12月10日に開催されたホノルルマラソンに参加しました。今年は7月に開業し、長くは休めないので、ホノルルには1泊のみで走ったらすぐに帰る強行日程となりました。
荷物は機内持ち込みのリュックのみになるように、必要最低限にしました。往復の道中は読書タイムときめ、真珠湾攻撃の日本側の隠密計画とアメリカ側のスパイとの駆け引きをあつかった「エトロフ発緊急電」(佐藤譲、新潮文庫)を、ちょうどハワイに行くにはおもしろそうなので読むことにしました。
予定通りに9日の朝、ホノルルに到着。マラソンの受付をして、午前11時過ぎからは福岡の南先生のグループと食事会をしました。南先生が“Team Diabetes Japan”(直訳すると”日本糖尿病チーム“)という名前でチームを作り、ユニフォームや帽子もそろえて、今回はそれを着用してのマラソンになりました。
午後8時過ぎにベッドに入り、午前2時前に起きて、食事と着替えをして、午前4時前に集合し南先生達と記念写真をとりました。今回は“Team Diabetes Japan”というユニフォームを来ているので、カナダから来た“Team Diabetes Canada”というチームに声をかけたり、記念写真をとったりし、いままでのレースとは違う楽しい出来事になりました。
有名人としては有森裕子さんといっしょに写真がとれました。今回は飛行機に間に合うために、午前10時までにゴールというのが目標。午前5時花火とともにスタート、5時10分過ぎにスタート地点を超え、大勢のランナーの流れにそって最初の1キロが8分、ハーフが2時間28分でした。ゆっくり走ってもやはり30キロすぎると足が重たくなり、最後のダイヤモンドヘッドの上りはきつく、結局4時間50分でゴールしました。
ゴールをしたらすぐにタクシーでホテルに帰り、予定通り空港に到着。午後1時40分搭乗し、午後2時半の離陸を待つのみで、あとは疲れにまかせて寝るだけとなりました。ここまでは順調だったのですが、なかなかすんなりと事が運びませんでした。機内に入りすぐに寝てしまい、目が覚めると午後3時半、それなのに飛行機は飛立っておらず、機内アナウンスで「エンジントラブルでまだ修理中」とありました。機外にも出国審査の関係で出来ず、結局午後7時に離陸はあきらめ明日(11日)に延期となりました。ホテルやタクシークーポンをもらい、またワイキキまでもどりました。12日(火)から診療開始の予定だったので、急遽日本に電話して受診予定の患者さんの予約を変更しました。翌朝空港に行くと「修理ができず、また明日(12日)に出発延期」との発表がありました。2日間も休むわけにはいかず、自分で捜して12時半発の関空行きがあり、なんとか12日(火)の晩には柳井にもどってきました。いろいろありましたが、今年もホノルルマラソンを完走することができました。