まず、この2ヶ月間の皆さんの様子や食事運動療法を続ける自分なりのコツなどの話をされました。「畑に行って、山の色が変わったりするのを見ることで季節を感じることができるのが良いです」「低カロリーで太らないお菓子の本を見たりして、作った気分になります」「今月血糖値が下がっていて、初めて5%台にいきましたが、逆に怖いです」といわれる方もおられました。皆様それぞれ色々な事情がありますがうまく付き合っているようです。献立の説明の後、担当に分かれて調理していきました。
ブルスケッタは「表面を焦がしたもの」という意味でイタリア風ガーリックトーストです。前回、フランスパンが分厚かったため焦げてしまったので、今回は1人3枚にして焼き、ちょうど良い焼き加減となりました。
鮭のクリームシチューは,鮭をきれいな焼き色がつく位に焼いておられました。野菜に含まれる水分量などの関係で今回は前回のものよりも、とろみがついていました。「なすとパプリカのジュレ和え」は、なすとパプリカをグリルで焼いて皮を剥き、その後ジュレを寒天で作りました。気温が下がってきていたので、寒天が固まるのが早かったです。ヨーグルトジェラートは時間の関係で、先に作っておき、空気を含ませる過程を皆さんに見てもらいました。
盛り付けをしたあと試食をしました。「クリームシチューは片栗粉を使ってとろみをつけたことはあるけれど、米粉はなかったです。今度作ってみます」「ヨーグルトジェラートは、色々な果物でもできそうですね。ヨーグルトが得意じゃないけれど、これなら食べられる」「なすはいつも焼いてポン酢をかけるだけだけど、こうして食べるのも良いわ」という感想がありました。
米粉で作る鮭のクリームシチューとヨーグルトジェラート(544kcal)
赤しそジュース;赤しそジュース、0kcal炭酸水