ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2025.11.10

第707回調理実習「ヘルシーカレー」

令和7年11月10日(月)の調理実習は、初回シリーズの4回目で、「ヘルシーカレー」を作りました。参加者は2名でした。

10時過ぎに参加者の方が集まり調理実習がはじまりました。
先日海峡マラソンに参加された木村栄養士から、運動についての話がありました。血液をサラサラにしてくれるなどの健康効果だけではなく、気持ちが前向きになれることが運動の良いところだそうです。11月になりましたが、まだ寒さは厳しくなく過ごしやすい気候なので、今のうちに自分が楽しめる運動を探してみていただければなと思います。院長が走られたマラソンの様子もホームページに上がっていますので、ぜひ読まれてみてください。
また今回のカレーは、市販のルウは使わず、じゃがいもをすりおろすことでとろみを付けます。ルウを使って作るものよりカロリーを抑えることができ、素材の味を生かした美味しいカレーになるとありました。
その後、献立説明がありそれぞれ担当を決めて10時40分から調理が始まりました。

”マンナンヒカリご飯”は、お米は洗い、マンナンヒカリは洗わずに加えて炊飯します。分量は米1合に対してマンナンヒカリ1本の割合ですが、これでカロリーが33%カットになります。
”ヘルシーカレー”は、玉ねぎはくし形、にんじんは縦に切り、じゃがいもは半分は一口大に切ってもう半分はすりおろします。にんじんとじゃがいもは面取りをしました。玉ねぎは耐熱皿に入れて軟らかくなるまでレンジで加熱します。ブロッコリーはカレーに入れると崩れてしまうので、小房に分けてゆでておきます。フライパンでブロッコリー以外の野菜を炒めて鍋に入れます。そこに分量の水とコンソメ、ローリエ、塩を加えて軟らかくなるまで煮ます。味を見ながらカレー粉を入れて、すりおろしたじゃがいもを加えてとろみを付けます。牛肉はフライパンで焼いて食べやすい大きさに切りました。卵は固ゆでのゆで卵にし、1人1/2個をスライスします。皿にご飯を盛り、周りにブロッコリーとゆで卵を飾ります。

”なすのサラダ”は、なすとパプリカをそれぞれ魚焼きグリルで焼き、皮をむいて細く切ります。ドレッシングはヨーグルト、酢、砂糖、食塩で作ります。器になすとパプリカを盛り付けてドレッシングをかけ、小口切りにしたねぎを散らします。
”こんにゃくの土佐煮”は、こんにゃくはおたまで一口大にちぎってアク抜きをします。鍋に入れて乾煎りし、調味料を加えて煮込みます。味が馴染んだら器に盛り、花かつおを天盛りにします。
”グレープフルーツゼリー”は、グレープフルーツを縦半分に切り、果肉を取り出し絞ってジュースにし、皮のカップを作ります。そこに何ccの水が入るのか確認し、果汁で足りない分はグレープフルーツジュースを足して調整しました。水でふやかしたゼラチンをレンジで少しずつ加熱して、ゼラチンが溶けたらパルスイートを加えて溶かします。それを絞った果汁と合わせてグレープフルーツの容器に注ぎ、冷凍庫で固まるまで冷やします。器に盛り、ミントを飾りました。

12時過ぎにできあがり食べ始めました。
前回の反省を踏まえ、ゼラチンの量を確認しながら作ったグレープフルーツゼリーは、とても綺麗に仕上がりました。今日参加された方はこの献立を作るのが2回目以降でしたので、「前回美味しかったから、今日は休むわけにはいかないと思って来ました」と、楽しみにしてくださっていたようで嬉しかったです。調理中、美味しそうな香りが漂ってくると「早くカレーが食べたいなぁ」と言われる方もおられ、みなさんと一緒に味見をした時には満場一致の美味しさで、完成が待ちきれない様子でした。ヨーグルトのドレッシングも、さっぱりしてカレーによく合い、お腹いっぱいになりました。

後片付けをし集合写真を撮って、次回2月にまたお会いすることを約束して、13時過ぎに解散しました。

献立 7.1単位(566kcal)
マンナンご飯 マンナンヒカリ、精白米
ヘルシーカレー 牛肩ロース肉、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、コンソメ、カレー粉、卵
こんにゃくの土佐煮 こんにゃく、酒、だし汁、濃口醤油、かつお節
なすのサラダ なす、パプリカ、ヨーグルト、酢、砂糖、食塩、小ねぎ
グレープフルーツゼリー グレープフルーツ、ゼラチン、パルスイート