。
なますは、野菜がシャキシャキで、さっぱりしていて美味しかったです。ゆずが効いていて良かったです。
生麩のお吸い物は、生麩美味しかったです。
もう少し具材に正月らしい彩りなどがあると良いかと思いました。少し味が濃いように思いました。
ミルク寒天は、甘味が丁度良く、とても美味しかったです。2層になると見た目も綺麗ですね。
野菜がたくさんで、充実した献立でした。どれもしっかり味がついていて、美味しかったです。
海苔巻き、寒天、煮物の飾り切りなど、手が込んでいました。少しの手間で見栄えが良くなって素敵でした。
シンプルで見た目も綺麗で食べる前からワクワクしました。どれも美味しくいただきました。
料亭でいただくような献立でした!

3分間スピーチ(要旨)「成田山新勝寺と牛久大仏」河野事務員

二度目の千葉県成田市へ行ってきました。一度目に行った時は観光する事が出来ずにいたので、今度行くなら成田山新勝寺と茨城の牛久大仏に行きたいと言っていました。

広島空港から成田空港へ1時間半、成田空港でレンタカーを借り、まず茨城の牛久大仏へ向かいました。高さ120mの仏像、大きいと聞いてはいましたが、どれだけ大きいのか期待をいだきながら。遠くからでもわかる程大きくだんだんと近づいてきます。想像をはるかに超える巨大さに圧倒されます!入園すると牛久大仏へ向かう庭園には、1000分の1のお顔や原寸大の螺髪(らほつ)直径1m・重さ200kgの模型が置いてあったり、四季折々の花を楽しめたりと庭園内を散策することも出来ます。「南・無・阿・弥・陀・仏」と六歩で渡る横超(おうちょう)の橋、この橋を渡ると見上げるように牛久大仏が立っています。足元から見上げるとこちらに倒れ込んできそうでちょっと怖さも感じました。

背面へまわり胎内へ靴を脱いで入ります。大仏様の胸の部分にある3つの窓は展望台となっていて地上から85m、ここまでエレベーターであがります。この牛久大仏はお釈迦様の故郷であるインドの方向をむいているそうです。完成までのパネル展示があったり、写経が出来る席が70席程、壁には絵手紙ポスターがありました。本堂には壁一面金色の仏像がぐるっとひと回り並んでいて圧巻でした。外から見るだけでも満足感はあると思いますが、中に入ってもその大きさが実感できました。

次の日に成田山新勝寺へ。ホテルから歩いて20~30分。成田山参道といえば「うなぎ」かなと思い、表参道を通っていく途中にある「川豊」へ、整理券を取って開店の10時までの2時間で成田山新勝寺を参拝することにしました。高さ15m成田山の表玄関とされる総門を通って境内へ。(後に知ったのですが、この総門を通り抜ける際に見上げると十二支の彫刻があり自分の干支の下から境内に入るとご利益があるそうです)総門を通り抜けて見えてくる800㎏ある赤い大提灯が掲げてある仁王門。この提灯を真下から見上げると底に龍の彫刻があります。大本堂では御護摩祈祷が毎日欠かさずに1日何回も行われており受付すれば誰でも参加できるそうです。三重塔は色が鮮やかで美しい彫刻、ここにも竜の彫刻がありました。境内には国の重要文化財に指定されているお堂や門が建ち並んでいて見どころが沢山ありました。もちろん6種類の御朱印も忘れずにいただきました。時間に限りがあり、広すぎて公園の全てを回ることは出来ませんでしたが、ゆっくりじっくりと参拝することができました。

整理券を取っていた「川豊」の開店の10時までに戻ることができ、すぐに店内へ案内され、うなぎを堪能することができました。
その他に行ったのは、香取神宮や九十九里浜に銚子方面の屏風ヶ浦、犬吠埼などをぶらぶらと観光。レンタカーを返す前に成田空港近くで飛行機の離発着が見られる、ひこうきの丘やさくらの山にも寄りました。
主人も成田山へは初詣で毎年行ってはいたものの、本堂参拝だけで全体を回ったことはなかったし、牛久大仏も遠目で見ていただけで、行ったことはなかったようで二人で楽しむことができました。

献立 6.4単位(512kcal)
白飯 精白米
鯛の照り焼き 鯛、食塩、砂糖、濃口醤油、みりん、大根、にんじん
海苔巻きほうれん草 ほうれんそう、焼きのり、濃口醤油
野菜の煮物 れんこん、にんじん、板こんにゃく、さやえんどう、ゆでたけのこ、干ししいたけ、かつお・昆布だし、薄口醤油、ラカント
なます 大根、にんじん、ゆず、食塩、酢、砂糖、かつお・昆布だし
生麩のお吸い物 干しわかめ、生麩、みつば、かつお・昆布だし、薄口醤油
ミルク寒天 牛乳、粉寒天、パルスイート、水、みかん缶、粉寒天、パルスイート、水