12月９日（日）に開催された第35回ホノルルマラソンにクリニックから８名が参加しました。今回は日本糖尿病協会が企画した“Team Diabetes Japan（TDJ）" として、TDJのユニフォームを着て全国から５８名が参加しました。前日の８日の午前11時半からは懇親会が現地で開催されました。

今年のクリニックの目標を「ホノルルマラソン完走」として、各自練習し近隣のマラソン大会に参加し距離を延ばしながら準備をしてきました。これまでに参加した大会はウエルネスクラブ会報やホームページで報告してきました。今回フルマラソンに７名、10キロウオークに１名が参加しました。
飛行機の時間の関係で、12月8日（土）は午前10時半まで診療し、JRで関西国際空港に午後３時半に到着しました。手続きをして、午後５時半に飛行機は出発しました。

ハワイ時間で8日（土）の午前６時前にホノルルに到着しました。懇親会まで時間があるので、レンタカーを借りダイアモンドヘッドに登ることにしました。天候もよく、ホノルル市内やワイキキの海岸など眺めのいい景色を堪能することができました。それから懇親会に参加し、自己紹介やマラソンの体験記などの報告や立食形式での昼食会があり、参加者同士が交流をはかりました。集合写真をとり明日の集合場所や時間を確認し解散となりました。それから私たちはゼッケンなどをコンベンションセンターにとりに行き、各々が明日の準備をし、明日午前３時に集合とし、早めに就寝としました。

９日は午前３時半にスタート地点に集合し、みんなで準備体操をして体をほぐし、あとは記念写真をとったりしながらスタート時間までを待ちました。午前４時半頃より雨が降り出し、濡れてしまいました。こんなことは過去７年間で初めてのことでした。今回は２万7000人のエントリーがあり、午前５時にスタートの花火があがり、みんな立ち止まって見上げ、ゆっくりと集団が前に動き出し、各々が自分のペースでゴールをめざしスタートしました。

前半の山場は10キロ過ぎからの約２キロ続くダイヤモンドヘッドの上りで、まだまだ大勢の集団が狭くなった道をうめつくしていました。中盤から後半にかけては高速道路の往復があり、そこは唯一他の選手とすれ違う場所になっており、TDJのメンバーと声を掛け合ったりしてお互いにはげまし応援しました。後半の山場は帰りのダイヤモンドヘッドの上りで37キロから40キロにかけて長い上り坂になっており、最後のひと頑張りの場所になっています。それをこえると下り坂とゴールまで最後の1キロは沿道に応援の人で埋まった直線コースとなっています。今回は日本国内の他のグループとの交流や、カナダの糖尿病チームとも声を掛け合い、単にマラソンを走るだけでなく、いろんな体験をすることができました。私たちのチームの最後のランナーが午後５時にゴールし、全員参加者が完走することができました。夜は打ち上げをして、飛行機、マラソンと睡眠不足と疲れで、早めのお開きとなりました。

10日（月）は完走証をもらい、その後はレンタカーで島の半分を１周しながら回ることにしました。ハナウマ湾、潮吹き穴、ノースショア、ドールプランテイションをめぐり、午後６時過ぎにホテルに戻ってきました。ハワイというと、ホノルル、ワイキキ、海のイメージがありますが、険しい山やどこまでもひろがる平原を見るとまた違ったハワイの景色を見ることができました。
11日（火）はフリーとし、ワイキキの海岸に泳ぎにいったり、ショッピングやおみやげを買ったりと各々が自由に時間をすごしました。
12日（水）は午前７時50分発の飛行に乗るため、朝４時起床で午前５時にはホテルを出発しました。午後1時には関西空港に到着し、柳井には午後６時にクリニックに着き解散となりました。

今年のクリニックの目標の「ホノルルマラソン完走」を達成し、足の痛みと伴に達成感を得る事ができました。

参加者の記録とマラソンとハワイ旅行の感想
10キロウオーク
大久保　クニエ；
完歩出来るとは夢にも思ってもいませんでした。なせば成るとはこの事ですね。最高の四日間感謝でした。
マラソン
木村；６時間１分3秒；
先生に貧血を治療して頂き思ったより楽に走ることができ有難うございました。外食つつしみます。次回参加できたら6時間切りたいです。風光明美な寒さ知らずで、将来ここで老後を送りたい。庭の中に家があるのがうらやましい。
大久保美季；７時間22分16秒；
やっぱり、42キロはもう走りたくない。ハワイは最高!!
大久保章子；７時間22分13秒；
苦しかったけど、楽しかった!!　42キロを自分の足で駆け抜ける（歩き抜く？）ことは2回目でも感動、感激が大きかった。満足感でいっぱい!!　青い海、青い空、何度来ても楽しい。ヨットでイルカに会えたことが嬉しかった。楽しい思い出いっぱい！でもでも滞在時間が短すぎる。
田坂；8時間9分1秒；
ゴールでは涙がでた。最後は走ってゴールできた。想像以上にきつかったので、嬉しかった。15キロぐらいまでは順調に走れたが、足がとても痛くて、動かなくなるのではないかと不安になり、走れなくなったのが残念。生まれて初めてのハワイは最高だった。ワイキキの海で泳ぐ事も出来て海に沈む夕日が本当にきれいだった。「常夏のハワイ」に来年も行けたらいいな。
中本；11時間41分49秒；
足が痛くなってからはかなりきつかったが、すれ違う仲間や沿道の声援には、はげまされとてもうれしかった。タイムは約12時間かかったが、ゴールできて本当によかった。初めてのホノルルマラソンはとても良い経験になり、つらかったがいい思い出になりました。買い物も楽しめて良かったです。今までなかなか行けなかったノースショアなどに行けた事はとても楽しかったです。
桑原；11時間41分 49秒；
はじめてのフルマラソンで、予想外の大雨の影響もあり、辛く苦しいレースだったが、日本で応援してくれている家族や、一緒に走っている仲間に支えられ、励まし合いながらなんとかゴールできた。ゴールが見えた時の感動は一生の宝物になった。初めての社員旅行で、レンタカーを借りてノースショアへ行ったりと、今までとはちがうハワイを楽しむことができた。
大久保；４時間13分12秒；
今年はクリニックで参加し、いつもとは違ったホノルルマラソンを楽しむことができた。