平成25年11月15日(金)に調理実習を行い、揚げない里芋コロッケを作りました。5名の参加で、うち男性の参加1名でした。
昨日は世界糖尿病デーでしたので、「昨日は何の日だったかご存知でしたか?」から始まりました。「ヒントは糖尿病に関することです」「昨日は世界糖尿病デーで、日本の各地がブルーにライトアップされました。この近辺では柳井の町並み資料館がライトアップされていました。」へーと言われる人が多く、まだまだ乳がんのピンクリボンのようにブルーサークルは知れ渡っていないように感じました。そして恒例の2ヶ月間の食事運動療法の報告を代表者にして頂きました。「ずっと続けているだけで、他に変わったことはありません」毎週火曜に当院の2階である体操教室にも参加している方の報告でしたが、色々な事を少しだけするのではなく、ずっと継続しておられるので検査値も低い値を保っておられ、素晴らしいと思います。もう一方の報告は「○○さんに教えていただいたのですが、最近玄米が良いと聞いて、それに玉ねぎの皮の粉末を入れて食べています。色が少し茶色くなりますが味は食べられないことはないですよ。これを継続しなければね」とのことでした。
献立の説明の後調理にうつりました。人数がいつもより少ないのでコロッケと茶碗蒸しをメインとし、その他を手が空いている人にして頂きました。コロッケは男性にも入っていただきました。3名で協力してまるめ、ウズラの卵を真ん中にもっていくのがむずかしそうでした。それから小麦粉→卵→パン粉につけてオーブンで10分程度焼き、その間に果物や付け合わせのせんキャベツ、トマトをレストランのようにたてて盛りつけていただきました。また男性に柿の皮剥きをお願いするとすばやく剥いてくださいました。奥様にお聞きすると「本人が食べたいから毎日剥いてくれるのですよ。」とのことでした。茶碗蒸しはいつもはざるで濾すのを万能濾し機で濾してみました。そして中に入れる具材を担当者の提案で椎茸をいつもと違うように軸まで入れて薄切りをしました。軸も一緒に薄切りするだけで、いつもと異なるようです。茶碗蒸しは少し目を離したすきにすが立ってしまい、今回も反省点となりました。それから全員で盛り付けをし、試食をしました。ある患者様が、きれいに紅葉した葉っぱを持ってきて下さったので、果物の器に飾ると、いつもとまた雰囲気が変わった秋らしい盛り付けになりました。試食中は、miyabiでの食事会の話がでました。「先にどれをとるとカロリー計算したけどひっそりとっていました。あとから確認があって指摘されると思ったのですが、特に何も言われなかったんです。」と裏話を話してくださいました。また、miyabiの食事会の時に大根の重さ当てクイズをしたので、大根の話になり、「おでんの大根は前日に冷凍するとよいらしい」ということをテレビで放送していたことが出て、今からおでんの時期になるので、詳しく聞いておられました。冷凍すると細胞が壊れるからじっくり煮なくても味が染みるようです。ぜひ家でもやってみようかと思います。
きのこ茶飯:ごはん、マンナンヒカリ、まいたけ
揚げないコロッケ:里芋、牛ひき肉、長ねぎ、鶉の卵、パン粉、薄力粉、とき卵、付け合せ(キャベツ、トマト)
茶碗蒸し:卵、だし汁、海老、しいたけ、ぎんなん、三つ葉
わさび酢和え:かぶ、かぶの葉、穀物酢、砂糖、練りわさび
すまし汁:だし汁、ほうれん草、にんじん、薄口しょうゆ
季節の果物:柿、キウイフルーツ