平成25年7月8日(月)に調理実習を行い、豚肉の照り焼きを作りました。この献立は初回者用の献立で、参加者は4名でした。
本日もいつものとおり自己紹介から行いました。木村栄養士のお茶関係でお知り合いのかた、ご主人が糖尿病で料理担当の奥様や、ご本人が糖尿病で食事療法をがんばりたいというかたがいらっしゃいました。そして栄養士より、簡単な食品交換表を用いて、これだけは覚えていただきたいという食品の説明や、夏太り対策に低カロリー食品の紹介などがありました。毎回恒例となっている、りんごを実際に持って、重量を当てていただくというのをおこないました。本日のりんごはいつもより大きくなかなか想像がつかないようで「250g?」「350g?」「300g?」と悩んでおられました。実際計量してみると、480g近くあり、計量の必要性をわかっていただけたのではないでしょうか。そして献立の説明があり、「この献立は塩分1.6gと非常に塩分の少ない献立です。今日はこれに鰹と昆布でだしをとったすまし汁を入れるので塩分は2.6gになります。塩分は摂って体にいいことはありません。」とのことでした。担当に分かれて調理を開始しました。豚肉の照り焼きは「調味液に漬けておかなくてよいのですか?」また炊き合わせも「こんなに少ないだし汁で大丈夫なのですか?」と質問されておられました。人数が少なかったのですが、みなさまの手際が良すぎていつもより早く調理が終了してしまいました。
全員で盛り付けをし試食をしました。「豚肉の照り焼きはあんなに短時間しかつけていなかったのに、味がしっかりついていますね。」「炊き合わせはちょうどよい味です。そこまで長時間炊いていたわけでないのに人参も柔らかくておいしいです。」「きゅうりの酢の物は薄味ですが、しょうががきいておいしいです」「普段こんなにいっぱい食べません。ごはんがあまりました。でも漬物があればなぜかごはんは食べられる気がします」「漬物を入れると今日の塩分が3.6gくらいになってしまいますよ」と栄養士が答えていました。試食中、院長が自転車で大島を周った話や木村栄養士がラジオに出た話、参加者様のお隣の家の話など、色々な話を聞くことができました。「いつも亭主のご飯を作るばかりですが、調理実習非常に楽しかったです。」といわれる方もいらっしゃいました。その後全員で後片付けをし、記念撮影をしました。やはり毎度のことですが、院長が後片付けに参加していることに驚かれておられました。
ごはん(150 g)
豚肉の照り焼き:豚肉(生姜焼き用60g)・レタス・ブロッコリー・ミニトマト
炊き合わせ:焼き豆腐 (50g)・里芋・人参・しいたけ・さやえんどう
酢の物:キュウリ・干し わかめ・しょうが
すまし汁:三つ葉、、 生麩,わかめ
果物;りんご(75g)