「走って遍路」第20弾を先週に続いて4月16日(土)に前回のJR石鎚山駅からスタートして64番札所前神寺を礼拝し、65番札所三角寺の手前5キロまで行きました。
4月16日(土)は本来、日本内科学会が東京で開催され出席するため、診療を休診にしていましたが、東日本大震災の影響で中止となりました。そのため先週 に続いて「走って遍路」をすることにして、15日(金)は午後6時まで通常通り診療をして、午後7時柳井港発のフェリーに乗り、午後9時半に三津浜港に着き、JR三津浜駅から各駅停車の電車に乗り、午後11時45分に伊予西条駅に着きました。駅前のビジネスホテルにチェックインしました。
16日(土)は天候はどんよりとした曇り、しかし降水確率は低く雨具は持参しませんでした。午前6時22分発の電車に乗り、一駅松山方面に戻り、前回の遍路で行った石鎚山駅に午前6時26分に到着しました。64番札所の前神寺は500m先と近くにあり、礼拝した後に納経帳に朱印と墨で書いてもらう納経所が午前7時から開くので、時間が充分ありウオームアップもかねて歩いて向かいました。午前6時45分には到着、他に参拝する人もおらず静かなさわやかな空気の中ゆっくりと礼拝が出来ました。
次の65番札所三角寺が44.5キロ先、標高500m、66番札所雲辺寺が19キロ先、標高900mにあり、今日の予定は、次回のスタートや経路、宿、特急が止まる駅のことを考えると39.5キロ先にあるJR伊予三島駅までを目標にしました。標高158mの峠を越える所はありますが、比較的フラットなコースになっていました。
先週は桜が満開でしたが、葉と桜の花が半々になっていました。海側(北側)からJR線路、国道11号、遍路道(旧街道)、松山自動車道が並行してあり、何本かの川を越えながら東へ向かいゆっくりと走っていきました。国道よりは南側の旧街道を走っており、古い町並みやアーケードを通り抜けていきました。最近には珍しく所々に麦畑があり、「はだか麦精麦所」と看板のある建物があり、「この辺りは麦が名産か?うどんなら小麦だろうし、はだか麦なら麦飯用か?」と思いながら通り過ぎていきました。
つばめが飛び始め、巣を作り始めていました。駐在所の軒下に作っており、つばめも駐在所なら安全ということがわかっているのでしょうか。本日は伊予三島駅午後2時52分発の特急に間に合うように、時間と距離を考えながらの走りでした。途中のコンビニでジュースやオムスビを買って休憩をして、平均時速は6キロ程度でした。
結局、午後2時20分に伊予三島駅に到着、あまり時間がないので駅前の食堂で早くできるのは何ですかと聞くと「親子丼」ということで、それを注文し、昨年10月の宇和島駅前の喫茶店で食べたカレー皿とスプーンの「牛丼」を思い出しました。今回は普通の丼に入って出てきました。伊予三島駅を予定通りの特急に乗り、松山駅に午後4時16分に着き、三津浜港から午後5時10分のフェリーに乗り、午後7時40分に柳井港に着きました。本日の「走って遍路」第20弾は40キロ、30445歩でした。