「走って遍路」の第13弾を11月24日(水)に前回の予土線の務田駅からスタートし、41番札所の龍光寺から43番の明石寺まで行き、さらに20キロ先のJR伊予大洲駅まで行きました。
11月23日(火)は松山市でマラソン大会が午前中にあり、ホテルは宇和島駅の近くに予約していました。昨年3月に県立大学の栄養学科を卒業した、1型糖尿病のFさんが今年の4月に結婚され、宇和島のとなりの西予市に住んでおり、事前に連絡してあったので、みかん畑とお宅にお邪魔して、宇和島でいっしょに食事をすることにしていました。もよりの卯之町駅まで迎えに来ていただき、海の見える高台にあるみかんやデコポンなどの柑橘類の畑を見せていただき、ご主人とフィリピンからの実習生で手入れをされていました。その後お宅にお邪魔して、車で宇和島まで送ってもらい、宇和島駅の近くの居酒屋でご当地での産物のちりめんじゃこ、フカ、イカなどの料理を新鮮でおいしくいただきました。Fさんは妊娠8ヶ月目で、ご主人とのなれそめや現在の糖尿病のコントロールについて、柑橘類の状況などの話をしながら、楽しい時間を過ごすことができました。
11月24日(水)は午前5時に起床し食事をして、宇和島駅を午前6時11分発の電車に乗り、予土線の務田駅に午前6時26分に到着。41番札所の龍光寺は1.5キロ先と近くにあり、午前7時から納経所が開ので時間があり、ウオームアップを兼ねて歩いていきました。まだ日の出前で寒く薄暗く、徐々に明るくなり、太陽の明るさやエネルギーのすごさを実感しました。午前7時前に到着し、礼拝をして、次の2.6キロ先の42番札所の仏木寺をめざし出発。小さい丘を越えて、午前8時に到着。
礼拝をして、次は10.6キロ先の43番札所の明石寺、標高480mの歯長(はなが)峠を越えてのコースで、昨日の疲れもあるのかあまりペースよく進まず、午前11時に到着。礼拝をして、次の44番札所は60キロ先にあり、次回のことを考えると20キロ先にある伊予大洲駅か30キロ先にある内子駅あたりまで行けると都合がよく、電車やフェリーの時間も考えながら先へ進むことにしました。途中は昨日もらったみかんを補食として食べて、水分と糖質補給にし、少し酸味もあり気分を引き締めてくれました。ホノルルマラソンの時にウエストポーチに入れて補給にもいいかもしれないと思いました。やはり平地でもあまりスピードは出ず、時速5キロくらいと速歩と同じ程度のペースでした。午後1時にコンビニで昼食を買い、いつもはオムスビを食べながら歩くのですが、今回は480キロカロリーの広島風お好み焼きがあり、それを暖めてもらい、コンビニの駐車場に座って食べました。これが後になって響いてきました。あとは平地だけで楽勝と思っていたら、鳥越峠があり、思ったより時間がかかり、大洲駅午後3時40分の特急も危ないようなペースになってきて、峠を越えた下り坂はペースアップをして下っていきました。結局大洲駅に着いたのが午後3時45分と5分遅れてしまいました。そのため、1時間次の特急を待たなければならなくなり、フェリーも次の便になってしまいました。5分の遅れが、結局柳井港に着くのが午後7時40分の予定が午後10時になってしまい、2時間半のおくれとなってしまいました。本日は53752歩、35.1キロでした。
今回の「走って遍路」の第13弾はマラソン大会、道後温泉、Fさんの所の拝見、遍路と盛りだくさんな日程となりました。