平成26年3月より月2回「まかない」を始め、NHKの「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和4年3月31日(木)は「鯵の塩焼き」で、11名が参加しました。3分間スピーチは河野事務員。
今回のまかないは、下田栄養士の勉強のため、旬の魚料理を作ろうということで、「鯵の塩焼き」にしました。
今回は副菜の「白菜の信田巻き」を作る時に油揚げに茹でた白菜、人参、大根を巻くのに時間がかかりそうということで、8時半に集合して調理を始めました。
“ごはん”は普通に炊いて、150gをお茶碗に盛りつけます。
“鯵の塩焼き”を作ります。下処理をした鯵に化粧塩をして、グリルで焼きます。焼いた後乾燥しないように水分が飛ばないようにアルミホイルで包みました。付け合わせにおろし大根と、青しそを添えました。
はじかみ生姜を飾る予定でしたが、茗荷を甘酢漬けにして赤く染めた物を添えました。これがあるだけけで赤色が入って彩りが良くなりました。
”白菜の信田巻き”は、白菜、大根、人参を下茹でします。大根と人参を市松模様になるように、油揚げで材料を巻いていきます。かんぴょうで巻いてくのですが、綺麗に巻くのがなかなか難しかったです。巻いたものをだし汁、薄口醤油、砂糖、塩が入った調味液で20分程煮込みます。最後に切り分けて、茹でたスナップエンドウを添えたら完成です。
“ほうれん草の和え物”はほうれん草としめじを茹でて水気を切っておきます。ほうれん草を3cm長さに切りわけて、調味液とごまで和えます。器に盛ります。今回は卵黄をレンジで30秒チンして泡立て器でにしました。
”若竹汁”ワカメは水で戻しておきます。たけのこは切り分けます。今回は急遽ピンクが綺麗な桜の生麩を入れることになりました。だし汁で具材を煮たら薄口醤油で調味して、三つ葉を飾ります。
”デザート”は、いちごとリンゴをスライスします。いちごはグラスの側面に綺麗に見えるように貼り付けていきます。メレンゲを作ります。前回もメレンゲを作りましたが、今回のメレンゲはコーンスターチと酢を加えてみることになりました。前回作ったメレンゲは卵白にラカントを加えてハンドミキサーで泡立てたものでした。コーンスターチと酢を加えたものは、出来立ての時以前のものより弾力があって、見た目も食感も生クリームのようになめらかでした。メレンゲをいちごのグラスに入れて銀色のアラザンを降って飾ったら、スライスしたリンゴを乗せていきます。
まかないアンケート(計11名)
1.スーパーでよく買う魚は何ですか?
鮭:10名、鰆:3名、鯵:5名、鱈:1名、鰤:2名、その他:3名(秋刀魚、鯖2名)
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:2名、満腹:8名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:
鯵が新鮮で美味しかったです。ちょうどいい焼き加減で香ばしくふっくらしていました。家でやると焼きすぎるのか身がかたくなってしまいます。焼いた後アルミホイルで包んでいたのが秘訣でしょうか?少し塩辛かったように思います。
信田巻きは大根と人参の市松模様が美しかったです。野菜によく味がしみ込んでいました。信田巻き手が込んでいて、じゅわ~んって美味しかったです。
ほうれん草の和え物、卵が乗るだけで一気に彩りがよく春らしかったです。
デザートはカフェのデザートのようでした。苺の飾りメレンゲを入れる時、コーンスターチ、酢を入れるとコシがしっかりありました。甘くてかわいくて美味しかったです。
3分間スピーチ(要旨)「秋吉台」 河野事務員
題材が見つからず昔の旅話でもしようかと悩んでいるのをみかねて主人が連れ出してくれました。でも当日までも行く場所は言ってくれません。行く場所によっては、服装など悩む私に動きやすいシューズで、とだけ。最近はテレビを見ながら、ここ行ってみたいね、あそこも行きたいね~、なんて話しをしていたので行く車の中で候補を思い浮かべては、方向が違うしな~と1人でもやもやとイライラの気持ちで乗っていました。そのうち近づいてくると案内標識でわかります。で、着いたところは「秋吉台」でした。
山焼き後に行くのは初めてでした。今年の山焼きは延期になり2/26。春を呼ぶ風物詩「山焼き」は昔からの伝統が受け継がれ約100年前からだそうです。毎年2月下旬に秋吉台の約1,138ヘクタールに火を入れているそうです。例えでよく使われる東京ドームで言うと、約243個分になります。(計算が間違ってなければですが…)
秋吉台はこれまでも何度か行ったことはある場所ですが、カルストロードを車で走り途中で降りて眺める程度でした。今回は、展望台から若竹山へ片道約1.5㌔先をめざして歩きました。山焼き後でまだ黒々としていました。この日は風も強く焦げくささがあるかと思いましたがあまり気になりませんでした。約15分くらい、あっという間に着き辺りを散策。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、歩いてる道の所々に21個の「しつもん」が書かれてありました。例えば「秋吉台をつくっているこの岩石の名前はなんでしょう」、「石灰岩の表面には米粒のような化石がたくさん見られます。何の化石でしょう」などなどです。わかるものが少なく答えを求めて科学博物館へ行きました。そこで見つけたトレッキングマップ・ランニングマップがありました。今回、歩くとは思っていませんでしたが、もう少し歩いてみても良かったかなと思ったので、色々とコースもありそうなので、今度は距離を伸ばして、夏にかけて新緑になる5月やススキ野原の秋にと季節ごとに行ってみようと思っています。
献立 7.32単位(586kcal)
ごはん 精白米
鯵の塩焼き 鯵、塩、おろし大根、しその葉
白菜の信田巻き 白菜、油揚げ、人参、大根、かんぴょう、砂糖、薄口しょうゆ、塩、だし汁
ほうれん草の和え物 ほうれん草、しめじ、だし汁、砂糖、濃口しょうゆ、ごま
デザート いちご、りんご、卵白、ラカント、コーンスターチ、酢、アラザン