ウエルネスクリニック糖尿病患者会”アロハ”の春の行事”調理実習”が平成22年7月4日(日),柳井文化福祉会館で開催されました。スタッフを含めて47名が参加し「牛肉とナスのカレー煮、ナン添え」を作りました。
平成22年7月4日、日曜日、午前10時に柳井文化福祉会館2階の視聴覚室に集合し、名札と資料を配布し受付をしました。班ごとに6つのテーブルに分かれ て、各班で自己紹介をしました。大久保医師のあいさつ、ゲストのリピート山中さんとマネージャーの杉山さんの紹介、木村栄養士より今日の献立や調理のポイントの説明がありました。
今日の献立は「牛肉とナスのカレー煮、ナン添え、新鮮生野菜サラダ、ラッシー」でした。カレーは一人一本ナスビを使い、ナンは粉から作り、ラッシーは牛乳とヨーグルトから作るデザートで、砂糖のかわりにパルスイートを使用し、カロリーを控えながら甘さを保つようにしました。
説明のあとは1階の調理室に各班ごとに移動し、午前10時30分より調理を開始しました。リピート山中さんとマネージャーの杉山さんも他の参加者といっしょに エプロンと三角巾をつけ、ナンは粉から作り、100回ほどボウルに叩き付けて、耳たぶの固さになるようにしました。各班とも男性も積極的に参加し、食材を切ったり、ナンをこねたり、一人分を成形してフライパンで焼いたりしながら手際よく調理が進んでいき、 あっという間に時間が過ぎていきました。各班とも順調に進み、午後12時前には完成し、早い班は11時半には完成し、せっかくのカレーが冷めてしまいました。2階に運んで全員で食事の開始となりました。
ナンは各班により薄かったり厚めだったり、形も丸いものからヒョウタンのような形ものなどいろいろで、思ったよりボリュームがあり、「500kcalとは思えないくらい満腹 になった。」などの感想がありました。 ラッシーは「飲むヨーグルト」のような味でした。最近の出来事などを各班ごとに話しながら、なごやかな昼食となりました。食後は食器の後片付けと2階の会場のテーブルを片付けリピート山中さんのミニコンサートの準備を始めました。
午後1時からリピート山中さんのミニコンサートがはじまり、みんなで懐かしの昭和30年代の歌謡曲「高原列車が行く」などを合唱したり、以前リピートさんが出演したNHKのラジオで、鎌田実さん、堀江健一さん、田部井淳子さんとの対談のエピソードの話があり、高原列車のあった場所は福島県の沼尻鉄道で、田部井さんの経営する沼尻高原ロッジの紹介などの話もありました。「ヨーデル食べ放題」糖尿病の歌「がんばれ ぼくらの膵臓ちゃん」などの歌があり、例年の女性の歌声パワーで盛り上がったコンサートとなりました。
午後2時半に終わり、集合写真をとり解散となりました。気持ちのいい初夏の一日を過 ごすことができました。今回カメラの調子が悪く、ほとんどがピンぼけの写真になってしまい、残念な結果になりました。木村栄養士のカメラの写真が何枚かあり、一部はそれをHPと院内の展示に使用しました。