平成25年11月8日に調理実習を行い、里芋のコロッケを作りました。参加者は7名でした。
本日は献立の説明の前に、木村栄養士が今年も海峡マラソン年代別1位となり、去年に引き続き連覇されたのでメダルや賞状をじっくりと見ていただきました。木村栄養士と年齢が近い人が「メダルかけてもよいかしら?人のメダルをかけて写真を撮らないと」と調理実習が始まったころから賑やかでした。そして、この2ヶ月間の様子を代表者3名に話していただきました。「柿が鈴のようになりました。自分が口に入れることはあまりありません。ですので秋になっても体重は特に増えたということはありませんでした」「外食が多くて、体重が3キロ増えてしまいました」「週1回プールに行き、車に乗れないので自転車でがんばっています。電動自転車が壊れたので普通の自転車に乗っています。」このグループでは秋の体重増加があまりないようでした。その後、説明があり、調理にうつりました。
揚げないコロッケのパン粉を炒る係の人は今年6月のアロハ会の調理実習に参加されていたからか、手馴れた様子で手早くパン粉をちょうど良い色に炒っておられました。具材を混ぜ、真ん中に鶉の卵を入れるのが難しそうでした。茶碗蒸しは、火の加減が弱すぎて1回目は時間がきても全く固まっていませんでした。しかし担当者が様子を見、長年の勘のおかげで、すがたたず滑らかなものになりました。2回目は失敗しまいと見張っていましたが、途中目を放している隙に若干すがたってしまいました。かぶの酢の物は参加者さんがカボスの酢も持ってきてくださったので、そちらを利用しました。かぶは触った時は硬かったのですが、実が柔らかく、塩をたくさん使わなくてよかったようでした。そして本日も里芋が余ったので茶巾絞りを作りました。水分が多くて茶巾にするのが難しく、かっちりとした形ではありませんでしたが、いつもより滑らかなウェーブがかったおしゃれなものになりました。
全員で盛り付けをして試食をしました。今日は参加者さんが、栗の渋皮煮や大根葉、みかんなどを持ってきてくださり、一緒に盛り付けて盛りだくさんのメニューとなりました。「豪華ですね」「コロッケは味がついているのですね」「食が進みます」「大根葉をごはんの上に乗せるだけで彩が違いますね」など言われておりました。また栗の渋皮煮は渋皮に少しでも傷がつくと煮るときに爆発して手間がかかるそうです。皆さんのために少し甘さ控えめにして持ってきてくださいました。試食中は高齢者が多くなり、現在買い物難民が増えているという話や、世界遺産に登録される和食の基本の話など様々な話があがりました。全員平らげ、片付け写真撮影をして終了しました。
きのこ茶飯:ごはん、マンナンヒカリ、まいたけ
揚げないコロッケ:里芋、牛ひき肉、長ねぎ、鶉の卵、パン粉、薄力粉、とき卵、付け合せ(キャベツ、トマト)
茶碗蒸し:卵、だし汁、海老、しいたけ、ぎんなん、三つ葉
わさび酢和え:かぶ、かぶの葉、穀物酢、砂糖、練りわさび
すまし汁:だし汁、ほうれん草、にんじん、薄口しょうゆ
季節の果物:柿、キウイフルーツ