山口県小児糖尿病患者会「山口会」の交流会が10月4日、5日の一泊二日で周南市の大田原自然の家で開催され、クリニックからは栄養士の木村さん、田中さん、臨床検査技師の前川さんと私の4名が参加しました。

大田原は周南市とはいっても、携帯電話が圏外になるような山の中の自然豊かなところにあります。患者さんとその家族、大学生のヘルパー、OBやスタッフなどのべ45名が参加 し、調理実習、木工細工、親御さんやスタッフとの意見交換、魚釣り、柏餅作りなど楽しみながらの交流会となりました。1日目の夕食は調理実習でロールキャベツ、竹で炊いたごはん、きんぴらごぼうを火をおこして作りました。

2日目はあいにくの雨になりましたが、雨がっぱを着て近くの川で魚釣りをしました。5センチくらいのハヤが50匹程度つれ、昼食の時に素揚げにしてみんな で食べました。ハイキングは中止となり、体育館でゲームをしたり、風船でバレーをしたりして楽しく過ごしました。親御さんには「子供の学 校生活、就職、結婚など」心配なことを話されたり、OBからの体験談や成長した子供を持つ他の親御さんの体験談などの話を聞いたりしました。 

8月の前半と後半に、30年以上の歴史のある大山や福岡のサマーキャンプが 7泊8日で開催され、山口からそちらのキャンプに参加している子供やOBヘルパーも多いこと、7月後半は大学生の試験などの理由で、交流会が夏休みにでき るといいのですが、山口県という地理的になかなか困難な状況になっています。そんなこともあり、キャンプに参加している子供も参加できない子供にも参加で きるようにということで、秋の時期になっています。しかし秋は運動会やいろんな行事も重なり、日程の調整が難しくなっています。