平成26年4月11日(金)に調理実習を行いました。鯵の塩焼きを作りました。キャンセルもあり参加者は3名でした。
参加者が少ないこともあり、すぐに献立の説明にはいりました。作り方をしっかり理解していただくために担当は分かれていますが、人数が少ないこともあり、一通りのメニューをしていただくようになりました。
鯵の担当の方はひたすら鯵のしごをしてすぐ焼きに取り掛かかりました。前回購入した鯵より若干小ぶりだったので、いつもより焼き時間が短かかったです。本日の若竹汁に使うたけのこは、店で水煮の物を購入しましたが、皮が一緒についており、買ったときは皮をつけたまま販売する理由がわかりませんでした。しかし「葉っぱを使うと季節感が出る」とのことで、焼き魚の下に緑の葉っぱと一緒に敷くことにしました。信田巻は油揚げを開いて湯通しし、揚げの上に野菜を市松模様に並べ、それを芯にしてキャベツで巻いて調味料で炊きました。和え物は手の空いた人にお願いし、いちご大福は10個分を作って最初は3分、取り出して混ぜて30秒、もう一回取り出して30秒、少し透明になるまで電子レンジにかけました。いちご大福は生地が手にくっつくので、少しコツがいるのですが、すぐにマスターし、きれいなものが出来上がっていました。10人分ですが、いちごの大小もあり今日は生地から11個取ることが出来ました。テーブルセッティングをして、試食に移りました。
「信田巻は結構薄味なのですね。家だったらもっと濃い味です。」「巻かずに出汁で炊いてもおいしいでしょうが、このように巻くのもよいですね。巻くのが楽しかったです。」「いちご大福は簡単なので家で早速作ってみます。いちごではなくても、以前みかんが丸々入っていたのを見たことがあるので何でもよいですよね」とのことでした。鯵の塩焼きに飾った筍の皮と、いちご大福に飾った花が春を感じさせてくれ、やはり盛り付けは大切だなあと思いました。
ごはん:150g
鯵の塩焼き:鯵正味60g、おろし大根、青紫蘇、はじかみ
キャベツ信田巻:キャベツ、油揚げ、人参、大根、さやいんげん
季節の野菜の和え物:菜花、しめじ
若竹汁:たけのこ、わかめ
いちご大福:白玉粉、砂糖、こしあん、いちご、片栗粉