5月4日(金)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)
5月4日はベロラードから12 キロ先のベジャフランカまで歩き、バスでブルゴスに行き、アルベルゲに泊まりました。今日が第2弾最後の巡礼になります。
昨日は午後8時半に就寝したので、午前2時半頃目が覚め、ベッドで横になりうとうとして、午前4時過ぎにベッドを出て、洗面をして、食堂でHP用の記事を書きました。すでに出発の準備をしている人、朝食を食べたりする人もいました。一人でオレンジとリンゴを食べている女性がおり、話をしました。アルゼンチンから来ており、32年間働き、定年退職し、年金生活中であること。今日は28キロ先のAgés(アヘス)まで行くこと。わからない単語はスマホの辞書で確かめながら、話をしました。一期一会(un encuentro en un a ves en la vida) を辞書で調べ本人に見せ、一緒に写真を撮り、ブエンカミノーと言って、見送りました。
今日は12キロと短く、ビジャフランカからブルゴス行きのバスの時間が午後1時10分なので、午前12頃着けばよく、アルベルゲの朝食が午前7時からで、それを食べて出発することにしました。オレンジジュース、クロワッサン、カフェオレ、リンゴで一人4ユーロ。ゆっくりと食べ、準備をして、午前8時に出発しました。時間的余裕もあり、途中の街(ビジャンビスティア)のスケッチを一枚描いて、その街のバルで休憩。
昼前に目的地、ビジャフランカに到着しました。昼御飯を食べに行き、地元の人が多くカウンターで立って食事をしています。柳井だと柳井食堂か丸亀製麺といったところでしょう。物珍しそうに何を頼むのかこちらを見ていました。オムレツのボカディージョといわしのサンドイッチをおいしくいただきました。バス停の場所を教えてもらい、ほぼ時間通りに到着し、午後2時ブルゴスに到着しました。歩くと1日半かかるところを45分で到着しました。
チケット売場の窓口はブラインドが降り、タッチパネルの機械があるのみ。訪ねる人がおらず、英語かスペイン語で機械の操作法がタッチパネルで表示され、何度か繰り返して、要領がわかってきて、明日のマドリード行き時刻を調べ、午前9時発で午前11時45分にマドリードに着く便のチケットも座席指定で機械で購入でき、一安心です。
次は宿探しです。ブルゴスはパンプローナに次ぐ大きな都市で、3大カテドラル(トレド、セビージャ)の一つで世界遺産のブルゴス大聖堂があり、多くの観光客でにぎわっています。観光案内所に行き、地図とアルベルゲの場所を聞いて、今日予定していたアルベルゲに午後2時45分チェックインしました。大聖堂の近くにあり、5階建ての大きく、近代的で、ベッドは2段ベッドごとに区切られて、3方向が壁になり、ある程度プライバシーを保てるようになっていました。個室のシャワーで着替えの前室もついていました。シャワーを浴び、タオルだけ水洗いだけ干しました。
その後は大聖堂を見て回り、巡礼の証明書(スタンプをおしてある手帳)を見せると入場料が割引きされました。大きな聖堂で、絵画や彫刻があり、キリスト教の歴史や聖書のことを知っていれば、意味が分かるのかもしれませんが、よくわかりません。唯一不思議に思ったのはキリストが処刑されたときに、左胸(心臓のあたり)に刺し傷があったように思っていましたが、右胸に跡があったことくらいです。
周辺の旧市街を見て回り、午後6時過ぎですが、レストランに行って食事をしたいことを言うと、午後8時からと言われました。昼の食事をしたところでも午後1時から通常の食事は可能だが、今はカウンターにあるようなサンドイッチ類のみといわれました。習慣の違いでしょう。別のレストランで、あそこのレストランならできると教えてもらいそこで、よくあるコースの順番で、パエリア、レンズ豆の煮込み、ラザニア、タラを頼み夕食をしました。レンズ豆はこれまで食べたことが無く、スペイン語講座の現地のスキットの会話に「レンズ豆は年寄りの料理で、いらないなら残しなさい。(Lentejas, comida de viejas, Si no las comes, las dejas)」という表現があり、単語の語尾がハスで韻を踏む、ことわざがあり、レンズ豆がどんな豆が興味がありました。直径5ミリ位の丸い豆で、ひよこ豆のような味でした。
アルベルゲに戻り、荷物の整理をして、記事を書いてら眠たくなり、午後8時半に就寝しました。
今日で、今回のサンチアゴ巡礼、第2弾も特に問題も発生せず、大体予定通りに終了しました。後は安全に何も起こらず帰国し、柳井に戻ってくることです。
本日の移動は4時間、12キロ、249.5キロ地点、SCPまで532.1キロ地点。