ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.09.13

まかない(クリメシ- 109「秋刀魚の塩焼き」)

DSC04735.JPG平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成30年9月13日(木)のまかないは「秋刀魚の塩焼き」で、11名が参加しました。3分間スピーチは矢野栄養士。

 


DSC09200.JPG今回は秋の食材を使った、秋献立にしてみました。

 
ご飯は栗ご飯に、メインは秋刀魚の塩焼きにすると、それだけで秋らしい献立になります。
 
9時半に栄養士が集まり、調理を始めました。
「栗ご飯」で使う栗は、急きょ買ってきていただき、皮を剥いて半分は精白米と炊き、もう半分は茹でて炊き上がりに混ぜました。
「秋刀魚」は塩を振って片面にサラダ油をぬり、グリルで焼きます。付け合わせに大根おろしと花柚子を盛り、秋らしく紅葉を飾りました。
「白菜の浅漬け」は、3、4時間も漬けられないので、小さめに切って、塩をして、せん切りにした生姜と人参、塩昆布を少々混ぜて軽く漬けます。こうすることで、さっぱりとサラダ感覚の浅漬けになりました。
 
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デザートは、中本事務員が誕生日だったので、誕生日ケーキに、シュシュの「フロマージュとショコラのタルト」を皆で食べました。クッキー生地にクルミが入ってチョレートとフロマージュが層になり、トップにイチゴがのっていました。中本さん誕生日おめでとうございます。
 
まかないアンケート(計11名)
1.秋の味覚と聞いて、思い浮かぶものは何ですか
秋刀魚:11名  松茸:7名  さつまいも:2名  新米:3名  ぶどう:4名  梨:5名  栗:5名
きのこ:1名 柿:1名
 
2.うどんの好きなトッピングは何ですか
かき揚げ:3名  とり天:4名  ゴボウ天:3名  なす天:2名  げそ天:1名
ちくわ天:3名  レンコン天:1名  かしわ天:1名  半熟卵天:2名
エビ天:3名  油揚げ:2名  牛肉:1名  みつば:1名  おもち:1名
 
3.現在、腹何分ですか;腹8分:3名  腹9分:1名  満腹:6名
4.盛り付け、彩りはいかがでしたか;全員良い
5.今日のまかない、星幾つですか;全員星3つ
6.感想
秋刀魚の塩焼き、盛り付け最高です。家でもこうありたいものです。(希望的に)栗ご飯の栗も柔らかくて美味しかった。
旬の献立。栗ご飯が入り秋刀魚と白菜の浅漬けのバランスが良かった。
今年初めて秋の味覚をいただきました。とても美味しかったです。もう少し秋刀魚の油が乗っている方がいいかな
栗ご飯、味噌汁が美味しくて美味しくて堪能しました。
秋の味覚満載です。秋刀魚も栗も初物で、美味しく、嬉しくいただきました。
初さんま、美味しくいただきました。味噌汁もとても美味しかったです。秋を感じれるお料理でした。 など
 
まかないスピーチ(要旨) 「孫の百日(ももか)の祝い(お食い初め)」  矢野栄養士

糖尿病学会が東京で5月24日(木)から26日(土)まで開催されました。クリニックの院長、スタッフは26日に帰柳されましたが、私は東京に住んでいる娘のところにいき、久しぶりに娘や孫に会いました。

 私の東京行きに合わせて、1月17日生まれの孫の「百日の祝い」を5月28日(月)に行うことになりました。

 婿の実家が埼玉県にあり、埼玉県川越市に在る”川越氷川神社”にお参りして、隣接している会館で、百日の祝いをしました。”百日の祝い”お食い初めは、新生児の乳歯が生え始める生後100日頃の時期に「一生食べることに困らないように」と願いを込めて食事をする真似をさせる儀式です。この儀式は古く平安時代から行われてきたと言われています。

 「お食い初め」は一汁三菜の「祝い膳」が用意されていました。赤飯、尾頭付きの鯛、焚き物、香の物、紅白の餅など、それに吸う力が強くなるようにとの考え方から吸い物(汁物)、歯が丈夫になるようにとの考え方から歯固め石が供されました。歯固め石は、氷川神社の境内の玉砂利だそうです。

 

お食い始めの祝い膳.jpgあかちゃんに食べさせる人は、その席で一番年齢の高い人で、長寿にあやかるようにということのようです。この席では、婿の父親が食べさせました。食べさせるにも順番があるようです。

まず、「歯固めの儀」を行います。お箸で小石に触れ、そのお箸を赤ちゃんの歯茎に触れさせます。「丈夫な歯が生えますように」と願いを込めて行います。

 

食べさせる真似の順番は、ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯 この順番を3回繰り返します。各地域によって習わしが違いますので、詳しい方に確認してください。

 

写真1.jpgお食い始めの儀式が終わってから、私たちの食事が運ばれてきました。料理は、会席料理でした。食事のあと、氷川神社にお参りをしておみくじを引きました。

この川越氷川神社は川越の総鎮守とされています。また、縁結びの神社として信仰され、「境内の玉砂利を持ち帰り大切にすると良縁に恵まれる」との言い伝えから、若い女性のお参りが多いそうです。今日も女性グループやカップルがお参りしていました。ここのおみくじは、鯛の中におみくじを入れた鯛みくじです。鯛みくじは二色あって、赤は一年安泰(鯛)、ピンクは出会いたい(鯛)です。この鯛みくじを釣りあげて、おみくじを戴きます。独身の娘はピンクの鯛みくじを釣りました。

 

写真2.jpg川越市内の散策は、3歳になる孫の「百日の祝い」の時にしましたので、今回は、菓子屋横丁だけに行ってみました。菓子屋横丁は、月曜日で休店日の店が多く、前回伺った時のような賑わいはありませんでした。

菓子屋横丁を散策して、それぞれが埼玉と東京に分かれて帰路につきました。

 
 
 
 
 
 
 
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川越市時の鐘
 
 
写真4.jpg菓子屋横丁
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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献立 6.71単位(537kcal)
栗ご飯 栗、精白米、食塩
秋刀魚の塩焼き さんま、食塩、油、大根、花ゆず、しょうゆ
ひじきと大豆の煮物 ひじき、大豆、にんじん、みりん、しょうゆ
浅漬け 白菜、にんじん、生姜、塩昆布
味噌汁 白菜、ねぎ、あわせ味噌、だし汁