今回、第4水曜日（4月28日）の休診と昭和の日（4月29日）で連休となり、「走って遍路」の第５弾を、前回の23番札所の薬王寺から12キロ地点（辺川駅）からスタートし、63キロ先（薬王寺から75キロ地点）の室戸岬にある第24番札所の最御崎寺（ほつきみさきじ）まで走りました。

前日、4月27日の火曜日は夜間診療なので午後8時まで診療。そのためなるべくスタート地点に近い所まで行けるように、車で新岩国駅まで行き、広島、岡山と乗り継いで午後11時過ぎに高松駅に到着。駅近くのホテルに宿泊しました。

目的地まで早く着くいい乗り継ぎの 電車ががなく、4月28日（水）は午前8時25分、高松駅から特急に乗り徳島駅でさらに特急に乗り換え、日和佐で乗り換え午前11時23分にスター地点の辺川駅に到着しました。日和佐駅では区切りながら自転車で回っている若者といっしょになり、「自転車を組み立てて、今日は80キロ、室戸岬の先までめざす」とのことでした。

4月28日の予定は高知県に入った所の36キロ地点（24キロ先）のホテルを予約しており、出来るだけ室戸岬に近づける所まで行くことにしました。海岸沿いの道を左手に波の高い太平洋を見ながら多少のアップダウンのコースを走って行きました。生見（いくみ）という所は世界サーフィン大会が開催され、サーフィンをしている人達も多く見かけました。宿泊予定のホテルの前を通り過ぎ、午後5時20分まで薬王寺から42キロ地点（残り33キロ）で本日は終了として、バスに乗りホテルまで帰りました。本日は30.5キロ、21716歩。

夕食はホテルの近くの食堂で牛焼き肉定食を食べました。 ご飯、みそ汁、漬け物、肉は自分で焼いて食べるようになっており、今日は良く運動したので、筋肉の修復にタンパク質補給が重要ということで肉を追加注文、もちろんハラミ（理由は第1弾を参照）を注文しました。ホテルに帰ってテレビを付けるとNHKの”ためしてガッテン”でちょうど「栄養不足ータンパク質不足」をテーマにしており、ガッテン！、ガッテン！、ガッテン！。午後10時には就寝。

29日（木）は午前6時30分にホテルを出て、昨日の地点までタクシーで行き、午前6時45分に33キロ先の室戸岬をめざしてスタートしました。天気は晴れ、海岸沿いの道を左手に太平洋があり、長い海と空の水平線を望み、これが空海の由来かと思いながら、人家の集落が所々にある道を進んでいきました。51キロ地点で室戸市に入り、遠くにかんすであれが今日の目標の室戸岬かと思いながら、心地よい風の吹く中、ハワイのノースショアを思い出されるような景色の中を走って行きました。

最後の600mは登山道になっており、標高165mにある最御崎寺に午後1時半に到着。礼拝をして、室戸岬の灯台を見て、下りは岬の西側のヘヤピンカーブになった車道を下り、最御崎寺から4.1キロ地点、午後2時20分、今回の「走って遍路」は終了しました。29日は37キロ、29292歩。後免駅から載った特急「南風」は車体に、土佐山田市出身のやなせたかし氏の「アンパンマン」の絵が描かれていました。今回からは高知県側を通って帰り、新岩国駅に午後9時に到着しました。2日間で67.5キロのランとなり、今回の「走って遍路」第5弾は終わりました。