10月15日に調理実習を行い、「豚肉の照り焼き」を作りました。初回用者の調理実習で3名の参加がありました。

最初に自己紹介をし、それぞれこちらのクリニックに来院するようになったきっかけや趣味について話していただきました。その後栄養士から「500kcal食事の半分はごはんで摂取します。玄米、七分搗き米などを取り入れると、代謝にかかわる微量栄養素のビタミンB群がおつりが出るほど摂取できますよ。」など、食事コツの話しがありました。

 献立の説明の後、担当に分かれて調理をしていきました。豚肉の照り焼きはつけ汁につけた豚肉を、きれいに広げてしっかりきつね色に焼いておられました。焦げそうになったら少し水をさし、分量の油が少し残っていました。「焦げそうになったら水をさすなんて知りませんでした」と言われていました。炊き合わせは、少ないだし汁で炊くため、焦がさないようにすることがポイントですが、今回は少し目をはなした隙にだしが見事になくなり、危うく焦がすところでしたが、ギリギリ焦げませんでした。手の空いた方がきゅうりの酢の物を作ったり、りんごの皮を剥いていきました。りんごは皮を縞に剥いてから1人分1/4に切っていきます。「このように皮を縞に剥いたのは初めてです」といわれていました。

きれいに盛り付けた後、試食をしました。「豚肉の照り焼きは、少ない調味料なのにおいしい」「炊き合わせは、焦げる寸前までだしでしっかり炊いたからかおいしい。最後に醤油を回りにかけるだけで、十分味がついていますね」「酢の物の生姜がアクセントとなって、減塩にもなりますね」などの感想を言われていました。また、参加者の中に、山登りをされている方がいらっしゃったので、山登りの話が話題になりました。山小屋に来た人は拒むことができないので、人数がいっぱいになっても受け入れなければならないそうです。山小屋で1枚の布団に4人で寝たことがあるという話や、山登りでのトイレ事情など、山登り未経験者には想像がつかない話を聞くことができました。試食後は全員で後片付けをするのですが、毎回院長がお皿を棚に片付ける姿にびっくりされる方がいらっしゃいます。今回もやはり驚かれていました。後片付け後は記念撮影をし、初回者用の調理実習は終了しました。