平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの番組「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和3年4月8日(木)のまかないは「とんかつ」で、11名が参加しました。3分間スピーチは渡辺事務員。
今回のメニューは、揚げないとんかつです。とんかつといえば普通は揚げるため、高カロリーなイメージですが、揚げないシリーズは美味しくてカロリーも大幅に下げられるので、スタッフには人気があります。
「にんじんご飯」は、米を洗って、しらす、調味料、すりおろしたにんじんを加え、その後水加減を調整します。炊き上がったらご飯を混ぜてパセリを散らします。この料理は、ご飯に油を少し加えるので、にんじんに多く含まれるビタミンを効率よく吸収できます。
「揚げないとんかつ」では、パン粉を乾煎りし、きつね色になるまで炒めます。豚肉を筋きりし、塩コショウをしておきます。豚肉の全面に小麦粉をまぶし、その上から卵、パン粉の順にまんべんなくつけます。天板にクッキングシートをしき、豚肉を並べ、220度に予熱したオーブンで12〜15分焼きます。
「牛肉と野菜の和え物」では、牛肉は熱湯でさっと茹で、切ってから下味をつけます。きゅうりを千切りにし、塩をふって水洗いし、しぼります。調味料と材料を合わせて白ごま、ねぎを和えます。
「きのこ汁」は、しめじは小房にわけ、なめこは洗って水気を切ります。しいたけは飾り切りをして別の鍋で炊きました。花ふは水でもどしておきます。だし汁が煮立ったらきのこをいれ、再び煮立ったらしょうゆで味を調えます。
まかないアンケート(計11名)
1.好きな揚げ物は何ですか? とんかつ:8名、エビフライ:10名、コロッケ:8名、魚系のフライ:5名、カキフライ:7名、その他:からあげ
2.腹何分 腹8分:2名、腹9分:1名、満腹:8名
3.今日のまかない、星いくつ:全員星3つ
4.感想:人参ご飯は色もキレイで、じゃこの歯ごたえもよかったです。
とんかつもオーブンで焼くので、油っこくなく、さっぱりとおいしくいただきました。
牛肉と野菜の和え物は、きゅうりの食感がよく、青じその香りもして美味しかったです。
きのこ汁は出しがきいていて、きのこの旨味も感じられておいしかったです。
3分間スピーチ(要旨)「バウムクーヘン」 渡辺事務員
みなさん、ご存知のとおり、私はスイーツが大好きです。中でも、チョコレート、ケーキなどの洋菓子には目がないのですが、今日はその中でバウムクーヘンについてお話します。
子供の頃、祖母が結婚式に出席すると「今日はバウムクーヘンあるから、取りに来さいや」と電話をくれるのでもらって帰ったものです。リボンをほどき、包装紙を破かないようにそっと広げ(遠足の弁当の折り箱を包む時に使う為です。)、白いツルツルとした正方形の箱を開けると、何層にも重なった丸い輪っか、そしてそれを取り巻く白く柔らかいチョコレート。一年に一回も食べられないけど、ふわふわしたショートケーキとは違う、あのコクのある生地のおいしさはたまらなく幸せな気持ちになりました。今はコンビニやスーパーなどで食べきりサイズのものが手軽に買え、いつでも気軽に食べる事ができます。コンビニのバウムクーヘンは、生地がしっとりしたものから、ふんわりしたもの、ホワイトチョコレートや、シュガーコーティングされているものなど多種多様で、どれもとても美味しいです。そして、旅に出ると、サービスエリアや空港、駅などで、目につくものを買っては食べ比べています。つい最近は、広島そごうで「バウムクーヘン展覧会2020」が行われていたので、コロナ対策を万全にして楽しんできました。47都道府県のお店のバウムクーヘンが勢揃いしており、山口県からも山陽小野田のトロアメゾンの「山口やまやまバウム」や、私は今回初めて知った、ポ・ヤシロさんの「萩焼きちゃわん」そっくりに焼かれたものもありました。お目当てのバウムクーヘンは売り切れでしたが、少しずつ食べ比べできるセットや、ちょっと気になるお店のもの、AI職人「THEO」が焼いて,その場でほかほかの焼きたてが食べれるものなどを購入しました。オンラインでも購入できるので、みなさんもサイトを覗いて見てはいかがでしょうか?
ここで1つ、豆知識。今から約100年前の大正8年3月、ドイツ人のカールユーハイムさんが広島の似島において、日本で初めてバウムクーヘンを焼いたそうですよ。私はユーハイムのバウムクーヘンも大好きです。
献立 496kcal(6.2単位)
にんじんご飯:精白米、にんじん、しらす、油、酒、パセリ
とんかつ:豚ロース、小麦粉、卵、パン粉
付け合せ:きゃべつ、トマト
牛肉と野菜の和え物:牛もも、きゅうり、貝割れ菜、しそ、酢、砂糖、白ごま
きのこ汁:なめこ、しいたけ、しめじ、花ふ、ねぎ、だし汁
果物:りんご