一生に一度くらいは日本一高い山「富士山」に登ってみたいとは思っていました。しかし「富士山は見る山で登る山ではない」、「ゴミ清掃登山をした」とかの話を聞くと、余り積極的に登ってみたいという気持ちはありませんでした。しかし昨年当院のスタッフ2名が富士山に登り、HPに掲載した記事を読んで、登ってみたくなり、今年の新年会で今年達成したい目標の一つに「8月に富士山登頂」としました。そこへむけての準備を報告します。第2弾は平成30年1月21日(日)に、周防大島町三蒲(みがま)の文珠山(663m)に登りました。
平成30年1月20日(日)天候は晴、家を午前8時20分に出発。あらかじめ437号線沿いにある患者さんの土地に車を駐車しても良い事を電話で了承を得ました。
今回は海沿いの道(437号線)に車を駐車して、車道を文珠山まで4.5キロを歩き、文珠堂まで行き、そこから登山道に入る事にしました。琴石山の時と同じようにバックパック、2本のストックで、トレーニングを兼ねてザックの総重量は8キロになりました。
準備をして午前8時45分登山を開始し、気温も登りながら暑くも寒くもなく、風もない良好な状態でした。ゆっくりと歩いて行き足や呼吸もしんどくなく、つづら折りの上り坂を上り、徐々に高度を上げて行きます。眼下に三蒲の街や大島大橋、琴石山を望むことが出来ました。この方向から見る琴石山は単独峰のような形に見え、クリニック側から、反対の日積方面からといろんな容貌となっています。午前10時、出発して1時間15分、4.5キロ地点の文殊堂に到着しました。
トイレ休憩と水分補給をして、今度は文珠山まで1.0キロ、登山道を通って頂上をめざしました。たぶん椿の花の咲いた木々の中を進んで行き、午前10時50 分(出発して2時間5分)、頂上に到着しました。登るに従い、少しずつ以前登った時の風景を思い出して行きました。文珠堂に登る途中で何台かの車が追い抜いて行き、文珠堂に駐車してあり、頂上には5名の人が登っていました。それ以外の人達は下って来てすれ違うことは無かったので、縦走して嘉納山や嵩山に縦走しているのでしょう。頂上はやはり風が吹いて、体も動かさないので、寒くなり、フリースを重ね着しました。展望台があり、360度のパノラマで各方面には晴れていたら見えていたであろう島や山などの写真がありました。今日は遠くが霞んでおり、はっきり見えませんでしたが、愛媛県松山市や石鎚山がみることができるようです。
今回も頂上でカップヌードルを昼食にし、前回忘れたモンカフェ、水2L、携帯ガスコンロ、ヤカンにカップヌードルを持って上がりました。お湯を沸かして、カップヌードルを作り、今度は逆に、琴石山を望み、瀬戸内海の島々などの景色を見ながらの温かい食事で体も温まりました。
食後はコーヒーを入れ、今度は甘い物もと思いましたが、下山して、以前30Kジョグの後にも行った近くにある「はちみつカフェのカサハラ ハニー」にいって休憩をするので、持ってくるのは止めました。その代わり亀田の「柿の種」を一袋持ってきて、コーヒーと一緒にいただきました。やはり頂上では甘い物の方が良いようです。なぜ「柿の種」かというとNHK-BSプレミアムで放送された田中陽希さんの「グレートトラバース 百名山一筆書き」の番組で、「柿の種」をペットボトルに入れて、行動食にしていたので、試してみました。袋のままだとこぼしたり食べにくかったりで、ペットボトルに入れておいた方が1回分毎に手に取れ、キャップもあり、便利なのがわかりました。
頂上にはトイレもあり、休憩をして午前11時50分頂上をスタートしました。来た道を下り、文珠堂を経由してスタート地点には午後2時車迄戻ってきました。 近くにある「はちみつカフェのカサハラ ハニー」へ行き、お客さんも多く外のカウンターテーブルで海を眺めながら、「いちごのクリームワッフル」「いちごのレアチーズタルト」を注文し、コーヒーといっしょにおいしく、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。多分、消費した以上のカロリーを取ったと思います。
スタートして、家には午後3時20分(出発して7時間)に到着しました。天候もよく、登山には快適な気候でした。11.3キロ、全行程、休憩も含めて5時間15分かかりました。8月の富士山登頂をめざして、トレーニングや準備をし、また報告します。