平成30年11月9日(金)の調理実習は「棒ぎょうざ」を作りました。参加者は7名でした。
今回から新しい献立がはじまりました。タイトルにあように「棒ぎょうざ」を作ります。棒ぎょうざは、普通のひだつきのぎょうざと違って、折り込むだけなので、簡単にできます。
10時過ぎに参加者の方が集まりました。突然ですが、11月14日は何の日か分かりますか?そう、世界糖尿病デーです。世界糖尿病デーでは、パリのエッフェル塔やスカイツリー、ここ近辺では柳井駅や錦帯橋も、ブルーにライトアップされます。木村栄養士から、「運動や食事療法を、明日やる、明日やると言って出来ていない方は、この日をきっかけにはじめてみてはどうですか」とのアドバイスもありました。
まずは「棒ぎょうざ」からです。いつもはそれぞれ担当に分かれて調理を始めますが、ぎょうざは参加者の方に各5個ずつ包んでもらいました。皆さんもくもくとぎょうざを包んでいました。最後の1つを包む頃になると、「慣れたころに終わる」という声もきかれました。ぎょうざを包み、フライパンで焼きます。水分をキッチンペーパーでふき取り、きつね色でパリパリになるまで焼きます。最初の頃に焼いたものが冷めないよう、オーブンで保温しておきます。
棒ぎょうざを包み終わったら、それぞれ担当にわかれます。
「大根と水菜のサラダ」は、材料を3cm長さに切って、ドレッシングを作ります。だし汁と梅肉、穀物酢とみりんを合わせたドレッシングで、普段と一味違うサラダになります。
「けんちん汁」では、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃくを切って油で炒める。鍋に移してだし汁とねぎを加え、しょうゆと塩で味付けをしておく。味が調ってから豆腐を入れ、温める程度にしておく。こうすることで、豆腐にすがたたず、美味しく食べられます。
デザートは「みかんゼリー」です。以前まかないで試作したときは、農協で購入したみかんジュースを使いましたが、今年廃盤になってしまったので、スーパーにも売られているジュースで作りました。ジュースは、果肉のつぶつぶが入っているものが美味しいです。ゼリー型の底に切ったサクランボを入れておき、上からジュースに溶かしたゼラチンを加えたものを入れる。冷やし固めて型から抜くと、逆さまになり、上にさくらんぼの赤が来るようになります。
できあがり、12時過ぎから食べ始めました。ちょうど院長も診察が終わってあがってこられました。
参加者の方のなかに、結婚50周年記念に北海道旅行を計画されていた方がおられました。しかし北海道に向かう日の朝に北海道地震がおきてしまい、北海道へは行けなかったという話がありました。その後、皆さんが結婚して何年かを聞いてまわり、いろいろな結婚時代の話や旅行の話で盛り上がりました。
食べ終わって後片付けをし、集合写真を撮って、また次来年の2月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。
献立 6.34単位(507kcal)
発芽玄米入りごはん 発芽玄米、精白米
棒ぎょうざ 豚ひき肉、白菜、にら、しょうが、しょうゆ、ぎょうざの皮、穀物酢、しょうゆ
大根と水菜のサラダ 大根、水菜、しそ、だし汁、梅肉、穀物酢、みりん
けんちん汁 大根、豆腐、にんじん、ごぼう、こんにゃく、だし汁、しょうゆ、塩
みかんゼリー 果肉入りみかんジュース、さくらんぼ缶、ゼラチン、パルスイート