9月1日（日）に広島県山県郡北広島町で開催された第30回八幡高原聖湖（ひじりこ）マラソン大会に、クリニックから当初5名の予定でしたが、2名が体調不良のためキャンセルとなり、2名が10キロに、1名がハーフに計3名が参加しました。今年8月は雨も降らず暑い日が続きました。ここ数日雨の日が続き、台風15号は熱帯低気圧になりましたが、2年前の大会と同様に雨の中のマラソンとなりました。スタート時、気温20度、湿度83％と暑いのとどちらがいいか微妙でした。

午前6時にクリニックに集合し、朝から雨の中を山陽道、中国道と高速道路を乗り継いで戸河内インターで降り、途中の道にはまだあじさいの花が青く咲いていました。午前8時過ぎにマラソン会場の八幡高原191スキー場に到着しました。受付をして、ゼッケンや参加賞の山菜弁当と野菜をもらい、車に戻り、ゼッケンを付けたりして準備をしました。雨で靴も濡れるので、マラソン大会用のシューズではなく、普段の練習用のシューズで走ることにしました。既に雨や水たまりのため、シューズは水浸しになっていました。午前9時半から開会式。ハーフが午前10時半、10キロが10時40分スタート。今回、ウエストポーチを持ってくるのを忘れ、会場のスポーツ品のテントで買い、走る時に飲むペットボトルを入れて走ることにしました。

コースはフラットなのは最初と最後の500メーターで、ハーフは4キロあたりから湖畔の道路となり、アップダウンとカーブの続くコースで、途中は別荘のログハウスが湖畔と林の中に建ち、道路は両側に木があり、木陰が多くなっています。雨も強くなったり弱くなったりで、建物内でストレッチをして、ウオームアップはせず、ウオームアップを兼ねて走り始めることにしました。ハーフのスタート前に雨足が強くなり、みんなテントの中で雨宿りをしていました。スタート5分前に並んで、スタートを待ちました。最初は最後尾からスタート、参加者も多く、幅の狭い道をいっぱいにランナーは進んでいき、最初の1キロが7分15秒、その後少しずつベースが上がり、大体キロ6分前後のペースでハーフの折り返しが1時間4分2秒でした。帰りはアップダウンが逆になり、最後の3キロから2キロの間は登りが続き、なんとか上りきり、2時間6分14秒でゴール。今日買ったウエストポーチはグラグラ揺れて、ペットボトルの保持も不安定で走っていて気になり、練習で使わずぶっつけ本番で使用するのはやはり良くないことがわかりました。メンバーは全員完走することができました。暑さによる疲れは無く、7月の暑かった桜江町のマラソン大会に比べると疲労度は気持ち半分程度でした。

走った後は参加賞の山菜弁当と会場の屋台でヤマメの塩焼きや焼き鳥を買って車の中で食べました。車の中で濡れたウエアーを着替えて、少しさっぱりすることができました。昨年の秋に広島の会社を聖湖マラソンのTシャツをきて訪れた時に、そこの事務の女性がTシャツを見て、マラソン会場の近くの出身で、家族が大会の役員をしており、会場近くで民宿と喫茶店を経営している話がでたので、今回そこの喫茶店によって、コーヒーを飲んで体を温め、一息つくことにしました。喫茶店に着くと何人かのお客さんがおり、持ち物からマラソン大会に参加したり、関係者のようでした。ホットコーヒーを頼み、店の人やお客さんと今日のマラソン大会のことを話をしたりして、一息つきました。店の人が広島の女性のお母さんかなと思いながら、他のお客さんもおり、余りプライベートなことなので昨年のことは言い出さず、出身地のことや他のマラソン大会のことを話したりしていました。だんだん話していくと、今日の大会のゲストランナーがこられたり、お客さんも店の人と親戚であることがわかり、昨年秋のことを話をし、店の人がやはりお母さんであることがわかり、娘さんも5キロに参加しさっきまでいて帰ったことをうかがいました。マラソンを通して人の出会いの奇遇を感じました。その後は、高速道路で戻ってきて、宮島のサービスエリアで休憩し、玖珂インターを降りた頃から薄日も射し始めました。午後5時過ぎに柳井に帰ってきました。

参加者の記録とひとこと感想
マラソン（10キロ）
宮原；1時間13分01秒；2回目の聖湖マラソンで、昨年仲間とすれ違ったことを思い出した。給水所以外は立ち止まること無く走ることが出来、下関海峡マラソンに向けて頑張れそうな気持ちになった。
大久保；1時間18分38秒；雨の中で楽しく走れた。
マラソン（21キロ）
大久保；2時間6分14秒；今日も新しい出会いがあり、楽しく時間を過ごせたのが良かった。今度はスキーで訪れてもいいかなと思った。