平成26年3月より月2回「まかない」を始め、NHKの「サラメシ」を真似て「クリメシ」と名付けました。令和7年10月16日(木)は「マカロニグラタン」で13名が参加しました。3分間スピーチは武永看護師。
今回のまかないは、”マカロニグラタン”にしました。
“マカロニグラタン”は、玉ねぎは薄切り、しめじは小房に分け、鶏肉は一口大に切っておきます。じゃがいもは1cm幅の半月切りにしてゆでておきます。フライパンに鶏肉を入れ、ある程度火が通ったらじゃがいも以外の野菜を加えて炒めます。別のフライパンにバターと小麦粉、分量の水を入れて練り、スキムミルクを溶かした牛乳を加えてとろみが出るまで加熱します。そこにゆでておいたマカロニを入れて混ぜ合わせ、炒めた具材、ゆでたじゃがいもと共に、グラタン皿に入れます。パン粉とパルメザンチーズを振りかけて、彩りにゆでたブロッコリーを飾り、オーブンで加熱して焼き色が付いたら完成です。
“バケット”は、フランスパンを1人3切れずつ切り分け、お好みでオリーブオイルと塩を付けていただきました。
“きのこのレンジ蒸”は、ここでは量が多いためレンジではなく、全てゆでて調理します。きくらげは水で戻して一口大に切り、しいたけは軸を取って薄切り、エリンギは輪切り、しめじは石づきを取って小房に分けます。なめこは軽く水で洗って別でゆでておきます。なめこ以外のきのこもゆでて水気を切り、千切りにした生姜とめんつゆ、輪切りの唐辛子と和えて器に盛ります。
“にんじんとオレンジのサラダ”は、にんじんは長めの千切りにしてゆでておきます。オレンジは皮をむいて実を取り出し、棒寒天は水で戻してちぎります。調味料を混ぜ合わせてドレッシングを作り、具材を混ぜ合わせて器に盛ります。
“紅茶ゼリー”は、ゼラチンは分量の水でふやかしておきます。鍋で水を沸かし、ティーバッグを渋いくらいよくよく煮出します。ティーバッグを取り出し、パルスイート、砂糖を加えて温めます。そこにふやかしたゼラチンを加え、沸騰する前に火を止めます。粗熱を取り、型に入れて冷やし固めます。今回は生クリームを泡立ててゼリーの上に盛り、ミントを飾りました。
まかないアンケート(計13名)
1.紅茶ゼリーの味はどうでしたか?
丁度良い:12名、甘さは良いけれど、もう少し風味が欲しい。
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:1名、満腹:11名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:マカロニグラタンは、じゃがいもが入っていてボリュームたっぷりでした。甘くてホクホクでした。
久しぶりにグラタンをいただきました。ホワイトソースの塩味、濃度が丁度良く美味しかったです。
あっさりしていて食べやすかったです。スキムミルクが入っているからか、さっぱりとした感じでした。
じゃがいもはもう少し少ない方が良いなぁと思いました。
きのこのレンジ蒸は、きのこがたくさん食べられて、とても秋らしい献立でした。
生姜のアクセントが良い意味で予想外の味でびっくりしました。
なめこの生は調理で使ったことがなかったです。味が良く染みていました。
日持ちもするようなので、作り置きしてみようと思います。レンジでできるので家でも作り易そうです。
にんじんとオレンジのサラダは、さっぱりして美味しかったです。オレンジのフレッシュ感が良かったです。
にんじんとオレンジの相性もバッチリで、デザートみたいで美味しかったです。
棒寒天が入っているのにびっくりです。寒天をサラダに入れるのは、カロリーも少なくて美味しいので良いですね。
紅茶ゼリーは、さっぱりで後味良かったです。渋味がなく、ホイップクリームとベストマッチで美味しかったです。
生クリームがふわっとしていて幸せな気持ちになりました。
香りがとても良く、渋味は全くなかったので美味しかったのですが、ゼリーだけで食べる場合はもう少し甘味があっても良いかなと思います。生クリームがあって丁度良い甘さでした。
きのこいっぱい、お腹いっぱいになりました。どれも美味しくできていました。
秋を感じられて大満足です。具だくさんでお腹いっぱいになりました。
3分間スピーチ(要旨)「ダイビングを趣味にしたいけど血圧が、、、」武永看護師
今年の夏、私は思いがけない出会いを通して、新しい世界に足を踏み入れました。
瀬戸内の海は、昔から身近な存在でした。けれど、この夏に“日本アワサンゴ”と出会ったことで、まるで初めて瀬戸内の海を知ったような気持ちになりました。
実は私は、海に対して少し苦手意識がありました。子どもの頃に溺れかけた経験があるからです。そんな私が、今ではアワサンゴをきっかけに、ダイビングという新しい趣味に心を奪われつつあります。
しかし、私はこの新たな趣味と、今日の題名にもある「血圧」という個人的な健康課題との間で揺れています。けれど、この夏の出会いの感動と希望を胸に、前向きに私の健康と上手にお付き合いをしていこうと決めています。
すべての始まりは、今年の6月末。アメリカ人の友人で柳井市観光大使のチャド・キャノンさんから連絡が来たことでした。「柳井のために音楽で還元したい」という連絡と、新しい曲も出来上がったというお知らせでした。彼が作った新しい音楽のタイトルは『Music for the Ocean』(海のための音楽)です。
この準備の中で、チャドさんから「柳井の海でダイビングをしたい」とリクエストがあり、ダイビングができる場所を探すことになります。私は大島町の「アワサンゴ」のことを思い出しました。なぜならその保護活動をされているのが、私が小学生の時、伊陸小学校へ赴任されていた、藤本正明先生だったからです。スポーツのできる、とてもかっこいい先生だという印象が強く残っています。
不思議なご縁もあり、私たちはアワサンゴの施設を訪ね、藤本先生に大変お世話になることになりました。
7月末。チャドさんと藤本先生が大島の地家室の沖合でダイビングをするというので、私も水着を着てついて行きました。私は昔、海で溺れかけた経験があり、深い海はあまり得意ではありません。ですが、好奇心には勝てず、素潜りを試みましたが、すぐに体温を奪われ、アワサンゴを見ることはできませんでした。
しかし、この時の体験をもとにチャドさんが完成させた曲を聞いた瞬間、私は「私も海の中の世界を見てみたい!」と強く思うようになったのです。

翌月、さっそく行動に移しました。一人での初ダイビングは心細かったので、ダイビングをしている従妹の姉に連絡をとり、柳井のダイビングショップ(Love&Bule)へ付き添ってもらい挑戦しました。体験ダイビングでは、器材準備や装着はインストラクターさんが手伝ってくださいます。私は、「呼吸の仕方」と「海の中での緊急時のサイン」に集中して海の中へ。初めて潜って体験した世界は、まさに感動の一言でした!緊張している時間の割合が大部分を占め、純粋に楽しめたのは正直1割程度でしたが、海から上がった後の爽快感は格別でした。この1割の楽しさが、私を魅了しました。
その魅力にすっかりハマり、さらに1か月後の2回目には、水深10メートル近くまで潜ることに成功。ついに人生初のアワサンゴを見ることができました。小さな一塊でしたが、まるで宝石のようにキラキラしていて、人が魅了される意味が理解できました。
片足の調子が悪い私にとって、海の中ならむくみもとれるし、運動にもなる。最高の趣味に出会えた!と思っていた矢先です。
最近、体調不良が続き、、、心臓がドキドキと波打ち、しびれがあるなどよくわかならい状態が続いて、しんどくて…。血圧を測ると、高血圧と診断されるような数値が出てしまいました。
ご存知の通り、ダイビングは血圧の管理が欠かせないスポーツで、高血圧の方は潜ることができません。「この最高の楽しみまで奪われてしまうのでは…」という不安がのしかかってきました。
ですが、私はこの趣味を絶対に守り抜くぞ!という決意に変わったのです。
頭や心臓の画像をとり問題がないことを確認し、一安心しているところです。加えて、意地でも「高血圧にはならないぞ」という強い気合で、自分の体としっかりお付き合いしていくことを決意しました。諦めが悪い性格なので、フルマラソンもぎりぎりまで体調と相談し、挑戦の機会を伺おうと思っています。
趣味に出会わせてくれたご縁と、この度の体調不良で健康を気遣ってくださる職場の皆様への感謝を胸に、これからも無理のない範囲で、海の中の美しい世界を少しずつ知れたらと思っています。
来年6月~7月くらいに、チャドさん日本全国ツアーを構想しております!もちろん、柳井市~大島でのコンサートも候補地です。そのときは、みなさまぜひ足をお運びくださいませ。