当院の木村栄養士が平成26年2月に開催された北九州マラソンと京都マラソンに参加し、年代別で1位になり、その報告書をしていただきました。
北九州マラソン年代別女子1位!京都マラソン3連覇(年代別女子1位)
木村僖乃
北九州マラソン
短大時代の仲良しこよしの友人初穂ちゃんが門司港に住んでおり、頑張って走れるようご馳走?を用意しておくので食べにきて!の鶴の一声で彼女のマンションで夕食をいただきました。72歳でフルマラソンを走れる筆者、どうもクラスの☆になっているようです。
カーボローディングそっちのけで肉を腹いっぱい食べて眠けが来、ホテルに帰るなりベッドに
ひっくり返りすぐ爆睡したようです。山根和美マネジャーがゼッケンをつけ、もろもろ用意をしてくれました。北九州マラソンは格別の思いで走りました。戸畑で生まれ、中学、高校の青春時代を八幡で過ごしたので走るコースみな馴染みの地名がでてきます。小倉城をスタートして到津、枝光 スペースワールド 東田高炉を走る頃は父が製鉄マンでスポーツマンでしたのでなくなった父が思い出されて涙で先が見えなくなりました。父が生きていたらおそらく沿道にたって応援してくれたと思います。中学時代の友人がこの当りで応援してくれるはずですが姿が見えません。10キロの地点で和美マネジャーより彼女の手袋片方をもらいました。スタート地点で落とし、マネジャーに連絡していました。無理かなと思いつつ走っていたら「よしのさん!」と手袋を渡され「ヨッシャ!ガンバルゾ!!」感謝して走りました。18キロの地点沿道の人が少ないところで上のほうからトーンのすこし違う声で「よ?し?のちゃ?ん、が?んば?って?」の声が聞こえました。見ると初穂ちゃんです。彼女の声援で力をえて調子が上がってきました。少し疲れを覚えた28キロで和美マネジャーが応援です。これでギヤが入ります。30キロで中学時代の友人が「木村さん頑張って」でびっくりしました。枝光からここまで移動の応援です。一番ばてそうな38キロでまたまたマネジャーのカツが入ります。「フィニッシュで待っているから!」 友人、マネジャーの応援のおかげでいつもよりよいタイムで完走できました。
ウエルネスクリニックの新年会で今年の目標はフルマラソン4時間10分をきることを宣言しましたがネットタイム4時間8分22秒でした。
北九州マラソンはコース、景色、沿道の応援、給食、給水、トイレの設備、着替えの場所全てに優れています。いままでに20回以上フルマラソン出場していますがダントツです。38キロではステーキが提供されました。栗饅頭も。
完走賞のメダルがまた素晴らしいです。小倉織のひもとメダルには溶鉱炉が描かれ、大きさの割りに重量感があり品があります。北九州市50周年記念行事で開催されたようですが、あまりの好評に来年も開催されるようです。初穂ちゃんは来年こそ筆者の走る姿、格好いい写真を撮ると張り切っています。(今年は値段の高いいいカメラを持っているのですが撮り損なったようです)彼女の写真を期待して頑張ります。
マラソンの後、応援してくれたが会えなかった友人、家事の都合で応援に来られなった友人、それぞれ4人と和美マネジャー5人でミニ同窓会してお茶を楽しみ来年の再会を願って散会しました。
俳句を趣味にする友が詠んでくれました。
春寒の 北九州路 走る友
京都マラソン
京都マラソンは北九州マラソンの1週間後でしたのではじめはリタイアを考えました。5週間しないと内臓の回復が無理だと聞いています。しかしです。1回、2回続けて3回目、3回続けての出場にこだわりました。当たらないと出られないマラソン3回も出られるチャンスをつぶすまいと思いました。完走を目標に和美マネジャーと相談し出場することにしました。マネャジャーは倒れたらどうしょうかと気持ちプレッシャーだったと思います。走りだして驚いたのが身体が軽く、きつくないのです。なんだか飛ぶような感じで走れます。身体がフルマラソンに慣れているのでしょうか。実践と理屈は違います。さすがに京都は寒くビニールのレインコートと、上にサムソナイトのスポーツウエアをきていました。10キロあたりで暑くなり、上着もったいないのですがこのまま着てゆくのはきついので沿道の関係者に手渡ししました。「えっ!」という表情をした顔が思い出されます。あのあたりにマネジャーがいてくれたら今考えても惜しいです。
和尚さん数十名が階段に立って応援している仁和寺15キロまで一気に走れました。このまま続けて走れることを願いつつ力走しました。3回目になりますとエイドステーションや、トイレのある場所も覚えており気持ちは楽でした。22キロで和美マネジャーの顔 表情がびっくりしているようです。あまり早く来たので戸惑っているようです。ひょっとしてこれからつぶれるのではないかと思ったようです。いつも大変なのが国際会館の上り下りですが無事通過しました。32キロでダウンしかけました。ここで和美マネジャーの応援です。やはり心配そうな顔です。ここまできたのだからなんとか完走を願って老体鞭打ちました。不思議な経験しました。40キロあたりで身体に気合が入りラストスパートがかけられました。何が自分の身体に起きたのかいまだ判りません。いままで40キロ当たりはヘロヘロです。北九州マラソンの記録証と比較してみても後半京都の方が早く走っているのです。ネットタイム4時間10分59秒で完走しました。
毎年タイム更新し、70歳代女子一位です。72歳が一週間後のフルマラソンこのタイムもう満足です。いつもそばで応援して気配りしてくれる和美マネジャーに感謝で一杯です。
フルマラソン 完走の醍醐味は走ったものでないとわかりません。もう完全にはまっています。体調、年齢を考えてフルマラソン楽しみたいと思います。
和美マネジャー有難う!! これからもよろしくお願いします。