平成25年６月７日に調理実習を行い、「関西風お好み焼き」を作りました。7名の参加があり、そのうち製薬会社リリィさんから男性2名の参加がありました。

本日は1型糖尿病を19歳のときに発症された男性に色々な話を聞くことができました。何度かマラソンもされており、ホノルルマラソンにも出たことがあるそうです。CSII(持続皮下インスリン注入療法)をしておられ、2011年11月からそれまで抵抗があったCSIIを利用する経緯などを笑いを交えてお話してくださいました。その後献立の説明があり、担当に分かれて調理をし始めました。

献立はお好み焼きですので切って焼くだけの簡単な作業ですが、ホットプレートで1人1枚づつ焼くため、生地を12人分に分けたり、それを混ぜたりするのに時間がかかってしまいますのでお好み焼きは4名の方に担当していただき、男性2名に野菜を切っていただきました。｢○○さんがこんなに料理ができるとは思いもよりませんでした｣と話しながらお二人とも手際よく切っておられました。女性陣には生地を作ったり、イカや豚肉を切って12人分に分けたり細かい作業を主にしていただきました。きゅうりの酢の物担当の方には作った後お好み焼きを焼くのを手伝っていただきました。白玉あんみつは小豆の水煮であんを、寒天を抹茶と透明のものの2種類を、白玉だんごを作りと作業がたくさんありましたが、黙々と作っておられたので、時間内に何とか作り終えることができました。大体の作業が終わってお好み焼きを焼きました。男性陣が華麗にお好み焼きをひっくり返しておられました。

テーブルセッティングをして写真を撮り、全員で試食をしました。｢これだけ食べるとお腹いっぱいです。｣｢白玉あんみつは金粉を少し入れるだけで豪華に見えますね｣｢バサーっとするのではなく、このように器に盛りつけるとよいですね。｣｢私は広島風のお好み焼きを作ります｣｢お好みソースにもカロリー1/2のものがあるのですね｣などといわれておりました。試食中は今月の糖尿病教室で｢糖質制限食とGI｣をするので血糖コントロールの話などを聞くことができました。試食後は恒例の院長を交えた後片付けをし、記念写真を撮って終了しました。毎回新しい献立のときはなにがおころうかとどきどきなのですが、皆さんの協力のおかげで無事終了しました。

関西風お好み焼きと白玉あんみつ　515kcal

お好み焼き：お好み焼き粉、卵、豚肉、イカ、桜海老、長いも、キャベツ、ねぎ、油、カロリーハーフお好みソース、青のり、鰹節

きゅうりの酢の物：きゅうり、みょうが、カットわかめ、酢、ラカントS

オクラのすまし汁：オクラ、とろろ昆布、だし汁、薄口しょうゆ

白玉あんみつ：寒天、抹茶粉、小豆、ラカントS、白玉粉、みかん缶、チェリー