10月29日(月)に調理実習を行い、「手作りパンととっても簡単!でも本格的フランスパン」を作りました。6名の参加がありました。
今回は手作りフランスパンということで、発酵回数が多い為時間の都合上1回目の1次発酵まで先に済ませておきました。参加者の皆さんはこの後からのスタートとなりました。2回目の1次発酵の間に献立の説明があり、その後、担当に分かれて作っていきました。
ローストビーフ用の肉をタコ糸で縛り、フライパンで表面全てを途中縦にしたり転がしたりしながら焦げ目がつくくらいしっかり焼いていきました。その後ウスターソース,醤油、酒を合わせたもので煮ます。このローストビーフは煮る時間がポイントになりますので、時間をはかりながら煮ていきました。そして本日は、患者様が家で栽培された野菜をたくさん持ってきてくださったので付け合せの野菜や果物に使わせていただきました。
果物の飾り切りは、ブドウの表面に十文字の切込みを入れ皮を花びらのようにめくるようにしました。患者様の中にマラソン大会に出られた方がいて、「この前のマラソン大会で泊まったホテルの夕食のぶどうがこのようにで出てきましたね」「そいういえば!」と話が弾んでいました。
全員で盛り付けをした後、試食をしました。フランスパンはパンに加える水温の関係で多少ハプニングがあったものの表面がパリパリに焼けていました。誰かが食べるたびにパリパリと音がしていました。果物の飾りぎりは、「ブドウはこのように皮を剥くと食べやすいですね。」「柿をこのように立てて盛り付けたのは初めてです」といわれていました。ローストビーフは1口食べて「おいしい!」といわれた方がいらっしゃり、また、「今からクリスマスやお正月があるので皆さんぜひ作ってみてください」「作ってみます!肉があれば」と笑いが起こりワイワイ言いながら試食しました。いただいた野菜は今朝に採ってきてくださったようで、甘みがあり本当においしかったです。採れたてのブロッコリーはゆでるとすぐ柔らかくなるようですね。色々な野菜の話で盛り上がり、今回の調理実習は終了しました。
白菜とエリンギのスープ:白菜、エリンギ、人参、固形スープの素
飾り切り果物:キウイ、オレンジ、巨峰
手作りパン:フランスパン用粉;