ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2013.04.21

長野マラソン

スタート.JPG平成25年4月21日(日)に開催された長野マラソンに当院の木村栄養士が参加しました。70歳代部門で1位に入賞した報告をしていただきました。


15回長野オリンピック記念マラソン出場しました。

参加の理由は山根マネジャーによると、?日本陸連公認のメジャーなマラソン?制限時間5時間 ?旅行が出来る?年代別70歳代の表彰がある?季節はずれの花見ができる。

ルンルン気分で出かけましたが、気候はこちらの思惑と大はずれで経験したことのない長野が待っていました。

僖乃1.JPG

前日市内のホテルがとれず、長野マラソンの斡旋の志賀グランドホテル1時間30分かけていくはめになりました。途中シャトルバスの中で後ろの座席から「まあ雪よ!」の声にびっくり、外をみるとちらちら白いものが降っています。「え!今4月も後半よ!」やれやれと思ってホテルにつきました。ホテルの従業員がここの志賀グランドホテルは海抜1500kmで下界に泊まるよりマラソンを走る人は心肺機能を高められると言われました。高校生がマラソンの合宿にわざわざ泊まるそうです。すこしはいいこともあるのかなと納得することにしました。翌朝目覚めるとなんと当り一面銀世界です。スキーにきたのであればこの景色大歓迎です。私はマラソン大会にきたのだ。この景色は冗談じゃないです。そのときまでは下におりれば雪はないと思っていました。


僖乃3.JPG

しかしマラソン会場にいくとそのまま雪はふりつづいており、雪の中のスタートとなりました。当日スタート時0.4度です。大会史上こういうことは始めてだそうです。ビニールのかっぱを来ている人、中にごみ袋に穴をあけている人、防寒のそなえはさまざまでした。荷物の置き場所、着替える場所が確保できず苦労しました。山根マネジャーがいないととても出場が難しい状況でした。足元はベチャ雪でしみこんできます。リタイア覚悟で行けるところまで行こうと、山根マネジャーの「僖乃さん頑張って!!」の声援を背に出発しました。

走りだして足の手当てを全然していないことに気づき愕然としました。いつもは念入にスポーツ専用の保湿クリーム、まめができそうなところにカット版をはる等対応をします。

雪騒動で肝心なことをしていません。しかしです。マネジャーが買ってくれた靴、足が全然痛くなく、降りしきる雪の中で結構足が前にでました。岩国基地マラソン、ハーフではいてフルマラソン始めての靴でしたが靴が走らせてくれました。靴の大事さがよくよくわかりました。

一番きつかったのは38kmあたり 高台の土手を走るときです。いつもでしたら、春風が吹いて杏の花、桜をみながら快適に走れるのでしょうが、寒風吹きさらしで、脚が冷えでカチンカチンになって痙攣さえ覚えました。たぶんランナーはみな同じ思いだったと思います。



善光寺山根さん1.JPG

フィニッシュ近くでマネジャーの姿が見えたときは大変嬉しかったです。電光掲示板の時計が4:21:xxが確認でき、「やった!」と歓喜の声を揚げました。

雪の中のマラソンつらかったけどこのタイム嬉しく私の一生で一番の思い出になるマラソンになりました。ネットタイムは4:16:12で年代別一位でした。2位の方と30分の差がありました。

翌日 山根マネジャーと「牛にひかれて善光寺参り」をしました。昨日とうってかわってすばらしい御天気で桜の花をめでることができました。マラソン無事完走のお礼述べて長野を後にしました。     終わり!!