第22回　仏の里　くにさきとみくじマラソン大会が11月13日（日）に大分県国東市で開催され、クリニックから3名が参加しました。今年の12月11日（日）に開催されるホノルルマラソンで初フルマラソンをめざす平田さんに、6回目のマラソン大会として、初めてのハーフに出場した報告をしていただきました。

11月12日（土）クリニックに2時45分集合、徳山港4時40分発のフェリーで竹田津へ。国東に着いた頃はもう暗くなっていた。受付時間は過ぎていたが、気持ちよく受け付けてもらえました。

11月13日（日）6時に朝食をとり、ホテルを7時に出発、10分で会場についた。充分にウォーミングアップもでき、スタート時間（10：30）まで時間があるのでブラブラ出店をみて周った。しかし、初めてのハーフ、内心不安で不安でいっぱいだった。緊張のせいか、何回もトイレにいきたくなりました。

そろそろスタート時間も間近になったので、出かけようとしたら、車の影からひょいっと目の前に先生の姿、胸のゼッケンの横に4つの袋（補給用のマカロン）が揺れています。これが6つだったら動物のおっぱいのようで思わず「そりゃー何ですか」と言いたかったのですが、笑いの方が先でした。先生の顔もてれくさそうで……。いつもの固い表情が何がしか目の奥が笑っていました。走行中に取り出しやすく、食べやすく、又、マカロンがこわれないように、セロテープでユニフォームへ貼り付けてあり、試行錯誤の苦心の姿だったのでしょうか。スタート地点に着くまで人の目を気にしながら、揺れるマカロンをちらっちらっと横目でみながら（笑いをこらえて）歩きました。お陰で胸のドキドキがおさまり、スタート時の気負いもなく、出発することができました。いつものことで、2、3?走ったら「こんな走りでホノルルへ行かれようか等々」自問自答することも全く忘れていました。

又、1つ目の折り返し地点の手前、ビニールに入ったオレンジ色が見えます。あれっ落ちてしまったのかな。多分、先生のマカロン？？？？又、くすっと笑いがでます。坂道もあまり急ではなく、ほとんど平地だったせいか、それほどのしんどさは感じられなかったが、10?くらいから足が重くなり、速度も落ちた。又、15?の頃から膝が痛くなり、右足をかばいながら走った。エネルギー補給の為、パンやゼリーを用意したがあまり食べられなかった。パンは4等分に小分けしていたが、つぶれて又1個となり、固くて無理やり押し込んだようだった。

スタート時はとても暑くてつらい一日になるだろうと思っていたが、ゴールに近づく頃には陽射しも穏やかになり、晩秋の風が体にここちよく感じられた。又、道路脇の案内子も楽しく、七福神が出迎えてくれたり、田んぼでバドミントンをしたり、おまけにオバマ大統領まで現れて和みながらの走りでした。

今回は、先生夫妻と私、３人共ハーフに出場しました。励ましや幾多のことばかけ等々、面倒をみていただき、お陰で完走することができました。ホノルルまで1ヶ月もありませんが、練習に励み、けがや病気にならないようにして、大会にのぞみたいと思います。本当にありがとうございました。

ハーフ　タイム　2時間18分6秒